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気まぐれな快楽で社長は捕らえた男を壊す

2019.07.24.Wed.21:00
「君、うちの黒い部分の情報を集めて告発しようとしてるよね?」

ビルの最上階へと足を運び、社長の男の前に立った男を待ち受けていたのは裏で進めていた準備を指摘する言葉と背筋を凍らせる笑みだった。
男の本能が、一瞬で危険を察知する。ここにいてはいけないと判断した男は素早く背を向け社長室から脱出しようと扉に向かって駆け出した。
真紅の絨毯の上を革靴で走り、男はスーツ姿で必死に逃走を図る。後もう少しで扉に着く。その位置で男は右手を前に出し、ドアノブをすぐに掴めるようにした。
だが、男はドアノブを掴めなかった。男がドアノブを掴むよりも先に、扉まで辿り着くよりも先に扉が開き、部屋の外から社長の息が掛かった者達が雪崩れ込んできたからだ。

「うっ! うわぁぁっ!? や、めろぉっ! 離せ! 離せぇぇっ!!」

通り道を塞ぎつつ男に飛びかかった者達は、どうにかして逃れようと足掻く男を数の暴力で組み伏せ手足に拘束を施していく。なりふり構わずに暴れても、男に勝ち目など無い。十数人の男の手で床にうつ伏せで押し付けられ、左右の手首から先と革靴と靴下を脱がされた足の足首から先に黒のガムテープをぐるぐると厳重に巻き付けられても、男は為す術無く手足の自由を取り上げられるしか無いのだ。

「ほど、け! 解け……っ!」

あっという間に逃げることはおろか抗うことすら叶わない状態へと追いやられた男は、絨毯の上に転がされた身体をのたうち回らせながら手足に力を込め拘束を振り解こうと試みている。
もちろん、そんなことをしても拘束は解けない。厳重に巻かれたテープは男の左右の手足をきつく括って包み込み、指を動かすことさえ満足に行えないようにしてしまっている。
文字通り手も足も出せず、自分の行動を見抜いていた社長の罠に嵌められ捕らえられた哀れな男。その男の元へ悠然と歩み寄り、惨めに身動きを封じられた姿を見下ろして笑みを浮かべた社長の男は、男を拘束した男達に向かって指示を出した。

「彼は私の家の地下室に運んで、一時間おきに投薬しておいてくれ。薬をたっぷり愉しめるよう目と口を塞いで、自分の立場を思い知れるよう服を全部剥いだ上でね」
「かしこまりました」
「さぁ、行くぞ」
「ひっ!? いっ、嫌だ! 下ろせ、下ろしてくれぇぇぇっ!!」

恐怖に支配された叫びを放つ男の声は状況を何一つとして変えられず、机に戻る社長の男の興奮を煽るだけだった。



社長室で罠に嵌められ、男が捕らえられてからどれだけの時間が経っただろう。罠に嵌めた張本人である社長の自宅へと連行され、地下室へと運ばれ、社長の指示通りに目と口を塞ぐガムテープを施され身に着けていたスーツをナイフで無残に切り裂かれ、一時間ごとに薬品を投与され始めてから何時間が経過したのだろう。
床に置かれた分厚い薄桃色のマットに寝かされた男の身じろぎと、鼻から下を覆うテープに閉ざされた口から漏れる男の唸り以外音らしい音の無い地下室では正確な時間など計れない。何より、腕に突き刺された注射針から体内へと流し込まれた薬品が生み出す苦しみに襲われ、気が狂いそうな程の淫らな欲望を無理矢理に抱かされていては正しい時間感覚を保つ余裕なんて無い。
目を閉ざされたことで視覚情報を遮断され、音がほとんど無い地下室に閉じ込められたことで聴覚からの情報をも取り上げられた男は、嫌でも淫欲に集中せざるを得ない。
意識しないように努めても、薬の力で限界まで張り詰めさせられた男根を嬲る疼きは到底意識の外へは追いやれない。触りたい。刺激して快楽を得たいという欲求が男の中に湧き上がる。だが、男はギリギリのところで踏みとどまり、自分を乗せているマットに男根を擦り付ける自慰を拒んでいた。
何時までもここに自分を監禁など出来るわけが無い。いずれ自分が姿を消したことは他の誰かに伝わり、警察による捜索が始まるだろう。そうなったら自宅に隠してある社長の男が関わった悪事の証拠が警察に渡り、捕らわれた自分への救助も来るはずだ。男はそう信じ、淫欲に溺れずに耐え続けている。そうして長時間耐え続けた男の耳に、耳障りな金属音が聞こえた。何度も耳にして覚えたこの音は、地下室の扉が開かれた音だ。

「んむ、むぶぅぅっ……!」

また、淫薬を注射される。その事実に打ちひしがれつつも、男は怒りを込めて鋭く唸った。すると、鋭い唸りを向けられた者はにっこりと微笑み、愉しげな口調で男に言った。

「すごいねぇ、あの薬を投与されてこれだけ時間が経っているのにまだ正気が残ってるのは君が初めてだよ」
「むぅ……っ!」

この声は、社長の男だ。その事実に気付き、怯えから無意識に身を強ばらせた男の様子を観察しながら、社長は男が転がされているマットの上に自身も寝転がり、抵抗を封じた衣服を取り上げた男の無防備な裸体を右側から好き勝手にまさぐりだした。

「乳首をこんなに硬くして、全身汗塗れにして火照らせて、勃起した性器をビクビク跳ねさせてるのにまだ堕ちてないなんて、ホントに驚きだよ……でも」
「んむぅぅっ!?」
「残念だったね。幾ら頑張っても、君はもう堕ちるしかないんだよ。私に屈服して、快楽のことしか考えられない存在になるしかないんだよ」
「んぐ! むふ、ぶふぅぅぅっ!!」

ずっと快楽を欲しがっていた男根を社長の右手に握り込まれ、上下に扱かれた男はくぐもった甘い悲鳴を発しながら裸体を激しく痙攣させ、拒んでいた絶頂へと上り詰めさせられていく。
イきたくないのにイかされてしまう。そう心の底から思っているのに理性で抑え込まれてきた男の身体はようやく注がれた甘い刺激を素直に悦び、持ち主である男にこれ以上無い幸福を味わわせてくる。そんなちぐはぐな感情に内側から揉みくちゃにされながら、男は社長の右手に負けて射精を迎えようとした。が、社長の男は右手に伝わる男根の脈動から射精が近いことを把握すると、前触れなく右手を男根から離してしまった。

「うぅ? むっ、ぐぶぅぅ……」

射精させられることを覚悟していた男は、絶頂の直前で放り出された裸体を思わずくねらせながら困惑色の唸りを上げた。その唸りを耳にした社長の男はテープで塞がれ何も見えない男の目の前で笑うと、離した右手を絶頂が遠のいた男根へと伸ばしながら残酷に言い放った。

「そう簡単にイかせてあげる訳が無いだろう? 今から何回も、何十回もおあずけして、君をじっくり追い詰めてあげる。鳴き叫びながら射精させてくれって頼み込んでも許さずにおあずけして、君の何もかもを壊してあげる。忍耐強い君が耐えきれずに壊れていくところを愉しみながら、生殺しにして弄んであげるからね」
「ふぐ、むぎゅぅぅぅっ……!」

再度男根を握られ、容赦無い擦り上げによって射精寸前へと追い詰められながら男は絶望に歪んだ悲鳴を上げて誰にも届かぬ助けてを心で叫び、男を捕らえて淫らにいたぶる社長は口封じという目的を忘れて責めを満喫し、気まぐれに快楽を与えて取り上げを繰り返して男の心と身体を跡形も無く溶かし尽くしていくのだった。






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