特注の檻の中で男は甘く悶絶させられる
2019.10.07.Mon.21:00
太いパイプと細いパイプ。それらを複雑に組み合わせて作られた器具は、対象の人物の肉体に合わせて作られた特注品の、檻だ。
足は肩幅に開かされた上でつま先のみを床に触れさせ、膝を深く曲げた状態から離れられなくされている。腕は身体に引き寄せるように折り曲げさせられ、限界まで開かされたまま閉じられない手が顔の横に位置した状態を強いられている。これらだけでも抵抗はままならないというのに、器具は丸出しの尻穴と男根を後ろに突き出す形で上体を前に倒させ、顔を下ろさせないよう、言葉を発せないよう口にスポンジ製のカバーを施した細いパイプを噛ませてしまっている。
不自然な体勢で固められ、パイプの檻に身動きを封じられた者はもはや、手も足も口も出せない。出来ることと言えば、無様な唸りを漏らすことだけ。敵対する怪盗の青年に攫われ無様な姿を強いられた刑事の男のように意味を持たないくぐもった唸りを放ちながら、無防備な裸体に注がれる責めに悶え苦しめられることだけだ。
「ふふっ……良い表情ですよ、刑事さん。今まで僕が盗んできたどの美術品よりも美しい、淫らな苦悶の表情ですね」
「うぅっ! あぐ、ぶむぁぁっ!」
年下の青年に、憎き怪盗に笑いながら悶絶の様子を美しいと評された刑事は、怒りを唸りに乗せ青年怪盗に向かって浴びせかける。だが、指一本すら自由に動かせない男が怒りを浴びせたところでそれは青年怪盗を悦ばせる効果しか持たない。何もかもを制限され、為す術無く弄ばれている刑事の男が見せる必死の怒りに興奮を増幅させられた青年怪盗は、笑みの残忍さを強めながらうっとりとした口調で言う。
「あぁ、その反抗的な態度、堪らないですよ。実に美しい。もっともっと苦しめてあげますから、もっともっと美しい反抗を僕に愉しませてください」
刑事の鋭い視線に貫かれながらそう告げた青年怪盗は、何の躊躇いも無く右手に握ったリモコンを動かし、刑事を嬲る機械の駆動をより激しい物にした。
裸体を閉じ込めるパイプの檻に固定された極太のバイブが、奥深くまでみちみちに埋め尽くした刑事の腸壁を振動させながら荒々しく抉り、表面に生えた無数のイボで柔らかな肉を掻き毟る。男根を囲う格子状に組まれたパイプの内側に吊り下げられている幾つものローターがその振動を強め、互いにカツカツとぶつかり合いながら逃げ場の無い刑事の男根を甘い快楽でいたぶる。
その機械から逃れたくても、パイプの檻に自由を取り上げられた刑事の裸体は機械に手を近付けることさえ出来ない。刑事はビクともしない異常な檻の中で裸体を惨めにくねらせながら、青年怪盗の前で絶頂を迎えさせられるしか無いのだ。
「んーっ! むぅ、ぶふぅぅぅぅぅーっ!!」
「あぁ、我慢している表情も素晴らしいですね。絶頂させられまいと耐える刑事さん、とても美しくて、可愛いですよ」
「あむっ……むぁぁぁぁんっ!!」
自分の反応と痴態の全てを欲情と興奮に変換する青年怪盗に捕らえられ、一方的な快楽に悶絶させられる哀れな刑事は思い通りになりたくないと考えて射精を拒む自分の様子にさえ悦びを見せる青年怪盗に恐怖と絶望の感情を芽生えさせながら檻の中で情けなく身悶え、拒みきれない絶頂へと追い詰められる自分の姿で青年怪盗を更に悦ばせていくのだった。
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足は肩幅に開かされた上でつま先のみを床に触れさせ、膝を深く曲げた状態から離れられなくされている。腕は身体に引き寄せるように折り曲げさせられ、限界まで開かされたまま閉じられない手が顔の横に位置した状態を強いられている。これらだけでも抵抗はままならないというのに、器具は丸出しの尻穴と男根を後ろに突き出す形で上体を前に倒させ、顔を下ろさせないよう、言葉を発せないよう口にスポンジ製のカバーを施した細いパイプを噛ませてしまっている。
不自然な体勢で固められ、パイプの檻に身動きを封じられた者はもはや、手も足も口も出せない。出来ることと言えば、無様な唸りを漏らすことだけ。敵対する怪盗の青年に攫われ無様な姿を強いられた刑事の男のように意味を持たないくぐもった唸りを放ちながら、無防備な裸体に注がれる責めに悶え苦しめられることだけだ。
「ふふっ……良い表情ですよ、刑事さん。今まで僕が盗んできたどの美術品よりも美しい、淫らな苦悶の表情ですね」
「うぅっ! あぐ、ぶむぁぁっ!」
年下の青年に、憎き怪盗に笑いながら悶絶の様子を美しいと評された刑事は、怒りを唸りに乗せ青年怪盗に向かって浴びせかける。だが、指一本すら自由に動かせない男が怒りを浴びせたところでそれは青年怪盗を悦ばせる効果しか持たない。何もかもを制限され、為す術無く弄ばれている刑事の男が見せる必死の怒りに興奮を増幅させられた青年怪盗は、笑みの残忍さを強めながらうっとりとした口調で言う。
「あぁ、その反抗的な態度、堪らないですよ。実に美しい。もっともっと苦しめてあげますから、もっともっと美しい反抗を僕に愉しませてください」
刑事の鋭い視線に貫かれながらそう告げた青年怪盗は、何の躊躇いも無く右手に握ったリモコンを動かし、刑事を嬲る機械の駆動をより激しい物にした。
裸体を閉じ込めるパイプの檻に固定された極太のバイブが、奥深くまでみちみちに埋め尽くした刑事の腸壁を振動させながら荒々しく抉り、表面に生えた無数のイボで柔らかな肉を掻き毟る。男根を囲う格子状に組まれたパイプの内側に吊り下げられている幾つものローターがその振動を強め、互いにカツカツとぶつかり合いながら逃げ場の無い刑事の男根を甘い快楽でいたぶる。
その機械から逃れたくても、パイプの檻に自由を取り上げられた刑事の裸体は機械に手を近付けることさえ出来ない。刑事はビクともしない異常な檻の中で裸体を惨めにくねらせながら、青年怪盗の前で絶頂を迎えさせられるしか無いのだ。
「んーっ! むぅ、ぶふぅぅぅぅぅーっ!!」
「あぁ、我慢している表情も素晴らしいですね。絶頂させられまいと耐える刑事さん、とても美しくて、可愛いですよ」
「あむっ……むぁぁぁぁんっ!!」
自分の反応と痴態の全てを欲情と興奮に変換する青年怪盗に捕らえられ、一方的な快楽に悶絶させられる哀れな刑事は思い通りになりたくないと考えて射精を拒む自分の様子にさえ悦びを見せる青年怪盗に恐怖と絶望の感情を芽生えさせながら檻の中で情けなく身悶え、拒みきれない絶頂へと追い詰められる自分の姿で青年怪盗を更に悦ばせていくのだった。
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