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見張りは探偵を苦しめて愉しむ

2019.06.14.Fri.21:00
「んー! んむ……ぶむぅぅぅんっ!」

口に貼り付けられた黒いテープごしに唸りながら、探偵さんがじたばたと身体をもがかせている。
もちろん、もがいたところで探偵さんに与えられた拘束は解けない。全裸に剥かれた探偵さんの身体を包み込んでいる薄茶色の毛布とその毛布の上から厳重に施された縄は全く緩まず、探偵さんのもがきは簀巻きにされた身体を情けなく地下室の床の上でのたうち回らせるだけだ。
どうやっても、探偵さんは逃げられはしない。故に、休み無く繰り返される足掻きは全て無意味な行動でしかない。
だが、脱出には繋がらない無駄な動きも絶えず続けられたら鬱陶しくて仕方が無い。暇でしょうがない見張りの最中に読もうと思っていた本も、くぐもった唸りが常に聞こえている状況では集中など出来ない。ならばとゲーム機に手を伸ばしてみても、どたばたと足掻きの音が鳴り響いていては気が散り、こちらも没入出来そうに無い。
いい加減、諦めの悪い探偵さんを黙らせてやろう。俺はそう思い、手にしていたゲーム機を机に置いて立ち上がる。
しかし、そこで俺はどうせ黙らせるのが目的ならば、それをそのまま暇つぶしにしたらどうかと思い直した。
上からは、傷さえ付けなければある程度は何をしても良いと言われている。だったら、無様に自由を奪われた探偵さんを好き勝手に弄んで苦しめても、やり過ぎなければ叱責はされないはずだ。
ふとした思いつきではあったが、俺にしては妙案だ。俺は心の中で自分を褒めながら地下室の壁に設置された棚に近付き、そこに収納されていた縄を手に取ると床に転がっている探偵へと笑いながら歩み寄っていく。

「う、うぅっ!? むぅ! んむぅぅぅっ!!」

単純に拒絶を示しているのか、それとも俺の笑みに不穏な空気でも感じ取ったのか、どちらかは分からない。けれど、そのどちらでも俺には全く関係ない。探偵さんがどんな思いを込めて唸ろうと、俺がすることは変わらない。俺は一切の抵抗を禁じられた探偵さんを毛布の上から縛り上げる縄に棚から持ってきた縄を結わえ付けると、新たに付け足した縄を使って探偵さんの足首と背中を繋ぎ、探偵さんの身体に上半身を限界まで持ち上げ、足を限界まで後ろに曲げた体勢を強要した。それはただじっとしているだけでも腰に負担が掛かり、全身がミシミシと軋む海老反りの体勢だ。

「ふ、ふぐ……んむ、むぅぅ……!」

俺が足した縄によって抜け出せなくされた格好は、よほど苦しいのだろう。探偵さんはさっきまでの反抗心が嘘のように唸り声が弱々しくなり、身悶えも力無い物へと変わった。
この状況ならば、本にもゲームにも集中出来るだろう。けれど、今の俺はそのどちらに対しても興味を失っている。更なる拘束で身動きを大きく制限され、すっかり大人しくなった惨めな探偵さんの様子を見た俺は暇つぶしのために探偵さんをいたぶろうという思考を変化させ、目の前の探偵さんをもっと追い詰めて無様にさせたいという欲望を膨らませている。
どうすればこの探偵さんを苦しめることが出来るか。思案を巡らせる俺の目に、縄を嫌がって必死に動かされる探偵さんの足が見えた。
これだ。獲物を見つけた俺の目は、残忍に細められていたことだろう。うつ伏せにさせた探偵さんの肩に腰を下ろし、床の上で転げ回ることすら叶わないようにさせた俺の表情は、他人から見たら冷酷に歪んでいたことだろう。
つまり、探偵を拉致して地下室に監禁している組織に所属している人間としては当たり前の顔だ。俺は一人でそう開き直りながら、先程見つけた獲物に、無防備にさらけ出された探偵さんの足に手を伸ばし、責めを注ぎ始める。
逃れられない探偵さんの足の裏を指先で丹念に擦り、撫で回し、俺は探偵さんを苦しめるための容赦無いくすぐり責めを叩き込み出す。
肩に座り込んだ俺の身体に邪魔されて足の様子が見えないために身構えることも叶わず、身体をよじって責めの苦悶を散らすことも海老反りを強いる縄によって阻まれている探偵さんは足を嬲り始めた俺の指にあっさりと屈し、あっという間に俺が望んだ状況へと陥ってくれた。

「むぶふぅっ! んぶ、むっ、むぅぅ! んも、うぅ、んぐ! みゅぅぅぅっ!!」

閉ざされた口から悲痛な笑い声を発しながら、簀巻きにされ海老反りにさせられた肉体を半狂乱で暴れさせる探偵さんの体力を消耗させるだけの抵抗を肩に下ろした尻肉に感じながら、俺は陸に打ち上げられた魚のように目の前で跳ねる足を欲望のままにくすぐり続け、見張りの交代の時間が来るまで探偵さんが我を忘れて苦しむ姿を心の底から存分に堪能していた。






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