青年は淫らな拷問で快楽の素晴らしさを理解させられる
2019.06.21.Fri.21:00
床に開けられた穴に入れられ、二の腕から先と太ももから先を薄桃色をした柔らかなクッションで緩み無く絞め付けられた青年の手足はブリッジに近い状態を強いられたまま全く思い通りには動かせないよう身動きを大きく制限されてしまった。だが、青年に与えられた拘束はこれだけでは無い。床に埋め込まれた手足の間に位置する床を押し上げられ、頭部から腰までを限界まで持ち上げさせられた青年の肉体は暴れることすらも行えないよう、更に自由を取り上げられてしまった。
衣服を剥ぎ取られ、情けなく露出させられた恥部を覆い隠したくても隠せない。顔の下半分を覆い、鼻呼吸を禁じた上で口にリング状の金属を噛ませて大きく開いたまま閉じられないようにさせている黒革の口枷を外そうと試みることすら叶わない。当然、青年は口を開かせている金属に後から接続された透明なチューブを毟り取ることも出来ず、チューブ内に絶え間無く流し込まれている媚薬混じりの空気と媚薬混じりの水を拒絶することも出来ない。
床に手足を飲み込まれ、上昇した床に身悶えさえも満足に取れない苦しい状況へと追いやられ、部屋の天井と口を繋ぐチューブの中を少しずつ伝い落ちてくる残酷な空気と液体に淫らに嬲られる。そんな地獄の中、青年は一晩中置き去りにされていた。
「あ、おぉ……う、ふぅ、ん、おぅ」
腕と足がミシミシと軋む痛みが、青年を襲う。そしてその痛みを掻き消す程に強烈な発情が、青年を弄び、一分一秒ごとに心と身体を容赦無くいたぶっている。
為す術無く体内に収めさせられている媚薬。その効果で青年の乳首は真っ赤に充血して淫猥に尖りきり、男根はパンパンに張り詰めて透明な蜜をはしたなくとろとろと零し、開かされた足の間で息づく窄まった尻穴はまるで体内で駆け巡る淫欲を少しでも逃がすかのようにヒクヒクと開閉を繰り返し内側の粘膜を時折のぞかせている。
爆発しそうなくらいに堪った淫らな欲望の出口を求めて、青年は汗ばんだ裸体をくねらせたりよじらせたりを繰り返しているが、欲望は全く減りはしない。厳重に動きを封じられた身体を幾ら動かしてみても、それは逃れられない事実を青年に再確認させ、はち切れそうな欲望を吐き出せない残酷な現実を思い知らせて青年に絶望を叩き付けるのみだ。
この苦しみから、自力で抜け出す方法は何一つとして無い。ならば、青年は部屋に戻ってきた男とその部下達に誇りを捨てた哀願を放ち、許しを請うしか無い。自分が請け負った依頼を忘れ、淫獄に屈した無様な姿を晒しながら、青年は自分を捕らえ拘束と媚薬を施して一晩置き去りにした者達に救いを欲するしか助かる道は無いのだ。
「あぅ、あぉ、んぉ、はぉぉんっ!」
「どうしました、探偵さん? ろくに動けなくされた身体で一生懸命に腰を揺らして……もしかして、快楽が欲しいのですか?」
「うぅ、あぉぅっ!」
意地悪な声音で浴びせられた問いに、探偵と呼ばれた青年は躊躇い無く肯定の唸りを返した。その惨めな唸りを耳にした男は残忍な笑みを浮かべ、部下に視線で指示を出しながら満足げな声音で言葉を紡ぎ始める。
「どうやら、探偵さんにも我が教団の素晴らしさを理解して頂けたようですね。快楽は全ての幸福に繋がります。肉欲に溺れることは恥ではない。生物として当然のことであり、快楽はあらゆる憎しみ悲しみから人々を解き放つ至上の幸福なのです」
「あぅ、お、ほぅ、んおぅっ」
青年の耳には、男の演説は半分も入っていない。限界以上に膨れ上がった男根の根元と亀頭のすぐ下にベルトをきつく巻き付けられ、風が当たるだけでも甘い悦びを感じてしまうほどに高まった左右の乳首に半球状の器具をテープでしっかりと固定され、苦しげにヒクついていた尻穴にちゅぽんと押し込まれた細いプラグを空気を送り込むことによって腸内で膨らまされた青年探偵は刺激を欲しがっていた場所にようやく与えられた刺激に甘い鳴き声を上げるのに精一杯で、歪んだ演説に耳を傾ける余裕など欠片も無い。
「はぁ、はぉ、ぉんっ、あぉぅっ」
もうすぐ、あのベルトで男根を気持ち良くして貰える。もうすぐ、乳首にあてがわれた器具の内側に生えている柔らかな毛で乳首を気持ち良くして貰える。もうすぐ、尻穴を内側から拡張している器具で、尻穴をたくさん気持ち良くして貰える。
一度屈服を見せた青年は抗う意思を跡形も無く失い、自身に固定された器具達に期待の視線を向けながら荒く乱れた息をチューブ内に吐き出している。もう青年には、探偵としての面影は残っていない。カルト教団に傾倒した者を取り返して欲しいという家族の依頼を受けて教団に潜入し、正体を暴かれ捕らわれながらも怒りと強気な態度を表わしていた青年探偵の姿はどこにも無い。
完全に壊れ堕ちた。それを確信し、部下達が器具に細いコードを繋ぎ終えたのを確認した教祖の男は、先まで発していた演説の勢いはそのままに残酷極まりない口調で青年探偵に言い放った。
「ですが、至上の幸福を受けられるのは全ての人間ではありません。我が教団の意義を疑い、潜入などという不道徳な行為を取った者は、そのままでは快楽を享受するに相応しい存在とは言えません。故に、貴方には今から瞑想をして頂きます。一人きりのこの部屋で、快楽の素晴らしさを魂の奥底から真に理解出来るようになるための瞑想です。苦しく、辛い時間だとは思いますが、これまでの自分を捨て去り新たな自分となるために必要なことですから、頑張って耐え抜くんですよ、探偵さん?」
意味が分からない。分かろうとする思考能力も気力も無い。ただただ待ち望んだ悦びはいつかと考え、身を震わせる哀れな青年を眺めながら教祖は一層醜悪に笑み、部下達は一斉に器具のスイッチをオンにした。
そうして生まれたのは青年探偵が想像していた物とは全く違う刺激で、絶頂を待ち侘びていた青年の裸体は決して絶頂には至れない非道く弱い刺激で弄ばれ、もどかしさに狂わされることとなった。
「うぁっ!? あ、おぉぉ……ん、おぅ、あぉぉぉっ……!」
男根の根元と亀頭のすぐ下を絞め付けているベルトの緩すぎる振動に射精欲だけを募らされ、乳首を覆う器具の内側に生えた毛の遅すぎる回転に乳首の感度と硬度を余計に高められ、腸内を拡げているプラグの弱々しい震えに腸壁の疼きをより激しくされた青年探偵は、涙に潤んだ目を教祖と部下達に寄せながらもっと強くしてくださいと必死におねだりした。
そんなおねだりを目にして小さく吹き出した教祖は絶頂を欲しがっていた無様な青年探偵に背を向け、部下を引き連れて部屋を去りながらとどめの一言を口にした。
「では、また明日お会いしましょう。他の信者に誇れるくらい、立派に快楽を理解出来るようになった貴方を、私は愉しみにしていますよ」
「あぉぉっ!? うぁ、あー! あぅ、あぁぁぁーっ……!」
瞑想と称した淫らな拷問を加えられ、絶頂を伴わずに無感情な器具達で苦悶させられ続ける青年探偵の絶叫は味方のいない教団施設の地下に存在する瞑想室の中で哀しく反響して青年探偵の絶望を加速させ、崩壊の時を早めるのだった。
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床に手足を飲み込まれ、上昇した床に身悶えさえも満足に取れない苦しい状況へと追いやられ、部屋の天井と口を繋ぐチューブの中を少しずつ伝い落ちてくる残酷な空気と液体に淫らに嬲られる。そんな地獄の中、青年は一晩中置き去りにされていた。
「あ、おぉ……う、ふぅ、ん、おぅ」
腕と足がミシミシと軋む痛みが、青年を襲う。そしてその痛みを掻き消す程に強烈な発情が、青年を弄び、一分一秒ごとに心と身体を容赦無くいたぶっている。
為す術無く体内に収めさせられている媚薬。その効果で青年の乳首は真っ赤に充血して淫猥に尖りきり、男根はパンパンに張り詰めて透明な蜜をはしたなくとろとろと零し、開かされた足の間で息づく窄まった尻穴はまるで体内で駆け巡る淫欲を少しでも逃がすかのようにヒクヒクと開閉を繰り返し内側の粘膜を時折のぞかせている。
爆発しそうなくらいに堪った淫らな欲望の出口を求めて、青年は汗ばんだ裸体をくねらせたりよじらせたりを繰り返しているが、欲望は全く減りはしない。厳重に動きを封じられた身体を幾ら動かしてみても、それは逃れられない事実を青年に再確認させ、はち切れそうな欲望を吐き出せない残酷な現実を思い知らせて青年に絶望を叩き付けるのみだ。
この苦しみから、自力で抜け出す方法は何一つとして無い。ならば、青年は部屋に戻ってきた男とその部下達に誇りを捨てた哀願を放ち、許しを請うしか無い。自分が請け負った依頼を忘れ、淫獄に屈した無様な姿を晒しながら、青年は自分を捕らえ拘束と媚薬を施して一晩置き去りにした者達に救いを欲するしか助かる道は無いのだ。
「あぅ、あぉ、んぉ、はぉぉんっ!」
「どうしました、探偵さん? ろくに動けなくされた身体で一生懸命に腰を揺らして……もしかして、快楽が欲しいのですか?」
「うぅ、あぉぅっ!」
意地悪な声音で浴びせられた問いに、探偵と呼ばれた青年は躊躇い無く肯定の唸りを返した。その惨めな唸りを耳にした男は残忍な笑みを浮かべ、部下に視線で指示を出しながら満足げな声音で言葉を紡ぎ始める。
「どうやら、探偵さんにも我が教団の素晴らしさを理解して頂けたようですね。快楽は全ての幸福に繋がります。肉欲に溺れることは恥ではない。生物として当然のことであり、快楽はあらゆる憎しみ悲しみから人々を解き放つ至上の幸福なのです」
「あぅ、お、ほぅ、んおぅっ」
青年の耳には、男の演説は半分も入っていない。限界以上に膨れ上がった男根の根元と亀頭のすぐ下にベルトをきつく巻き付けられ、風が当たるだけでも甘い悦びを感じてしまうほどに高まった左右の乳首に半球状の器具をテープでしっかりと固定され、苦しげにヒクついていた尻穴にちゅぽんと押し込まれた細いプラグを空気を送り込むことによって腸内で膨らまされた青年探偵は刺激を欲しがっていた場所にようやく与えられた刺激に甘い鳴き声を上げるのに精一杯で、歪んだ演説に耳を傾ける余裕など欠片も無い。
「はぁ、はぉ、ぉんっ、あぉぅっ」
もうすぐ、あのベルトで男根を気持ち良くして貰える。もうすぐ、乳首にあてがわれた器具の内側に生えている柔らかな毛で乳首を気持ち良くして貰える。もうすぐ、尻穴を内側から拡張している器具で、尻穴をたくさん気持ち良くして貰える。
一度屈服を見せた青年は抗う意思を跡形も無く失い、自身に固定された器具達に期待の視線を向けながら荒く乱れた息をチューブ内に吐き出している。もう青年には、探偵としての面影は残っていない。カルト教団に傾倒した者を取り返して欲しいという家族の依頼を受けて教団に潜入し、正体を暴かれ捕らわれながらも怒りと強気な態度を表わしていた青年探偵の姿はどこにも無い。
完全に壊れ堕ちた。それを確信し、部下達が器具に細いコードを繋ぎ終えたのを確認した教祖の男は、先まで発していた演説の勢いはそのままに残酷極まりない口調で青年探偵に言い放った。
「ですが、至上の幸福を受けられるのは全ての人間ではありません。我が教団の意義を疑い、潜入などという不道徳な行為を取った者は、そのままでは快楽を享受するに相応しい存在とは言えません。故に、貴方には今から瞑想をして頂きます。一人きりのこの部屋で、快楽の素晴らしさを魂の奥底から真に理解出来るようになるための瞑想です。苦しく、辛い時間だとは思いますが、これまでの自分を捨て去り新たな自分となるために必要なことですから、頑張って耐え抜くんですよ、探偵さん?」
意味が分からない。分かろうとする思考能力も気力も無い。ただただ待ち望んだ悦びはいつかと考え、身を震わせる哀れな青年を眺めながら教祖は一層醜悪に笑み、部下達は一斉に器具のスイッチをオンにした。
そうして生まれたのは青年探偵が想像していた物とは全く違う刺激で、絶頂を待ち侘びていた青年の裸体は決して絶頂には至れない非道く弱い刺激で弄ばれ、もどかしさに狂わされることとなった。
「うぁっ!? あ、おぉぉ……ん、おぅ、あぉぉぉっ……!」
男根の根元と亀頭のすぐ下を絞め付けているベルトの緩すぎる振動に射精欲だけを募らされ、乳首を覆う器具の内側に生えた毛の遅すぎる回転に乳首の感度と硬度を余計に高められ、腸内を拡げているプラグの弱々しい震えに腸壁の疼きをより激しくされた青年探偵は、涙に潤んだ目を教祖と部下達に寄せながらもっと強くしてくださいと必死におねだりした。
そんなおねだりを目にして小さく吹き出した教祖は絶頂を欲しがっていた無様な青年探偵に背を向け、部下を引き連れて部屋を去りながらとどめの一言を口にした。
「では、また明日お会いしましょう。他の信者に誇れるくらい、立派に快楽を理解出来るようになった貴方を、私は愉しみにしていますよ」
「あぉぉっ!? うぁ、あー! あぅ、あぁぁぁーっ……!」
瞑想と称した淫らな拷問を加えられ、絶頂を伴わずに無感情な器具達で苦悶させられ続ける青年探偵の絶叫は味方のいない教団施設の地下に存在する瞑想室の中で哀しく反響して青年探偵の絶望を加速させ、崩壊の時を早めるのだった。
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