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親子は哀れな傀儡に堕とされる

2019.05.08.Wed.21:00
村の人間に雇われたのか、それとも国から雇われたのか、はたまた誰にも雇われず正義の心を糧にしてやってきたのか。真相は分からないが退魔師を名乗る親子が結界に阻まれた先にある私の根城へと辿り着き、私を滅すると宣言した。
もちろん、木っ端の妖怪とは訳が違う私が破れるはずも無い。退魔師の親子は父も息子も人間にしては桁違いの法力を携えてはいたが、相手が私であってはその桁違いの法力もそよ風のような物で、二人は戦いが始まってすぐに私の前に倒れ伏し、逃げることすらも叶わない状況となった。
それは私が妖力を込めた腕を振り下ろせば、二人まとめて肉塊と化す状況。だが、そんな窮地に陥りながらも親子は命乞いなどせず、敗北と絶命を受け入れた悔しげな表情でこちらを見上げていた。
その表情を見た瞬間、私は面白いと感じた。私には遠く及ばなかったもののかなりの実力を持ち、戦いに対しての覚悟を有している人間の親子。私はその親子に興味を抱くと、命を奪うことをやめて昔戯れに覚えた術を二人に掛けた。
それは、肉体を支配して自由を奪い、肉体の状況を思うままに操る術。親子を私の傀儡に変え、暇つぶしとして弄ぶための淫らな人形へと作り変える術だ。

手と足、額と腹部、あらゆる箇所に刻まれた黒い印によって私の所有物に堕ちた元退魔師の親子は今日も、妖力で作り出した黒い箱に腰掛ける私の前に裸体で立ち、無様な姿を晒している。
足と口を大きく開き、勃起したまま萎えることも許されない男根を強調するように左右の手を男根の両隣に添えさせられ、身じろぎも哀願を放つことも出来ないよう固められた裸体で仲良く並んで立ち、親子は私の目を愉しませている。
印の力で無理矢理に発情させられた親子の身体は、さぞかし快楽への渇望に苦しんでいることだろう。もしも今手だけが自由に動かせるようになったなら、親子は私に見られていることも忘れて硬く張り詰めたままの男根に手を移動させ、欲望のままに自慰に耽っていただろう。
けれど、手は私の妖力で動きを封じられていて、自慰は行えない。どんなに快楽が欲しいと思っても、全身に渦巻く射精欲に理性を叩きのめされても、親子は解放出来ない自らの欲望に心と身体を苦しめられるしか無い。
全てを握られ私の物となった惨めな親子は全身から汗を流し男根の先端から透明な蜜を休み無く零し続ける痴態を私に観察されながら、淫欲に苛まれることしか出来ないのだ。

「ふふっ……良い姿だ。これ以上無い娯楽を愉しめる私は幸せ者だよ」

思わず口から溢れた私の言葉を耳にした親子の瞳に、絶望の色が滲む。その変化に気付いた私は、すでに笑んでいる顔を更に笑ませた。
もっともっと、この親子を苦しめたい。もっともっと、この親子を淫らにいたぶりたい。妖怪として長い年月を生きてきた私は初めて抱いた強い執着心と高揚を自覚しながら、淫らに高まった親子を弄ぶ方法を次から次へと思い浮かべていた。






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