FC2ブログ

男は淫らな生け贄に志願する

2019.04.27.Sat.21:00
遠い昔から雨が少ない土地に伝わる、雨乞いの儀式。限られた一部の者達だけが山中に建てられた祭壇で行われる儀式の場に立ち会う、隠された催し。その催しに必要な生け贄の立場となってくれる人材が見つからなかったため、今年は儀式を行えそうにない。そんな情報を知人経由で耳にした研究者の男は、貴重な儀式の場に加わることが出来るかも知れないという期待を込めて毎年儀式に携わっている者と連絡を取り、自らを生け贄の立場として儀式を見せて欲しいと頼み込んだ。
もちろん、儀式の内容が命に関わるものではないという確証を持ち、雨が降るまで山中の祭壇からは帰れないという情報を把握した上でだ。
何日にも渡り交渉を繰り返し、儀式に関わる人物同士で話し合われ、男は儀式の内容を他言しないという条件付きではあるものの望みであった儀式の場へ生け贄の立場で参加させて貰えることとなった。今まで表には一切出ていなかった儀式では一体何が行われているのか、溢れ出る知的好奇心が満たされる感覚に男は年甲斐もなく期待色の興奮を募らせ、険しい山道を登る苦労もほとんど感じずに山の奥深くに存在する祭壇へと辿り着き、雨乞いの儀式の生け贄となった。
想像を遥かに超える苦悶と恥辱に絶え間無く苛まれる、地獄のような儀式の生け贄だ。

屋根の無い祭壇の中央に作られた太い木を組み合わせて作った拘束台に背を向けた裸体を縄で厳重に縛り付けられた男は、自分を取り囲む男達からはどうやっても逃れられず、男達の視線が突き刺さる恥ずかしい場所を隠すことも出来ず、何より男達の手でたっぷりと塗り込まれた媚薬によって無理矢理に発情させられている裸体を自分で慰めることも出来ない。
がに股に開かされたまま閉じられないよう足を木に括り付けられ、顔の横に手が位置する状態になるよう動かされた腕の自由を縄で取り上げられた男は淫猥に尖りきった乳首と男根を刺激したくても刺激出来ず、媚薬を染み込ませた白布を使って施された鼻と口をきつく覆う猿轡を外すことも叶わない。
手足を拘束され、言葉を封じられ、常に媚薬の効果を受け続ける状況に追いやられた哀れな生け贄の男。そんな男が救われる方法はただ一つ、雨が降ることだけだ。全身を嬲る淫らな薬品を洗い流してくれる雨を生け贄が心の底から望むことで、強く激しい雨乞いの祈りを作り出す。それが儀式の真実だという分析すらもままならなくなった男は縛られた裸体をめちゃくちゃによじらせ、無我夢中で腰を振ってこの地獄からの解放を欲している。

「んーっ! んぐ、むっ、むぐぅっ! んむぅぅぅぅんっ!!」

知的好奇心を完全に忘れ、人としての尊厳を跡形も無く失い、張り詰めた男根を大きく跳ね回らせながら男は快楽をねだる。
しかし、男がどんなにねだっても男を眺める男達は救いの手を差し伸べない。時折水分補給を行わせ、男自身の汗で流れ落ちた媚薬を塗り直し、男の肉体に不具合が発生しないよう縄を一旦解いて違う体勢での拘束を与えるとき以外は男達は男が狂ったように助けを求めても全く手を出さず、無言で悶え苦しむ男を一定の距離を保った上で観察するのみだ。
男達が男の望む甘い悦びを与え、疼きに疼いている肉体を縄を解いて慰めてやるのは雨が降ってから。やって来た天の恵みを感謝の念を抱きつつ浴び、恵みを呼び寄せた生け贄に労いの思いを込めて快楽を全員で注ぐ儀式の仕上げに入ってからだ。

「むっ、むぅんっ! んぐ、んむぁっ! ふぐぅぅぅぅぅっ!!」

気持ち良くなりたい。早く媚薬から逃れたい。脳に浮かんでは疼きに掻き消されていく悲痛な願いを休み無く叫びながら男はいつしか疲弊した思考で儀式の終わりを示す雨を必死に望み、男達に向けていた哀願の意思も全て空の方へと寄せつつ、淫猥に熟した裸体をくねくねと踊らせ立派な生け贄として雨を一生懸命にねだっていた。






↓よろしければ、応援クリックお願いします↓

小説(BL) ブログランキングへ

にほんブログ村 BL・GL・TLブログ BL短編小説へ
にほんブログ村

B L ♂ U N I O N
↓よろしければ、こちらも応援クリックお願いします↓




















ゲイ向け野郎系コミック、電子書籍のダウンロードショップ - DLsite G


モンスター息子牝堕ち契約 Case1
関連記事
スポンサーサイト
[PR]

コメント

管理者のみに表示