男は青年を飼い慣らし甘く独占する
2019.04.25.Thu.21:00
貴族であった夫婦の生活は、裏で行っていた悪事の数々が公になると同時に一変した。
信頼は地に落ち、汚い金を蓄えて作られた財産は没収され、二人は骨となっても許されない程の年数の懲役を課され刑務所へと送られた。
きらびやかな生活から、罪人の日々へ。二人に訪れたその変化は至極当然の物であるが、日常が大きく変わったのは罪を犯した夫婦だけではない。夫婦と関わっていた者達も日常を大きく変えられた。夫婦の屋敷で働いていた使用人や庭師は職を失い、屋敷に食材を売りつけていた者達は大きな取引先を無くした。だが、何よりも様々な物を夫婦が罪人となったことで失ったのは、夫婦の息子である青年であろう。
住む家はもう無い。住む場所を得るための資金も無い。それどころか、青年には夫婦が犯した悪事への責任が巡ってきており、夫婦の悪事の犠牲となった者達に謝罪の意思を込めた金銭を渡す義務が生まれていた。
もちろん、青年にそれを支払う手段など無い。故に、八方塞がりとなった青年は目の前に提示された救いに飛びつくしか無く、青年は両親の知人であった貴族の男の所有物となることを選んだ。それは自身が支払う金銭を男に負担してもらう代わりに、自由と人としての尊厳を男に売り渡す契約だ。
青年はもう、男の命令に何一つとして逆らえない。男はもう青年の両親の友ではなく、青年を支配する飼い主なのだ。
そんな絶対的な飼い主の言葉に従って、青年は今日も男を悦ばせる行動を取っている。ベッドに腰掛けた男の前に裸体で立ち、足を大きく開いて恥部を男に見せ付け、手を頭の後ろで組んで抵抗の意思が無いことを示しつつ一生懸命に腰を前後に振り、男を愉しませている。青年は見られているだけで限界まで勃起しているはしたない男根を振り乱し、情けない鳴き声を上げながら裸体全体をくねらせる淫猥なダンスを飼い主である男に娯楽として提供し男の目と耳を悦ばせているのだ。
「はっ、はぅっ、んぁっ、はっ、ひぃっ」
上下左右にぶるぶると跳ね回る青年の男根が青年自身の腹部や太ももにぶつかり、その度に過敏な亀頭が素早く擦られる。その刺激は青年を甘く喘がせるには十分な快楽で、青年は自身の男根を自らの身体にぶつけながら快楽に震え、可愛らしい喘ぎを発しつつ勝手に発情を強めていく。
発情が強まるにつれて青年の乳首も赤みと硬度を増しており、淫らに染まりぷっくりと膨らんだ乳首は男の眼前で誘うようにひょこひょこと揺れている。勃起した男根と、尖りきった真っ赤な乳首。それらの動きに男の視線が突き刺さっているのを感じている青年はすでに乱れている息を更に乱しながら一層激しく裸体を踊らせ、飼い主の男に自らの淫乱さを視覚と聴覚で伝えていく。
「ごひゅ、じん、ひゃまっ! ごしゅじん、しゃまぁっ! はぁ、んあっ、はひっ、ご、ひゅじん、ひゃまぁぁ……!」
見られているだけで堪らない興奮が全身に満ちる。けれど、全然足りない。青年の身体は男を求めて切なく喚いている。
その喚きは青年の発情が限界を超えて高まっていく内に体内から溢れ出し、青年の身体の切なさを察した男は頑張った青年にご褒美を上げるために次の命令を与えた。
「○○、君もベッドに上がりなさい」
青年は男の声にはっとして淫らな踊りをとめる。蕩けきった表情で期待の視線を送る青年に笑みを零した男は腰掛けていたベッドに全身を乗せて仰向けに転がると、身に着けていた下半身の衣服を脱いで自身の男根を露出させた。
「あぁ、おひんぽ……ごしゅじんさまのぉ……おひんぽ、おちん、ぽぉ……」
待ちに待った主の男根を見た青年は、疲弊交じりの声で嬉しそうに呟きながら主が寝転がって待つベッドに自身も上がる。
青年のその様子はとても、ほんの少し前まで貴族であった物とは思えない。淫らな言葉を口にしながら主の男の上にまたがり、至福の表情を浮かべて尻穴で主の男根を飲み込んでいく青年は淫獣という表現がよく似合う存在で。人を捨て獣となった青年は尻穴を埋め尽くす男根の感触にこれ以上無い悦びを感じ、長い時間腰を振って踊っていたことで体力が限界であるはずなのに夢中で裸体を上下に動かし、主の男根に尻穴で奉仕しつつ自らの尻穴を男根でほじくる悦楽に酔いしれている。
「あんっ、んぁっ、あぅぅぅんっ! きもひい、でしゅぅっ! ごしゅじんしゃま! ごひゅじん、さまぁぁぁっ!」
ガクガクと裸体を痙攣させ、主の腹部の横に置いた震える手で身体を支え、ぶちゅぶちゅという品の無い音を立てながら尻穴を襲う甘さを貪る青年を下から見上げている男は、だらしなく舌を垂らして鳴き汗を撒き散らしながら男根を味わう青年の姿に目を優しく細めている。
その慈愛に満ちた視線に気付いた青年は、主から優しさを向けられた青年は幸せの電流を全身に走らせて無意識に男根をきつく締め付け、より大きく鳴きながら絶頂へと上り詰めていく。
「イくっ、イくぅぅぅぅんっ! ごしゅじんひゃまっ! おれっ、イっひゃいましゅぅぅぅぅっ!!」
叫ぶように放たれた絶頂宣言。それを聞いた男は意地悪に口角を吊り上げると、好きに振らせていた青年の腰を手で掴み、逃れられないようにした上で腰を前に出し、青年を下から強く突き上げた。
「んぉっ!? おひぃぃぃぃぃっ!?」
急に訪れた男からの責めに目を剥き、腰を掴まれて身悶えることを禁じられた青年は裸体をビクビクと小刻みに震わせる。その震えに合わせて起こる腸壁の蠢きによる男根への刺激に息を漏らし、男は青年の中で欲望を爆発させた。
「ふぁっ、あぁぁぁんっ! 出てりゅっ! ごしゅじんひゃまのしぇーえき、いっぱいれてるぅっ! だされながりゃイぐっ、中出しでイっちゃうぅぅぅぅっ!!」
体内ではじける欲望に表情を更に蕩けさせ、青年は自身も男根から欲望を撒き散らす。長い時間張り詰めていた青年の男根から白く濁った体液が溢れ、青年の男根を伝っていく。その男根を伝う体液が睾丸を通って尻穴からにじみ出た男の体液と混ざる頃、青年は大きな絶頂に意識を手放しぐったりと脱力して男の身体の上に覆い被さった。
「おっと……失神しちゃったか」
慌てて崩れる青年の裸体を支え、自らの上にゆっくりと寝かせる男は優しく、しかし複雑な表情で眠りに就いた青年の顔を眺めている。
知人であった夫婦と付き合う中で見た、幼い時の物と全く変わらない寝顔。親子ほどに年の離れた男に恋心と両親の悪事を伝え、両親が刑務所に送られた後に行き場の無い自分を男の物にして欲しいと頼み込んだとは思えないくらいに汚れとは無縁な屈託の無い寝顔。
その寝顔を見ながら、男は青年を起こさない音量で言葉を掛ける。それは青年に対する決意の言葉と、まだ伝えられていない自身の思いだ。
「○○……君は私が守るよ。だから安心して、私に飼われなさい……私に毎日愛されなさい、○○」
両親が犯した罪を理由にして心無い言葉をぶつける者の悪意は近付けさせない。青年を自身の屋敷で飼い慣らしている表向きの理由に反発して自分を攻撃し青年の解放を求める者に、青年への接触は許さない。そんな決意を新たにしながら男は二回り近く年下の愛しい青年を緩く抱き締め、自分と繋がったまま眠る青年に独占欲に満ちた愛の言葉を囁いていた。
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信頼は地に落ち、汚い金を蓄えて作られた財産は没収され、二人は骨となっても許されない程の年数の懲役を課され刑務所へと送られた。
きらびやかな生活から、罪人の日々へ。二人に訪れたその変化は至極当然の物であるが、日常が大きく変わったのは罪を犯した夫婦だけではない。夫婦と関わっていた者達も日常を大きく変えられた。夫婦の屋敷で働いていた使用人や庭師は職を失い、屋敷に食材を売りつけていた者達は大きな取引先を無くした。だが、何よりも様々な物を夫婦が罪人となったことで失ったのは、夫婦の息子である青年であろう。
住む家はもう無い。住む場所を得るための資金も無い。それどころか、青年には夫婦が犯した悪事への責任が巡ってきており、夫婦の悪事の犠牲となった者達に謝罪の意思を込めた金銭を渡す義務が生まれていた。
もちろん、青年にそれを支払う手段など無い。故に、八方塞がりとなった青年は目の前に提示された救いに飛びつくしか無く、青年は両親の知人であった貴族の男の所有物となることを選んだ。それは自身が支払う金銭を男に負担してもらう代わりに、自由と人としての尊厳を男に売り渡す契約だ。
青年はもう、男の命令に何一つとして逆らえない。男はもう青年の両親の友ではなく、青年を支配する飼い主なのだ。
そんな絶対的な飼い主の言葉に従って、青年は今日も男を悦ばせる行動を取っている。ベッドに腰掛けた男の前に裸体で立ち、足を大きく開いて恥部を男に見せ付け、手を頭の後ろで組んで抵抗の意思が無いことを示しつつ一生懸命に腰を前後に振り、男を愉しませている。青年は見られているだけで限界まで勃起しているはしたない男根を振り乱し、情けない鳴き声を上げながら裸体全体をくねらせる淫猥なダンスを飼い主である男に娯楽として提供し男の目と耳を悦ばせているのだ。
「はっ、はぅっ、んぁっ、はっ、ひぃっ」
上下左右にぶるぶると跳ね回る青年の男根が青年自身の腹部や太ももにぶつかり、その度に過敏な亀頭が素早く擦られる。その刺激は青年を甘く喘がせるには十分な快楽で、青年は自身の男根を自らの身体にぶつけながら快楽に震え、可愛らしい喘ぎを発しつつ勝手に発情を強めていく。
発情が強まるにつれて青年の乳首も赤みと硬度を増しており、淫らに染まりぷっくりと膨らんだ乳首は男の眼前で誘うようにひょこひょこと揺れている。勃起した男根と、尖りきった真っ赤な乳首。それらの動きに男の視線が突き刺さっているのを感じている青年はすでに乱れている息を更に乱しながら一層激しく裸体を踊らせ、飼い主の男に自らの淫乱さを視覚と聴覚で伝えていく。
「ごひゅ、じん、ひゃまっ! ごしゅじん、しゃまぁっ! はぁ、んあっ、はひっ、ご、ひゅじん、ひゃまぁぁ……!」
見られているだけで堪らない興奮が全身に満ちる。けれど、全然足りない。青年の身体は男を求めて切なく喚いている。
その喚きは青年の発情が限界を超えて高まっていく内に体内から溢れ出し、青年の身体の切なさを察した男は頑張った青年にご褒美を上げるために次の命令を与えた。
「○○、君もベッドに上がりなさい」
青年は男の声にはっとして淫らな踊りをとめる。蕩けきった表情で期待の視線を送る青年に笑みを零した男は腰掛けていたベッドに全身を乗せて仰向けに転がると、身に着けていた下半身の衣服を脱いで自身の男根を露出させた。
「あぁ、おひんぽ……ごしゅじんさまのぉ……おひんぽ、おちん、ぽぉ……」
待ちに待った主の男根を見た青年は、疲弊交じりの声で嬉しそうに呟きながら主が寝転がって待つベッドに自身も上がる。
青年のその様子はとても、ほんの少し前まで貴族であった物とは思えない。淫らな言葉を口にしながら主の男の上にまたがり、至福の表情を浮かべて尻穴で主の男根を飲み込んでいく青年は淫獣という表現がよく似合う存在で。人を捨て獣となった青年は尻穴を埋め尽くす男根の感触にこれ以上無い悦びを感じ、長い時間腰を振って踊っていたことで体力が限界であるはずなのに夢中で裸体を上下に動かし、主の男根に尻穴で奉仕しつつ自らの尻穴を男根でほじくる悦楽に酔いしれている。
「あんっ、んぁっ、あぅぅぅんっ! きもひい、でしゅぅっ! ごしゅじんしゃま! ごひゅじん、さまぁぁぁっ!」
ガクガクと裸体を痙攣させ、主の腹部の横に置いた震える手で身体を支え、ぶちゅぶちゅという品の無い音を立てながら尻穴を襲う甘さを貪る青年を下から見上げている男は、だらしなく舌を垂らして鳴き汗を撒き散らしながら男根を味わう青年の姿に目を優しく細めている。
その慈愛に満ちた視線に気付いた青年は、主から優しさを向けられた青年は幸せの電流を全身に走らせて無意識に男根をきつく締め付け、より大きく鳴きながら絶頂へと上り詰めていく。
「イくっ、イくぅぅぅぅんっ! ごしゅじんひゃまっ! おれっ、イっひゃいましゅぅぅぅぅっ!!」
叫ぶように放たれた絶頂宣言。それを聞いた男は意地悪に口角を吊り上げると、好きに振らせていた青年の腰を手で掴み、逃れられないようにした上で腰を前に出し、青年を下から強く突き上げた。
「んぉっ!? おひぃぃぃぃぃっ!?」
急に訪れた男からの責めに目を剥き、腰を掴まれて身悶えることを禁じられた青年は裸体をビクビクと小刻みに震わせる。その震えに合わせて起こる腸壁の蠢きによる男根への刺激に息を漏らし、男は青年の中で欲望を爆発させた。
「ふぁっ、あぁぁぁんっ! 出てりゅっ! ごしゅじんひゃまのしぇーえき、いっぱいれてるぅっ! だされながりゃイぐっ、中出しでイっちゃうぅぅぅぅっ!!」
体内ではじける欲望に表情を更に蕩けさせ、青年は自身も男根から欲望を撒き散らす。長い時間張り詰めていた青年の男根から白く濁った体液が溢れ、青年の男根を伝っていく。その男根を伝う体液が睾丸を通って尻穴からにじみ出た男の体液と混ざる頃、青年は大きな絶頂に意識を手放しぐったりと脱力して男の身体の上に覆い被さった。
「おっと……失神しちゃったか」
慌てて崩れる青年の裸体を支え、自らの上にゆっくりと寝かせる男は優しく、しかし複雑な表情で眠りに就いた青年の顔を眺めている。
知人であった夫婦と付き合う中で見た、幼い時の物と全く変わらない寝顔。親子ほどに年の離れた男に恋心と両親の悪事を伝え、両親が刑務所に送られた後に行き場の無い自分を男の物にして欲しいと頼み込んだとは思えないくらいに汚れとは無縁な屈託の無い寝顔。
その寝顔を見ながら、男は青年を起こさない音量で言葉を掛ける。それは青年に対する決意の言葉と、まだ伝えられていない自身の思いだ。
「○○……君は私が守るよ。だから安心して、私に飼われなさい……私に毎日愛されなさい、○○」
両親が犯した罪を理由にして心無い言葉をぶつける者の悪意は近付けさせない。青年を自身の屋敷で飼い慣らしている表向きの理由に反発して自分を攻撃し青年の解放を求める者に、青年への接触は許さない。そんな決意を新たにしながら男は二回り近く年下の愛しい青年を緩く抱き締め、自分と繋がったまま眠る青年に独占欲に満ちた愛の言葉を囁いていた。
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