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怪盗は少年探偵を吊るしていたぶる

2019.07.25.Thu.21:00
幾つもの難事件を解決へと導いた少年探偵は、その聡明な頭脳を総動員して自分が置かれている状況から脱出する方法を探っている。
けれど、その方法は見つからない。必死に考えてみても、衣服を剥ぎ取られた裸体に縄の拘束を施され腹側を下にして宙に吊るされた状況を変える術は思い付かない。
思案を諦め口に噛まされた棒状の枷ごしにくぐもった唸りを上げながらじたばたともがいてみても、二の腕を胴体に短く繋がれ背中で重ねさせられた手首を縛られ折り畳まされた足を伸ばしたくても伸ばせないよう縄できつく括られた裸体は自由を取り戻せず、それらの拘束の縄に後から足された縄を使って天井からぶら下げられた少年探偵の身体は情けなくゆらゆらと前後左右に動くだけだ。
手足を大きく制限され、言葉を封じられ、床を這っての移動も不可能にされた哀れな少年探偵。自慢の頭脳が何の役にも立たない状態へと追いやられ、無防備に恥部を晒す格好を強いられた惨めな少年探偵。そんな哀れで惨めな少年探偵を作り出した男は、少年と敵対していた怪盗の男は、一切の抵抗を封じた少年に無慈悲な辱めを加え、みっともなく悶え苦しむ様を存分に愉しんでいた。

「苦しいねぇ、探偵君。乳首とお尻に薬を塗られて、痒くて痒くて仕方なくさせられてるのは苦しいよねぇ。あの小生意気な君が真っ赤に火照らせた顔を汗と涙と唾液でぐちょぐちょに汚してるくらいだから気が狂いそうなくらいに苦しいんだよねぇ。うんうん、分かるよ」
「うぐ……ふぅ、む、んむむぅっ……!」

吊るされた少年探偵の正面で椅子に腰掛けている怪盗の男が、残酷な痒み薬に追い詰められ平静さを完全に失った少年の苦悶の表情を眺めながら笑顔を浮かべ、余裕に満ちた非情な言葉を浴びせてくる。その非情な言葉に対して、少年探偵は怒りを募らせることすら出来ない。
左右の乳首を襲うむず痒さに精神をすり減らされ、尻穴を嬲るむず痒さに理性をじわじわと蝕まれた少年探偵は限界をとっくに超えている。乳首を絶え間無く嬲り、尻穴をヒクヒクと収縮させている痒みを解消してもらえるなら、プライドなどどうでも良い。
地獄のような苦しみから逃れたい一心で少年探偵は、縄に身動きを取り上げられた裸体をくねらせ誇りを捨てた哀願の言葉を塞がれた口で放ちながら、自分を捕らえた憎い敵である怪盗の男に向かって心の底から許しを求めた。

「んもぉ、ふりゅ、ひへ……はゆいの、もぉ、ひゃら……はふへへ、はふへへぇぇっ……!!」

不明瞭な言葉であっても伝わる懇願の意志。少年探偵が示したその一生懸命な懇願を聞き、自分に向けられている愉快極まりない汚れきった少年探偵の顔を見た怪盗の男は目を細め冷たく微笑むと、何の躊躇いも無く少年探偵を突き放した。

「おや? まだ助けてくれなんて思うくらいの余裕があるんだね。大分苦しんでると思ったけど、どうやら勘違いだったみたいだね。君が壊れるまでの過程をまだまだ愉しめそうで嬉しいよ、探偵君」
「ふ、むぅっ……!?」

予想など欠片もしていなかった怪盗の言葉を耳にした少年探偵は驚愕に満ちた顔で怪盗をしばし見つめると、やがて絶望に打ちひしがれて脱力し顔を怪盗から床に向けた。

「んー、探偵君の苦しむ顔が見られないのは残念だけど。これはこれで縄に縛られた手や身悶える身体がよく見えて面白いね。僕に捕まっていたぶられてる探偵君は本当、見てて飽きないね」
「うぐ、む、ふぅぅ……」

怪盗の声をどこか他人事のように聞きながら心を折られた少年探偵は吊るされた裸体を無意識によじり、自分を崩壊へと追いやっている乳首と尻穴の痒みを何の意味も無いのに誤魔化していた。






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夢幻の如く
2019年7月31日16時54分追記
タイトルのミスを指摘して下さった方、ありがとうございました。
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