機械は持ち主の命令に従い動く
2019.08.01.Thu.21:00
私の前で目を覚ました少年は、私を見るなり不機嫌の感情に満ちた言葉を浴びせてきた。
「は? あんた誰だよ。てかここ何処だよ。っうわ!? 服も着てねーじゃん! さっさと何か寄こせよオッサン!」
目を覚ましたら突然知らない場所で知らない男が自分を見ており、その上衣服を一切身に着けていない状態にあった。そんな反応を見せる少年に、私は感心した。好奇心に駆られ購入してみた少年型のアンドロイドの性能が、私の想像を大きく超えていたからだ。
私を攻撃的な目で見つめ、衣服を要求する少年は自分を完全に人間だと認識し、そのように振る舞っている。これは良い物を手に入れた。演技では全くない新鮮な困惑の反応に私は思わず表情を笑みで歪め、その笑みを少年に向けた。
「何ニヤニヤしてんだよ、気持ち悪ーなオッサン。つか、服を寄越せって言ってんだろ!? オッサン耳がイかれてんのか?」
少年を注文した時に要望を出した反抗的な性格に従って身の程をわきまえずに発せられる口汚い罵倒に、私は興奮を募らせていく。
今からこの少年を私好みに屈服させていく悦びに背筋を震わせながら、私はほんの少し前まで自分が寝ていたベッドのシーツを使って裸体を覆う少年に、持ち主として命令を出した。
どんなに嫌だと心で思っても機械である少年は絶対に逆らえない、恥辱と屈辱を味わわせる命令だ。
「ベッドから下りて、足を開いて立ちなさい。手も頭の後ろに組んで恥ずかしいところがよく見えるようにするんだよ?」
「……はぁ!? お前マジで頭おかしいんじゃ……!?」
怒りを乗せた少年の声は、途中で途切れた。自分の意に反して身体が勝手に動き、命じられた通りの無様な格好を取ったら誰でもそうなるだろう。自分を人間だと思い込んでいる哀れなアンドロイドの少年もそれは同じで、少年は自分の物であるはずの肉体が取りたくもない体勢となっていく状況に驚愕している。だが、打つ手は何も無い。ベッドから下りた少年は私の前で情けなく足を開き、手を後頭部で重ね、丸出しの乳首と男根をさらけ出す姿となった。
「うんうん、良い眺めだよ。可愛らしい乳首も、小ぶりな性器も、怯えている顔も愉しめる素晴らしい格好だ」
「ふっ……ふざけんな! 俺に、何しやがった!? 戻せよ! 解放しろよ変態!」
声を恐怖に震わせながらも、少年は私に反抗を続けている。その反抗が自身にプログラムされた物だなんて想像すらせず、鋭い感情をぶつけている相手の私が自分の全てを支配する絶対の存在であるとも知らず、哀れな少年は固められた裸体を小刻みに震わせ危機的な状況を変えようともがいている。
そんな少年の様子に私は更に興奮を募らせながら、追加の命令を下した。少年に自分の立場を思い知らせる命令を、だ。
「そんな口を利いちゃ駄目だろう? 悪い口は、しばらく閉じておこうね」
「んむぅぅぅっ!?」
追加の命令で少年の口はぴったりと閉じたまま開けなくなった。言葉で逆らうことすら禁じられた少年は表情に浮かぶ恐怖と絶望の色を一気に強め、私を貫いていた目の鋭さを保ちきれずに弱めさせる。
もちろん、少年の態度が怯えに染まった物となっても私は慈悲を抱かずに少年に次の命令を与える。持ち主が所有物をどう扱おうと自由である上に、私が淫らに悶え苦しむ少年を見たくて堪らないからだ。
「さて、まずはその態度を改めさせてあげようね。とりあえず、その格好のまま一時間イきまくりなさい。あ、射精は禁止だよ。これは躾なんだから、たっぷり苦しめて良い子にしてあげないとね」
「んぶぅっ!? んー! むぎゅぅぅぅぅっ!」
自分の体内で射精を不可能にさせる機構と触られてもいない身体全体に容赦の無い快楽を生み出す機構が準備を始めている残酷な事実を知る由も無い少年は、涙に潤んだ目を見開き言葉を奪われた口から救いを求める唸りを発して、苛烈な淫獄が始まるその時まで無意味な哀願で私の目と耳を存分に愉しませてくれていた。
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「は? あんた誰だよ。てかここ何処だよ。っうわ!? 服も着てねーじゃん! さっさと何か寄こせよオッサン!」
目を覚ましたら突然知らない場所で知らない男が自分を見ており、その上衣服を一切身に着けていない状態にあった。そんな反応を見せる少年に、私は感心した。好奇心に駆られ購入してみた少年型のアンドロイドの性能が、私の想像を大きく超えていたからだ。
私を攻撃的な目で見つめ、衣服を要求する少年は自分を完全に人間だと認識し、そのように振る舞っている。これは良い物を手に入れた。演技では全くない新鮮な困惑の反応に私は思わず表情を笑みで歪め、その笑みを少年に向けた。
「何ニヤニヤしてんだよ、気持ち悪ーなオッサン。つか、服を寄越せって言ってんだろ!? オッサン耳がイかれてんのか?」
少年を注文した時に要望を出した反抗的な性格に従って身の程をわきまえずに発せられる口汚い罵倒に、私は興奮を募らせていく。
今からこの少年を私好みに屈服させていく悦びに背筋を震わせながら、私はほんの少し前まで自分が寝ていたベッドのシーツを使って裸体を覆う少年に、持ち主として命令を出した。
どんなに嫌だと心で思っても機械である少年は絶対に逆らえない、恥辱と屈辱を味わわせる命令だ。
「ベッドから下りて、足を開いて立ちなさい。手も頭の後ろに組んで恥ずかしいところがよく見えるようにするんだよ?」
「……はぁ!? お前マジで頭おかしいんじゃ……!?」
怒りを乗せた少年の声は、途中で途切れた。自分の意に反して身体が勝手に動き、命じられた通りの無様な格好を取ったら誰でもそうなるだろう。自分を人間だと思い込んでいる哀れなアンドロイドの少年もそれは同じで、少年は自分の物であるはずの肉体が取りたくもない体勢となっていく状況に驚愕している。だが、打つ手は何も無い。ベッドから下りた少年は私の前で情けなく足を開き、手を後頭部で重ね、丸出しの乳首と男根をさらけ出す姿となった。
「うんうん、良い眺めだよ。可愛らしい乳首も、小ぶりな性器も、怯えている顔も愉しめる素晴らしい格好だ」
「ふっ……ふざけんな! 俺に、何しやがった!? 戻せよ! 解放しろよ変態!」
声を恐怖に震わせながらも、少年は私に反抗を続けている。その反抗が自身にプログラムされた物だなんて想像すらせず、鋭い感情をぶつけている相手の私が自分の全てを支配する絶対の存在であるとも知らず、哀れな少年は固められた裸体を小刻みに震わせ危機的な状況を変えようともがいている。
そんな少年の様子に私は更に興奮を募らせながら、追加の命令を下した。少年に自分の立場を思い知らせる命令を、だ。
「そんな口を利いちゃ駄目だろう? 悪い口は、しばらく閉じておこうね」
「んむぅぅぅっ!?」
追加の命令で少年の口はぴったりと閉じたまま開けなくなった。言葉で逆らうことすら禁じられた少年は表情に浮かぶ恐怖と絶望の色を一気に強め、私を貫いていた目の鋭さを保ちきれずに弱めさせる。
もちろん、少年の態度が怯えに染まった物となっても私は慈悲を抱かずに少年に次の命令を与える。持ち主が所有物をどう扱おうと自由である上に、私が淫らに悶え苦しむ少年を見たくて堪らないからだ。
「さて、まずはその態度を改めさせてあげようね。とりあえず、その格好のまま一時間イきまくりなさい。あ、射精は禁止だよ。これは躾なんだから、たっぷり苦しめて良い子にしてあげないとね」
「んぶぅっ!? んー! むぎゅぅぅぅぅっ!」
自分の体内で射精を不可能にさせる機構と触られてもいない身体全体に容赦の無い快楽を生み出す機構が準備を始めている残酷な事実を知る由も無い少年は、涙に潤んだ目を見開き言葉を奪われた口から救いを求める唸りを発して、苛烈な淫獄が始まるその時まで無意味な哀願で私の目と耳を存分に愉しませてくれていた。
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