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男は失神しても許されずお仕置きを加えられる

2019.06.01.Sat.21:00
男の尻穴に潜り込んだ指が柔らかな腸壁を好き勝手に掻き回し過敏な弱点である前立腺を容赦無く押し上げて苛烈な快楽を男に味わわせている。それと同時に男は男根を口に含まれ舌の愛撫と吸い上げの刺激を加えられているのだから堪らない。尻穴と男根、二カ所に与えられる暴力的なまでの快楽に責め立てられている男はもう嬲られるがままに絶頂を迎えることしか出来ない。絶頂させられたくないと、射精したくないと心の底から思っても、男は自分をいたぶる男の思い通りに絶頂し、男の口内に薄まった精液を吐き出すしか無いのだ。

「いぅぅぅーっ! はめ、ひゃ、あぉ……れぅ、れへうぅ……!!」

黒革の目隠しの下で苦しげに眉根を寄せ、口に噛まされた赤いギャグボールの穴からよだれと疲弊に歪んだくぐもった声を零しながら、男は縄に縛り上げられた仰向けの裸体をビクビクと痙攣させ、尻穴に埋められた指をきゅうきゅうと絞め付けつつ男根からほとんど透明に近い淫蜜を力無く分泌させた。
吐き出す精液も無くなる程に絶頂させられた男は、限界をとっくに超えている。視界と言葉を塞がれ、縄に自由を奪われた汗塗れの裸体を絶えず震わせている哀れな男は憔悴しきり、なりふり構わずに哀願の唸りを上げる気力さえ失っている。
だが、男を捕らえ、あらゆる自由を取り上げた男は悶え苦しむ男に慈悲を欠片も見せない。二の腕を胸部に括り付ける縄も、背中で手首を縛る縄も、足首と太ももを短く繋ぐ縄も男の膝と上半身の縄を遊び無く結合している縄も解いてやらず、それどころか尻穴から指を抜かず口に含んだ男根の解放もしてやらない。
残酷な男は限界以上に追い詰めた男を更に追い詰めるために、絶頂したばかりの男の尻穴を再びほじくり回し、絶頂の余韻でビクついている男根に舌を這わせ出した。当然、視界を塞がれた男はその追い打ちに身構えることすら許されず、男は無情にも訪れた快楽の波に無防備な状態で襲われ、嫌と言うくらいに達した肉体をまた絶頂へと上り詰めさせられていく。

「んむぁぁぁぁぁーっ!? えぁ、えぁぁぁぁーっ! ふぁめ! やえへぇぇぇーっ!! ひゅりゅ、ひへっ! はひゅへ、へぇぇぇっ!!」

痛々しく絶叫し、満足に言葉を発せない口で自分を苦しめる男に救いを求めても半狂乱で放たれるそれは嬲る男の興奮を煽るだけだ。指の責めも、舌の責めもとまらない。抑えきれずに高まっていく肉体もとめられない。ついさっき絶頂させられたばかりなのに、男はあっという間に追い立てられ、とうとうその時を迎えた。
男根から何も吐き出さずに迎える、射精感を伴わない長く鈍く続く絶頂の時だ。

「うぶぁぁぁっ!? あむ、んまぁぁっ! ふー、ふぎゅ、んみゅぅぅぅぅっ!!」

生まれて初めてやって来た、悦びと苦しみが入り混じった絶頂。男の口内で激しく脈打つ男根の先端を虚しくパクパクと開閉させ、尻穴の指を食い千切らんばかりに絞り上げ、全身の縄をぎしぎしと軋ませながらよがり鳴いていた男は絶頂の頂点が過ぎた瞬間に意識を失い、目隠しの下で目を見開いたままぐったりとベッドの上で脱力し失神してしまった。

「う、うぅ、むぁ、おぅぅ……」

意識が無い状態でうわごとのように喘いでいる男。そんな男を眺めて醜悪に目を細めると、男を失神するまでいたぶった男は口から男根を出し、尻穴から指を引き抜いて愉快そうに言った。

「勝手に気絶するなんて、悪い子だね。そんな悪い子にはお仕置きだよ」

何も聞こえていない男からの返事はもちろん無い。それをお仕置きを承諾した物と心の中で勝手に決め込んだ男は先程まで尻穴をほじっていた右の指でズボンのチャックを下ろし、パンパンに張り詰めた逞しい男根を取り出すと、指を引き抜かれて寂しそうに震えている開いたままの尻穴に取り出した男根の先端を押し当てた。

「今から、このチ○コでたっぷりとお仕置きしてあげるからね。君がまた失神しても無理矢理に起こして、どんなに嫌がっても中に精液を泡立つくらいに流し込んであげるから、しっかりと反省するんだよ、良いね?」
「うぅ、んむ、うふぅ……」

一方的に浴びせられる言葉に気付かず、これから今まで以上の屈辱と淫らな地獄が叩き込まれるとも知らず、男は荒く乱れた寝息を立ててようやく与えられたわずかな休息を貪っていた。






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