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スパイの裸体は残酷に貼り付けられる

2019.07.01.Mon.21:00
「ふふっ、綺麗な身体になったねぇ。邪魔な体毛を処理してもらった気分はどうだい?」

脱毛クリームと抜け落ちた毛で汚れきった濡れタオルの処分を行う部下達が立てる音を聞きながら、男が自分に捕らわれ裸体で拘束された無様なスパイの男へと話しかける。その話しかけに対して、スパイの男は反応を見せない。手首と地下空間の天井を繋ぐ鎖と黒革の枷を鳴らすこともせず、怒りに任せて言葉を放つこともせず、スパイは脇やすね、尻肉や恥部の体毛を意に反して勝手に処理された自身の肉体に違和感を覚えながら自分を眺めている男を淡々と眺め返している。
頑丈な拘束具に自由を奪われた状況で暴れても、それは無駄に体力を消耗するだけ。拘束した相手をいかようにも出来る状態で体毛を処理して愉快そうに笑っている男に対して怒りを口にしても、それは余計に男を愉しませるだけ。
そんなことを考えて冷静に振る舞うスパイの男。その動じない様子に目を細めた男は、背後から聞こえた部下の声に声音の愉快さを強めつつ答えた。

「社長、準備が整いました。始めますか?」
「あぁ、手筈通りまずは足からやってくれ。蹴られたら堪らないし、慌てるスパイさんの言葉も聞いてみたいしね」
「分かりました」

男の指示を受け、部下達がスパイの方へと歩み寄っていく。それを見てスパイはわずかに身を引いたが下手な抵抗はしなかった。今抵抗しても意味が無い。いずれ、脱出の機会が訪れる。そう判断しているスパイは数人がかりで毛の無い左足を持ち上げられても決して暴れず、持ち上げさせられた足の下の床に透明な液体が撒かれてもそれが何かという問いかけは行わず、撒かれた液体に持ち上げさせられた左足を下ろされても欠片も抗いは見せなかった。
液体に付着させられた左足に与えられた異常に気付くまでは、スパイは落ち着いた態度を取り続けていた。だが、左足の変化に気付いてはもう平静でなどいられない。床の液体に左足を押し付けていた男の部下達の手が離れ無意識に動かそうとした左足が床にぴったりと貼り付いてしまっていることに気付いてはいつか来る脱出の機会などと考えてはいられない。
スパイから見える位置だけでも、左足を床に貼り付けた液体を入れた容器は過剰なまでにある。このまま行動を許し続けたら、あの液体でどんな状況へと追いやられるか分かったものじゃない。故に、スパイは右足を部下達の手で掴まれた瞬間に引き結んでいた口を開き、右足を必死にもがかせながら拒絶と抗いの言葉を強く発した。

「っや、やめろ! やめろぉぉっ!!」
「おやおや、意外とすんなり、それも元気な声を聞かせてくれたね。んじゃ、声も聞けたし口も塞いじゃおっか。丸めた布ちょうだい?」
「はっ」

右足を無理矢理に上げさせられ、真下の床に同じ液体が撒かれた。その事実に気を取られていたスパイは部下達の方に意識が向いていたために男の悪意が迫っていることを把握出来ず、騒いでいた口に固く丸めた布を押し込まれてしまった。

「んぅーっ!? んむ! むぶぅぅぅっ!!」
「はーい、暴れても無駄だよ。大人しく拘束されなさい、スパイさん」
「うぐぅぅぅぅっ!!」

右足と口に迫る危機を両方を同時に対処なんて、手の動きを大きく制限されていなくとも出来ない。相手が数で勝り、手を枷で戒められている以上スパイは抵抗虚しく右足も床に貼り付けられ、布を詰め込まれた口を自力ではもう開けないよう唇同士を液体を含んだ筆で貼り付けられるしかない。

「良い格好だよ、スパイさん。でも、これで終わりじゃないよ」
「んむ!? むぐぅぅぅっ!!」

スパイの唇に液体を塗り、口を閉ざし終えた男が後ろに下がるのに合わせて部下達はスパイの手枷を素早く外し、無毛となったスパイの尻肉に液体を塗り付けながら枷を外した手を尻の方へと運んでいく。
もはや、何をされるか嫌でも分かる。スパイは平静を見せて機を伺おうとしていた少し前の自分を完全に忘れて半狂乱で身悶えるが、肩幅に開いたまま閉じることも床から離すことも禁じられた足に力を込めても逃れられはせず、幾つもの手で掴まれた腕は振り回そうと試みることすら満足に行えない。
せめてもの抵抗として握り拳を作ってみても、残酷な部下達は硬く握られた拳の指を一本一本引き剥がして強制的に開かせると、スパイの手を液体を塗り付けた尻肉へと押し付けてしまった。足の裏を床に貼り付けられ、舌を噛めないよう布を入れられた上で唇同士を貼り付けられ、左右の手の平を左右の尻肉へとぴったり貼り付けられた無様なスパイの男。その男の焦りと恐怖を堪能し、残忍に表情を歪めた男はスパイから手を離した部下の一人が用意した器具を受け取ると、再びスパイに近寄った。

「さぁ、スパイさん。次はこれだよ。これを入れてたっぷり、愉しませてあげようね」
「うぐ、んぎゅぅっ……!」

男が非情な笑みと共に見せ付けてきたのは、薄紫色をしている男根を模した極太のアナルバイブ。持ち手と無数のイボが付いた駆動部分を繋いでいる箇所が三日月のような形状をしている、普通とは大きく違うアナルバイブだ。
それを見て、怯えに支配されたスパイが戦慄の表情を浮かべる。その表情を目で味わい、興奮を加速させた男は床に撒いた液体が乾ききっていることを確認しながら惨めなスパイの背後に回ると、何の躊躇いも無く手にしたアナルバイブを無防備にさらけ出されたスパイの尻穴へとねじ込み始めた。

「おっと、スパイとして情報を得るために使い込んでいても、濡らしてない状態では入りにくいね。まぁ、これくらいなら強く入れれば良いだけだよね、スパイさん」
「むぐ、ふぎゅぅぅぅっ……!」

濡らしていないから、異物が尻穴へと入っていかない。事実を嬉々として指摘しながら、男はバイブを握った右手に力を込めて閉じた尻肉を貫き、奥深くへとバイブを潜り込ませていく。
そうしてバイブは苦悶するスパイを無視して最奥まで辿り着き、三日月状になっている部分はスパイの尻の谷間に這うような位置でとまった。
すると、男は腸内の圧迫感に目を剥いているスパイに向かって言った。

「はい、入ったね。もうすぐお尻の谷間にくっついている部分に塗っておいた接着剤でバイブが抜けないように固定されるから、しっかり固定されたらバイブを動かしてスパイさんを気持ち良くしてあげるからね」
「うぐぅっ……」

男から聞かされたこれからの展開にスパイは絶望する。しかし、絶望はとまらない。男は口を動かし続け、スパイを更なる絶望へと叩き堕としていく。

「お尻の次は、可愛い乳首に玩具を貼り付けて振動させてあげる。乳首の次は、お尻に入れられて苦しいのに勃起させられちゃったこの可哀想なおチ○チンに玩具を貼り付けて、何度も何度も射精させてあげる。玩具達のリモコンもスパイさんの腕や足に貼り付けて、スパイさんが情報を盗み出そうとしていた接着剤の効果を全身で感じさせながらおかしくなるくらいの快楽を注いであげるよ。欲しがってた情報を文字通り肌で感じて、おまけに気持ち良くさせて貰えるんだからスパイさんは幸せ者だねぇ」
「うぶ、むぶぅぅぅ……っ!」

専用の溶剤が無ければ、その接着剤は例えタンカーで引っ張っても決して剥がれない。スパイとして男の会社に潜入する内に手に入れた情報を思い出すことも叶わぬままスパイはただただ恐怖に打ちひしがれ、尻穴を埋め尽くすバイブを強ばった腸壁で絞め付けていた。






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