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繋がれた男達は為す術無く甘い地獄に堕とされる

2019.05.01.Wed.21:00
「う、うぅ……あぉ、うぐっ、ふぐっ……」
「ふぅ、ふぉ……はぁ、はぉ、うぅぅ……」

赤色をした一つのギャグボールを二人で噛まされて言葉を封じられただけでなく、仲間の顔が眼前にある状態から離れられないようにされ。背中で伸ばされた腕に二の腕同士と手首同士を縛る縄を施された上に手首の縄を床に打ち付けられた輪状の金具へと遊び無く結び付けられ。足首と太ももを括る縄によって伸ばすことを禁じられた足に右膝と仲間の左膝を繋ぐ縄を与えられて足を限界まで開いたまま閉じられないようにされ。極めつけに男根の睾丸を絞り出す形で巻き付けられた黒い革のベルト同士を床の金具を経由している縄で繋がれてしまった男達は、無様極まりない拘束姿のまま暴れることすら叶わない状況へと追いやられてしまっている。

一つのギャグボールで自分と仲間の口を繋がれている以上、顔を振り乱してギャグボールを外そうと試みることは出来ない。下手にそんなことをすれば自分はもちろん仲間の歯に激痛を与えてしまう。故に男達はギャグボールに塞がれた口から言葉にならない唸りを漏らしつつ、飲み込めない唾液を自分達の男根へと滴らせるしか無い。
睾丸をくびり出すベルト同士を縄で結ばれている以上、男達は手足の縄を解こうと試行錯誤することもままならない。無理に手足をもがかせ体勢が崩れてしまえば、その動きに反応して睾丸のベルトを結ぶ縄が床の金具を通してピンと張り、二人の男根に強烈な痛みを叩き込んでしまう。そのため、男達は自身の背後の床にある金具に繋がれた腕はもちろん、折り畳んだままで固定され仲間と自分の膝を結合された足も動かせない。
二人はわずかな身じろぎすらもさせてもらえない苦しい格好を強いられた裸体を小刻みに震わせながら、目の前の仲間と視線で励まし合いつつ苦悶にじっと耐え続けるしか無いのだ。

「う、ぐ……あぉ、はおぉ」
「むぉっ、あぁ、あぶぅっ……」

長時間同じ体勢を、それも無理な体勢を強制された二人の男の身体は所々が軋み、精神をじわじわとすり減らす痛みを生み出している。その軋みに対処して痛みを減らしたい、少しでも楽な姿勢を取りたい。そんな根本的な解決にならない願いすら許されない無慈悲な拘束。そんな拘束に自由を奪われ、仲間と共に内側から追い詰められた男達は完全に誇りと反抗心を失っている。捜査員である自分達を捕らえ拘束と拘束が生み出す苦悶の中に放置していった憎い男が自分達の元に戻ってきても、男達は捜査員としての自分を忘れた必死の哀願と許しを請う裸体のくねりを男に見せ付け、心の底から救いを望む惨めな様子を何の躊躇いも無く晒している。

「うー……! うふっ、あぶぅぅんっ」
「あぉ、おぅっ……ふぅ、ふぎゅぅぅぅ……!」

不明瞭な言葉でも伝わる、全身から溢れ出ている助けてくださいの意思表示。しかし、そんな意思表示を見聞きしても残酷な男は捜査員達に慈悲を与えない。むしろ、順調に屈服へと向かっている二人に男は満足そうな笑みを浮かべると、左右の手に握り背中に隠していた道具を二人の視界に出した。
それは電動マッサージ器に似た道具。先端の丸みを帯びた部分を細かく振動させ、触れている部分に快楽を注ぐ目的で使われる淫らな責め具だ。
涙に濡れた瞳でそれを目にした捜査員達は男に慈悲の心が欠片も無いことを悟ると絶望と恐怖に表情を強ばらせ、弱々しく拒絶の呻きを零した。

「うぅ……むぅ、あうぅ」
「おぁっ、あぁ、ぶぁぁ……」

当然、男はその拒絶を聞き入れない。男は縄に絡め取られ仲間と情けなく繋がれた捜査員達の無意味な拒絶に背筋を震わせながら醜悪な笑みを浮かべて左右の親指で責め具のスイッチを入れると、二人の恐怖の反応を存分に堪能しつつ振動している器具の先端を、これから始まる甘い地獄から逃げたくても逃げられない哀れな男根達へとたっぷり時間を掛けて近付けていくのだった。







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