残忍な男は青年を笑いながら苦しめる
2019.07.02.Tue.21:00
背中で伸ばした状態のまま、青年の腕は左右の手首と肘と二の腕の部分を縄できつく括られ更には胴体へと緩み無く縛り付けられてしまった。左右を結合され、背中にぴったりと付けさせられた腕は全く思い通りに動かせない。足首と太ももを繋ぐ足の縄を解けず、膝と腕を胴体に縛り付けている縄を短く繋ぐ形で後から足された縄も解けず、尻穴から離れないよう縄で固定された極太のアナルバイブを抜き取ることも、バイブのスイッチを操作することも出来ない。
縄に身動きを封じられ、淫らな玩具を装着された哀れな青年は目と口を塞ぐために顔面へと貼り付けられた黒色のガムテープの下で表情を歪めくぐもった甘い悲鳴を発しながら、尻穴に押し込まれたバイブが生み出す望まぬ快楽に為す術無く嬲られることしか出来はしないのだ。
「んー! んむ、むぅ……んむっ、むふぅぅぅっ!!」
縛られた腕を無意味にもがかせ、足と上半身を縄で繋がれた裸体を苦しげにガクガクと痙攣させながら、青年がまた絶頂を迎えた。
青年の男根から白の割合が少なくなった淫らな蜜が力無く分泌され、バイブでほじくり回されている尻穴から泡立った腸壁が溢れ出し、吐き出された淫液と汗で作られた床の水溜まりを広げる。そんな淫猥な変化が生まれている最中にも、感情を持たない淫具は当然駆動をとめない。
青年がどんなに苦しもうが、限界を大きく超えた絶頂で青年の肉体が生き物とは思えない程に震えようが、尻穴をみちみちに埋め尽くすバイブは荒々しい首振りを続けて青年の腸壁を残酷に掻き毟り、男根を萎えさせる暇さえ与えずに青年を次の絶頂へと追い詰めていく。
「うぅ、うむぅっ! ふぅ、ふぐ、んぐふぅぅ……!!」
もう、イきたくない。射精させられたくない。悲痛な願いを込めて青年が塞がれた口で叫ぶ。
容赦無く絶頂を強いられる地獄から逃れたい。自らが垂れ流した体液が放つ淫臭を呼吸の度に嗅がされながら一人きりでよがり狂わされる状況に長時間放置された青年の心は完全に折られ、屈服に至っている。
故に、青年は自分が放置されていた空間に響いた扉の音を聞いた瞬間胸に安堵を募らせ、音の方向にテープを貼られた顔を向けると怒りではなく、哀願の唸りを強く発した。
「んむぅぅぅぅんっ! うー! ふむぅぅぅんっ!!」
言葉になっていなくとも分かる、助けての意思表示。言葉を交わさなくとも伝わる、許してくださいの感情。扉を開けてすぐに青年から浴びせられたそれらを受けた男は表情を醜悪な笑みで歪ませると青年の前へと歩み寄り、その場にあぐらを掻いて右手を青年の顔に伸ばした。
視界と言葉を封じるテープを剥がしてやるためじゃない。男が動かした右手は、青年をより苦しめ、弄ぶため。テープで覆わずにいた鼻を親指と人差し指で摘まみ、青年に呼吸を禁じる為だ。
「づ!? ん……ん、ぎゅ……!!」
予想すらしていなかったあまりにも無慈悲な行動に、青年は悲鳴すら上げられずに息苦しさと快楽が混ざり合った責めで悶え苦しみ、縄を施された裸体をくねらせ始める。
そのくねりは息苦しさが強まり絶頂が近付くにつれて痛々しくなり、鼻を摘まむ指を離すタイミングを何時にしようかと笑いながら考えている残忍な男の目を、これ以上無く愉しませていた。
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「んー! んむ、むぅ……んむっ、むふぅぅぅっ!!」
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青年の男根から白の割合が少なくなった淫らな蜜が力無く分泌され、バイブでほじくり回されている尻穴から泡立った腸壁が溢れ出し、吐き出された淫液と汗で作られた床の水溜まりを広げる。そんな淫猥な変化が生まれている最中にも、感情を持たない淫具は当然駆動をとめない。
青年がどんなに苦しもうが、限界を大きく超えた絶頂で青年の肉体が生き物とは思えない程に震えようが、尻穴をみちみちに埋め尽くすバイブは荒々しい首振りを続けて青年の腸壁を残酷に掻き毟り、男根を萎えさせる暇さえ与えずに青年を次の絶頂へと追い詰めていく。
「うぅ、うむぅっ! ふぅ、ふぐ、んぐふぅぅ……!!」
もう、イきたくない。射精させられたくない。悲痛な願いを込めて青年が塞がれた口で叫ぶ。
容赦無く絶頂を強いられる地獄から逃れたい。自らが垂れ流した体液が放つ淫臭を呼吸の度に嗅がされながら一人きりでよがり狂わされる状況に長時間放置された青年の心は完全に折られ、屈服に至っている。
故に、青年は自分が放置されていた空間に響いた扉の音を聞いた瞬間胸に安堵を募らせ、音の方向にテープを貼られた顔を向けると怒りではなく、哀願の唸りを強く発した。
「んむぅぅぅぅんっ! うー! ふむぅぅぅんっ!!」
言葉になっていなくとも分かる、助けての意思表示。言葉を交わさなくとも伝わる、許してくださいの感情。扉を開けてすぐに青年から浴びせられたそれらを受けた男は表情を醜悪な笑みで歪ませると青年の前へと歩み寄り、その場にあぐらを掻いて右手を青年の顔に伸ばした。
視界と言葉を封じるテープを剥がしてやるためじゃない。男が動かした右手は、青年をより苦しめ、弄ぶため。テープで覆わずにいた鼻を親指と人差し指で摘まみ、青年に呼吸を禁じる為だ。
「づ!? ん……ん、ぎゅ……!!」
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