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復讐は潰え男は飼い殺される

2019.09.03.Tue.21:00
医療の仕事に従事していた恋人から治療を受けておきながら、自分が悪事に手を染めている事実に感づいたからと手に掛けた男を憎み続け、俺はようやくその男に接触することが出来た。拳銃で奴の頭部を撃ち抜ける日が来るのを待ち侘びていた俺は、表面では柔和な笑みを浮かべながら心に復讐への決意を滾らせ、奴との食事の場に赴いた。
だが、奴は何もかもを見抜いていた。俺の正体を把握し、復讐心を知った上で俺を近付けさせた奴は自分の部下で固めた食事の場で俺を生け捕りにし、助けの望めない奴の屋敷の地下で、俺を飼い殺し始めた。
もう俺は、目の前に無防備な奴がいても襲いかかれない。胸で怒りを暴れさせても、俺はそれを奴にぶつけられない。
両手両足を窮屈に折り畳ませ、金属のリングを噛ませて口に開けたままの状態を強要する茶色い犬の着ぐるみに全身を包み込まれた俺は復讐を果たすことはおろか舌を噛んで自ら命を絶つことすらも許されぬまま、殺したいほどに憎んでいる男が注ぐ屈辱と恥辱に弄ばれるしか無い。
発情を促す媚薬混じりの餌を与えられても俺はそれを拒めず、餌によって引き起こされた発情の影響で硬く変化させられた男根を着ぐるみから取り出され淫具や奴の手で責め立てられても俺はその動きに抗えず、着ぐるみにあらかじめ開けられていた穴から丸見えとなっている尻穴を犬の尻尾を生やした極太のバイブで掻き回され奴の男根で犯されても俺は快楽に逆らえず、閉じられない口から惨めな鳴き声を発して悶え狂わされるしか無い。

あらゆる抵抗を封じられ、地下に監禁された俺は恋人を奪った憎い相手が叩き込む責めに屈してイきまくらされるだけの存在だ。
復讐に失敗し、生きたまま捕らわれた俺は着ぐるみに閉じ込められた肉体を容赦無く弄ばれ、性処理を担う淫らなペットとして憎い男に飼育される以外に道は残されてはいないのだ。

「○○のお尻の穴、きゅうきゅう絞め付けて私のモノを歓迎してくれてるね。最初の頃とは比べ物にならないくらいエッチな反応を見せてくれて、飼い主としても嬉しいよ」
「あぉっ! おぉぉぉっ!」

ささやかな反抗として、尻穴の淫らな様子を伝えてきた奴に俺は鋭い唸りをぶつけた。もちろん、効果など無い。あるとしたら、それは奴を悦ばせる効果と、まだ自分の理性が快楽に蝕まれ切っていないことを確認する効果くらいだ。

「そっかそっか、褒められて嬉しいんだね。素直な良い子にはご褒美をあげようね、○○の大好きなお尻ほじりをしながらおチ○チン苛めをして、たくさん気持ち良くしてあげるからね」
「うぅっ、おご、あぐぁぁぁぁーっ!!」

満面の笑みを見せながら腰を前後に振りつつ右手で俺の男根を扱き始めた奴に向かって、俺は淫らに歪んだ悲鳴を上げながら怒りを込めて睨み付ける。

「そんなに可愛い顔しないでよ。もっともーっと、○○をいたぶって上げなくちゃいけなくなるじゃないか」
「うっ、うぅっ、おぅぅぅぅっ!」

嬉々として言い、腸内を蹂躙する男根の速度と俺の男根を甘く嬲る右手の速度を引き上げた奴の責めに鳴き叫び、自由を取り上げられた着ぐるみ入りの肉体を痙攣させながら俺は涙に潤んだ目で一生懸命に奴を射抜き、思い通りに陥落しないことが復讐の代わりになると自分に言い聞かせて逃れられない肉体を駆け巡る快楽を否定し自我の崩壊を食い止めていた。
それがより自分を苦しめるだけと理解していても、堕ちないよう耐える自分を眺めて奴が愉しんでいることを把握しつつも、恋人の敵を討てず淫らなペットとして飼われている絶望の事実を直視出来ない俺は無理矢理な論理で自分を慰め、屈服を無意味に遠ざけていた。






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