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青年は器具で捕らわれ淫らに陥落させられる

2019.08.04.Sun.21:00
「博士、頼まれていた例の実験に関する書類この机に置いておきますね」
「ありがとう、あぁ、ちょっと待った○○君」
「ん、何ですか?」

用を済ませて部屋を出ようとしていた青年は、自身が博士と呼んだ壮年の男に呼びとめられて振り向きこっちに来てくれと手招きしている男の場所へと歩み寄った。

「ちょっとデータを取るのに協力してくれないか? 時間は取らせないからさ」
「構いませんが……何をすれば良いのですか?」
「このグローブを嵌めて、この箱型の機械を押して欲しいんだ。手の付近の筋肉に作用して身体能力を一時的に引き上げるグローブを作ってみたんだが、私だと元が非力すぎて有用なデータが得られなくてね……」
「分かりました」

男の頼みを受け入れ、青年は男が差し出したグローブを自ら嵌めていく。言われるがままに黒一色のグローブを左右の手に嵌め、しっかりと手首の部分にあるベルトを絞めた青年は白衣を脱いで近くの机に載せると、自身の身長よりも少し高い箱形の機械の側面に両手をあて足の力と体重を駆使して全力で箱を押し始めた。

「ぬっ……くっ、ふっ……!」

歯を食い縛り、青年は箱を押している。そうして箱を押しながら、青年は違和感を覚えていた。
身体能力を一時的に引き上げるグローブだと言われていたのに、その恩恵を全く感じないのだ。
押すことに一生懸命になりすぎて変化を自覚出来ていないのだろうか。そんなことを考えながら箱を押していた青年に、男は満足げな声音で言った。

「ご苦労、スパイ君。もう十分だよ」
「そうですか、じゃあ僕は……っ!?」

当然のように自分の正体を口にされた事実に遅れて気が付き、青年は驚愕の表情を浮かべながら男の方を見た。男は笑っている。驚き、焦っている青年スパイの様子を眺めて、男は黒い笑顔を浮かべている。
背筋を凍らせる男の笑みを見た青年スパイは胸に恐怖の感情を募らせ、この場から逃れようとした。しかし、出来なかった。
先程まで箱を押していた青年の手は、男が用意したグローブを嵌めて箱を押した手は、押したときの状態から離れられないようぴったりと箱に貼り付いてしまっていたからだ。

「おかげで良いデータが取れたよ、スパイ君。正体を暴いていない状態であれば、実験の協力を頼み込む形であれば、違和感なく小型の接着剤を仕込んだグローブを自ら嵌めさせてこうして捕らえられる、実に良いデータが取れたよ」

笑みの黒さを濃くしながら、男が白衣を揺らしつつゆっくりと青年スパイの元へと歩み寄ってくる。それを見て青年は表情を歪め一層激しく手を動かしたが、自分の意思でしっかりと絞めたベルトのせいでグローブは外れず、手はどうやっても箱から離れられない。

「じゃあ次は、別のデータを取るのに協力してもらおうかな。無様に捕まったスパイの君を使って、私が趣味で作った機械達の具合を確かめさせてもらうよ」

貼り付けられた青年の右腕の近くでしゃがみ込み、怯え切った哀れなスパイの表情を覗き込みながら宣言する男は自身の白衣から取り出したハサミを青年の視界内で揺らして青年の表情が更に歪むのを愉しみつつ、何の躊躇いも無くそのハサミを使って青年スパイが身に着けていた衣服を切り裂かれた布へと変えていった。



油断し、グローブを使った罠に嵌められた青年スパイが身動きを封じられてから数時間が経った。衣服を全て脱がされ切り刻まれ、箱に貼り付いたグローブ以外何も身に着けていない裸体へと変えられ、その裸体に男が作り出した残酷で淫らな責め具達を固定されてから長い時間が経過した。
胸元に取り付けられた半球状の器具の内側に仕込まれている柔らかな毛のブラシで左右の乳首を乳輪ごと休み無くくすぐられ、男根の亀頭の下にあてがわれた輪状の器具から伸びた短いアーム達の先にある硬めの毛で作られたブラシに過敏な亀頭を容赦無く擦り回され、尻穴に固定されたペットボトルのキャップのような形状の器具に恥ずかしい穴を吸い上げられながら窄まった穴のシワ一つ一つを数えるように器具の内側に存在する先の細い毛のブラシでなぞられ続けた青年スパイはもはや、耐えがたい恥辱と決して絶頂には至れぬもどかしい快楽に心と身体を叩きのめされている。
どんなに身体を火照らされ絶頂したいという欲求を高めても、恥部を責め立てる淫具の刺激は弱すぎてそこにはたどり着けない。逃げ場の無い甘い熱ばかりが延々と蓄積していく苦悶から抜け出したいと願っても手は思い通りに動かせず、グローブを箱に貼り付けた物と同じ接着剤で恥部へと貼り付けられた淫具達は青年スパイがなりふり構わずに裸体をくねらせ汗と体液を飛ばしながら必死に身悶えても剥がれない。
自由を奪われ、淫らな弱点を緩い快楽で弄ばれ、生殺しの地獄に追い詰められた青年スパイはもう、射精への渇望に思考内を隙間無く埋め尽くされてしまっている。
射精を迎えられるなら何でもする。誇りも、スパイとしての任務もどうでも良い。理性をすり減らされ、淫欲に反抗心を押し潰された青年はとうとう、その言葉を口にしてしまった。
自分が作り出した淫具の責めに青年スパイがはしたなく悶え苦しむ様を目と耳で味わい、目を細めて背後から痴態を観察している男に対する哀願の言葉を、青年スパイは震える口から発してしまった。

「もう、もぉ……ゆりゅひへ、ください。イかへて、イかしぇてぇぇ……おがじく、なりゅ。おかひく、なりゅぅぅぅっ……!!」

舌足らずな言葉を紡ぎ、潤んだ瞳から涙を零し、切羽詰まった声音で青年スパイは射精をおねだりする。そんな惨めで情けないおねだりを行った青年に口角を残忍に吊り上げた男は、嘲りを込めて青年に返事をした。
責めに耐えきれず心の底から溢れ出た青年スパイの願望を冷たく一蹴し、絶望へと突き落とす返事を、だ。

「駄目だよ。まだまだデータが足りないから当分はイかせてあげられないね。もっと苦しんで、イくことだけしか考えられないくらいに正気を無くして、データを取る意味が無くなるくらいに君が壊れたら射精をさせてあげるよ。おねだりが出来る内は、残念だけどずっとお預けだ」
「い、いやぁ……! だれが、だじゅげでぇ……!! イがぜで、しゃせー……しゃせぇぇ……っ!!」

絶頂を欲しがる青年スパイの悲痛な叫びを聞く者は残酷な男と、スパイである青年の敵に位置する者しかいない。
捕らわれた青年スパイは味方のいない建物の中に淫らな願望を乗せた声を虚しく響かせながら一分一秒ごとに心を跡形も無く溶かされていき、人間であることを失い射精を欲するだけの淫獣へと堕とされていくのだった。






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