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青年は淫らに戯れる男を襲う

2019.04.15.Mon.21:00
「んっ……んむ、むぐぅっ! うぶっ……ふぅ、ふむぅぅんっ!」

男の口は黒のガムテープによって厳重に塞がれており、意味のある言葉は何一つとして発せない。目も同じように黒のガムテープに覆われていて、男は周囲の様子を伺いたくても伺えない。そんな状況に自らを追いやり、ベッドの上で裸体をくねらせながら行う自慰は最高の愉しみで、その自慰に耽っている間は仕事の重圧の一切を忘れ、対人関係の煩わしさを捨て去った淫猥な獣になれる男にとって至福の時間となっていた。
テープに遮られた視界の向こうでは、硬く張り詰めている男根と男根を擦る左手は透明な先走りと吐き出された精液によって淫らに染め上げられていることだろう。右手の人差し指と中指で欲望のままに掻き回されすっかり解れきった尻穴はだらしなく口を開き泡立った腸液をとろとろと零していることだろう。見えない光景を想像して興奮を強め自慰を激しくしていく男は、甘く歪んだ鳴き声を上げながら快楽を貪るだけの存在だ。この淫蕩な行為のために選んだ防音がしっかりと施されているマンションであるのを良いことに、男はもうはしたない声を抑えることもしていない。普段よりも鋭くなっている聴覚で自分のいやらしい鳴き声と自分の恥部から奏でられる粘ついた水音を積極的に集めながら絶頂へと上り詰める男はベッドをうるさいぐらいに軋ませつつ裸体を大きく痙攣させ、一際甲高い淫らな悲鳴をガムテープごしに放ちながらとうとう訪れた射精を伴わない絶頂を迎えた。

「むぐっ、む! うぶぅっ、ぶむぅぅぅぅぅんっ!!」

左手の中で何も放出出来ない男根が哀しくビクビクと震える感触を味わい、右の指にきゅうきゅうと吸い付く熱烈な腸壁の絞め付けを堪能していた男の裸体は、絶頂の波が引いて行くにつれて脱力しベッドの上にぐったりと寝転んだ。

「ん、ふぅっ……んっ、むぅっ……」

身体はまだまだ快楽を欲している。だが、疲弊しきった肉体は思い通りに動かせず、少し休憩を挟まなければ自慰の再開は出来そうも無い。
故に男は体力が回復する間に水分補給などを行おうと考え、男根と尻穴から手を離して目と口を塞ぐテープを剥がそうとした。
小刻みに震える男の手が、男自身の顔へと近付いていく。もう少しで、顔のテープに指が触れる。自らに与えた目と口への拘束が解かれる。その直前に、男の手は顔から無理矢理に遠ざけられた。誰かの手が男の手首を掴んできたからだ。

「んぅっ!? むっ、むぅぅぅっ!!」

いつの間にか自分の部屋に侵入していた存在に手首をいきなり掴まれた男は、驚きの唸りを漏らしつつ抵抗する。
しかし、その抵抗は正体不明の存在の手を振り払えない。本能のままに愉しんでいた自慰で体力を消耗した肉体は突然に襲ってきた誰かの手に勝てず、男は抵抗虚しくうつ伏せに寝かされ、背中で手首を一まとめにされ、自ら目と口を塞いだ後にベッドの上に転がしていた黒のガムテープで手首をぐるぐると縛り上げられてしまう。

「むぐぅぅっ!? うーっ! んむぅぅぅぅっ!」

戯れで目と口を制限するのとは全く意味の違う、強引な手への拘束。それに恐怖し、男は助けを求めて叫ぶが当然助けは来ない。男自身が選んだ防音に優れているマンションの室内で幾ら叫んでも救いは望めず、男は背中に回された手をテープで拘束されてしまった。

「んぅ、んむっ、むぐ、うぶぅぅっ!」

怯えながら、焦りながら裸体をじたばたともがかせ、手に与えられたテープを男はどうにかして剥がそうとする。そんな男の可愛らしい足掻きを眺めながら、男を襲った存在は嬉しそうににっこりと微笑み、拘束と格闘する男の左足を掴んで大きく開かせると優しい声音で言った。

「そんなに怖がらなくても大丈夫ですよ。エッチな○○さんがして欲しがっていることをするだけです。自分で目と口を塞いでするだけじゃ、もう我慢出来ませんよね。縛り上げられてたくさんエッチに可愛がられたいっていう○○さんの願望、僕が叶えてあげますから。○○さんは何も心配しないで好きなだけ気持ち良くなってくださいね」

自分より年下の青年の声。だが、男はその声の主を知らない。けれど、声の主である青年は男の名前だけでなく男が行っていた自慰を知っており、鍵を掛けておいたはずの部屋に入り込むことも容易くこなしている。
全く知らない相手に秘密を知られ、自由を奪われている状態に戦慄した男は青年の口から一方的に告げられたねつ造の願望を否定する唸りも放たず、開かされた足を閉じようともせずに身を強ばらせた。

「怖がらなくても大丈夫ですってば。○○さんの可愛い乳首も、可愛いおチ○チンも、可愛いお尻の穴も全部全部可愛がって、おかしくなるくらいイかせまくってあげますから。安心してくださいね、○○さん」
「うっ、ぐっ! んむ、んむぁぁぁ……っ!」

青年の言葉から伝わる狂気に絶望し、届かないと知りつつも哀願の唸りを放つ男の様子を青年は満面の笑みで眺めながら、開かせた男の足の間で萎えている男根へと手を近付け、男が自分を拒んでいるという可能性を欠片も抱かずに愛に満ちた男のための快楽を容赦も加減も無く抗えない男の裸体へと叩き込んでいくのだった。






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