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狐の少年は契約を心からねだる

2019.05.14.Tue.21:00
「たっはは、参ったのう。本気で叩き潰すつもりで力を振るったのに、お主に負かされてしまったわい」

自身の装束が汚れることも忘れて土の地面に仰向けで転がり、悔しさの無い嬉しさ一色の笑顔を浮かべながら狐の耳と尻尾を生やした齢数百の少年が自分を見下ろす人間の少年に対してすがすがしく敗北宣言を行う。
それは戦いの終わりを示す言葉であり、少年はほうと息を吐きながら人ならざる少年と力をぶつけ合うために使用していた武器を青白い光を放つ形無き妖力に戻し、自身の身体へと再び収めた。
少年が武器をしまい終える姿を横目で見ていた狐の少年は体力が少し回復したことを確認すると足を大きく持ち上げ、勢いよく下ろすと同時に上半身を起こし尻尾を揺らしながら立ち上がった。

「さて、と。負かされてしまったことだし、最初の約束通りお主に付き従う妖怪となってやろうかのう。契約を結ぶ時間じゃ」

そう言うと、狐の少年は何の躊躇いも無く身に着けていた装束を脱ぎ捨てていく。
その予想外の行動に、人間の少年は先程まで鋭く力を浴びせ合っていた様子からは想像も付かないほどに狼狽し、肌を晒していく狐に制止の言葉を叫んだ。

「お、おいおいおいっ!? 急に何してんだお前!?」

手で視界を覆いながら、何故衣服を脱いでいるのかを問いかける人の少年。すると、狐の少年は一瞬思考に疑問符を浮かべ、すぐに納得したような表情で頷いた。

「あぁ、そう言えば今は身体で交わらずとも契約を結べるんじゃったのう。便利な術が生まれたものじゃ」
「何でそう言いながら脱いでんだよ!? 脱ぐ必要無いだろって!」

契約を結ぶために脱ぐ必要は無い。その事実を口にしながらなおも脱いでいく狐に、人の少年は強い口調で問いかける。
そうして問いかけた少年の前に立った狐は、月明かりに照らされた裸体を隠そうともせずに見せ付けながら、自分を倒した少年に、自分のご主人様となる強き少年に服従のまなざしを寄せつつ言った。

「何でかって? 簡単なことじゃ。わしは身体で交わらずに行う契約の術を心得ておらぬし、何より自分を負かした強き相手と契約を結ぶ日を愉しみにしておったからな」

そう告げる狐は甘えるように少年を見つめ、興奮を抑えきれずに息を荒く乱し、幼い容姿に見合った可愛らしい男根を少しずつ膨らませている。何かを言おうとしていた少年の口は、淫らに高まっていく狐の色香に飲まれ言葉を発せなくなる。裸体から逸らしていた視線はいつしか恥じらいながらも狐の柔肌を食い入るように観察しており、突き刺さる視線は狐を更なる興奮へと導く。
その湧き上がる興奮のままに、狐は人間の少年に今の物とは違う淫らに交わり合う契約をねだった。強き妖怪の立場を捨て、隷属する悦びに打ち震えたおねだりだ。

「わしは今日から、お主の言いなりになる存在じゃ。お主の股間で張り詰めとるその逞しい魔羅で、わしのはしたない穴をほじって、情けなく喘ぎ鳴かせて、身も心もお主に逆らえないよう屈服させておくれ。自分より強い者に従わされる幸せをわしに与えておくれ、ご主人様」

自分より強い相手に服従を誓い、戦いの力として、淫らに弄ばれる肉奴隷として所有されることに幸福を感じる狐の少年。そんな少年が発する淫猥極まりないおねだりの言葉と発情しきった肉体から漂う強烈な淫気にあてられた人間の少年は、思わず生唾を飲み込むとついさっき見ないように努めていた狐の裸体に手を伸ばし、左手で尖りきった乳首を、右手で完全に勃起した男根を撫で回し始めた。

「はぅ、そうじゃ、もっとじゃ……もっといっぱいして、わしをたっぷり躾けて、お主好みに作り変えてくれ。好きなだけ苛めて、好きなだけ弄んで、わしを……もっと、ご主人様の物にしてください……」

口調を変化させた狐に劣情を掻き立てられた人間の少年は衣服の下で自身の男根をビクンと脈打たせ、その脈打ちを見逃さずにいた狐は瞳をより蕩つかせると、乳首と男根を弄る二本の手の向こうに見える衣服を押し上げている男根を、これから自分の尻穴にねじ込まれ快楽と共に自分を所有される存在に堕としてくれる主の男根を期待に満ちた目で眺め続けていた。






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