男達は飾られたホールで甘く淫らに陥落する
2019.03.19.Tue.21:00
「う……む、うぅっ、ふぐぅぅぅっ……!」
口に装着された赤いギャグボールの穴から唾液とくぐもった唸りを零しつつ、男が自分を連行する男から逃れようと裸体をもがかせている。左右の手首を短い鎖で繋ぐ黒革の枷に力を込め、その枷に繋がれた長い鎖を引いて男の右手から抜け出そうと試みる男。しかし、どうやっても男は逃れられない。当然だ。強制的に発情状態を迎えさせる薬品を注射によって投与され、絶え間無く訪れる淫らな欲望によって体力を消耗させられた裸体を暴れさせてもそれは大した抵抗にならず、上手く力を込められなくなった手を動かしても、それは枷から伸びた鎖をしっかりと掴む男の右手を振り払えない。
幾ら抗ってもそれは無意味で、男は硬く変化した乳首と男根を揺らし、無様に発情させられた裸体をすれ違う男達に嘲笑雑じりに観察されながら歩かされることしか出来ないのだ。
「ふーっ……ふぐ、むぅぅんっ……!」
一体どれくらいの時間男は裸体を晒しながら歩き続けさせられたのだろうか。元々尖っていた乳首は歩行によって生まれたわずかな風に反応して更に硬く尖り、男根は足を一歩一歩と前に出す度に生まれる揺れに合わせて疼きを強めていき、強制歩行が始まった時よりも遥かに硬度を増し甘い刺激を求めてビクビクと脈打っている。
乳首を弄り回したい、引っ張りながら捏ね回して気持ち良くなりたい。男根に触れたい、めちゃくちゃに扱いて快楽を得たい。淫猥な欲望は男の中で何処までも膨らんでいき男を内側から淫らに責め立てる。もう男は、自分が手を暴れさせている理由すら分からない。自分を連行する男から逃げたいのか、自分を追い詰める快楽への渇望を鎮めたいのか、どっちを求めて手をもがかせているのか分からない。
無理矢理に歩かされた疲労と、発情で掻き立てられた満たしたくても満たせない淫欲。これらに嬲られ、意識を朦朧とさせながら震える足で歩かされる男。そんな男の姿を目と耳で堪能しながら容赦無く鎖を引いていた男は、何も言わずに突然足をとめた。
「うっ、うむ……?」
いきなりとまった枷の鎖を引く動きに、男も足をとめて思わず顔を上げた。これで苦悶の終わりが訪れると期待することも無く、ただただ反射的に顔を上げた。そうして顔を上げた男の霞む視界に映し出されたのは、自分と同じように裸体に剥かれ、口にギャグボールを噛まされ、手首に枷を嵌められ淫薬で発情を強いられている仲間の男の裸体だった。
「ふぅっ! んむ……むぅ、んふぅぅ……!」
手首の枷の鎖を天井から吊るされたフックに引っかけられ、腕を頭上に移動させた状態で拘束された仲間の男は、連行されてきた男と連行した男を眺めながら力無く呻いて身悶える。その身悶える姿を見て醜悪な笑みを浮かべた男は、自分が連行してきた男の手枷に繋いでいる長い鎖を外すと、無駄な足掻きを行う気力も無い男の腕を掴んで高く持ち上げさせ、仲間の手枷が引っ掛けられているフックに男の手枷の鎖も引っ掛けさせた。
男は二人の男に立ったまま座ることも許されない拘束を与え、嫌でも硬く勃起した男根同士が擦れ合うほどに裸体が密着した状況を作り出してしまったのだ。
「んんっ、んっ、ふむぅっ! うぐ、むぐぅぅんっ……」
「うふっ、ふむ、んま、うむぁぁっ……!」
長時間発情したまま歩かされ、淫欲が破裂しそうなくらいに高まっていた男は男根と男根が触れ合った瞬間理性を失い、欲望のままに腰を振って疼いていた男根が欲しがっていた刺激を貪り出す。一方まだ理性と正気が残っている男は困惑と驚愕の唸りを発しながら無我夢中で腰を振る仲間にやめてくれと必死で呼びかけるが、自らも発情させられていたために男根を襲う快楽を否定しきれず、男は正気に戻ってくれと願いながらも徐々に快楽に思考を飲み込まれ自身も正気を失っていく。
もはや、これ以上何か手を施すまでも無い。この場所が多くの人々の行き交うホールだということも忘れて男根を擦り付け合い汗ばんだ裸体を密着させる男達はもう何もしなくても、勝手に陥落するだろう。そう判断した男は仲良く身悶える二人の男をホールに置き去りにして去って行ってしまった。無慈悲な男は衆人環視の状態で惨めに快楽を得続ける二人の男を生み出し、それを娯楽として愉しんでくださいと言わんばかりに放置して行ってしまったのだ。
「んむ、むぐ、んふー、んっふむぅぅんっ!!」
「うー! うぎゅ、うっ、うぶ……ぶむぅぅ……」
欲望のままに裸体を動かし自分の男根を絶頂へと導く男と、その男に制止を促しつつも自らも快楽に溺れいつしか一緒になって男根を刺激し合う男の裸体は男達が絶頂を迎えすぎて意識を失うまでホールに飾られ、二人にとっての敵である男達を存分に愉しませながら甘く淫らな陥落へと向かうのだった。
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口に装着された赤いギャグボールの穴から唾液とくぐもった唸りを零しつつ、男が自分を連行する男から逃れようと裸体をもがかせている。左右の手首を短い鎖で繋ぐ黒革の枷に力を込め、その枷に繋がれた長い鎖を引いて男の右手から抜け出そうと試みる男。しかし、どうやっても男は逃れられない。当然だ。強制的に発情状態を迎えさせる薬品を注射によって投与され、絶え間無く訪れる淫らな欲望によって体力を消耗させられた裸体を暴れさせてもそれは大した抵抗にならず、上手く力を込められなくなった手を動かしても、それは枷から伸びた鎖をしっかりと掴む男の右手を振り払えない。
幾ら抗ってもそれは無意味で、男は硬く変化した乳首と男根を揺らし、無様に発情させられた裸体をすれ違う男達に嘲笑雑じりに観察されながら歩かされることしか出来ないのだ。
「ふーっ……ふぐ、むぅぅんっ……!」
一体どれくらいの時間男は裸体を晒しながら歩き続けさせられたのだろうか。元々尖っていた乳首は歩行によって生まれたわずかな風に反応して更に硬く尖り、男根は足を一歩一歩と前に出す度に生まれる揺れに合わせて疼きを強めていき、強制歩行が始まった時よりも遥かに硬度を増し甘い刺激を求めてビクビクと脈打っている。
乳首を弄り回したい、引っ張りながら捏ね回して気持ち良くなりたい。男根に触れたい、めちゃくちゃに扱いて快楽を得たい。淫猥な欲望は男の中で何処までも膨らんでいき男を内側から淫らに責め立てる。もう男は、自分が手を暴れさせている理由すら分からない。自分を連行する男から逃げたいのか、自分を追い詰める快楽への渇望を鎮めたいのか、どっちを求めて手をもがかせているのか分からない。
無理矢理に歩かされた疲労と、発情で掻き立てられた満たしたくても満たせない淫欲。これらに嬲られ、意識を朦朧とさせながら震える足で歩かされる男。そんな男の姿を目と耳で堪能しながら容赦無く鎖を引いていた男は、何も言わずに突然足をとめた。
「うっ、うむ……?」
いきなりとまった枷の鎖を引く動きに、男も足をとめて思わず顔を上げた。これで苦悶の終わりが訪れると期待することも無く、ただただ反射的に顔を上げた。そうして顔を上げた男の霞む視界に映し出されたのは、自分と同じように裸体に剥かれ、口にギャグボールを噛まされ、手首に枷を嵌められ淫薬で発情を強いられている仲間の男の裸体だった。
「ふぅっ! んむ……むぅ、んふぅぅ……!」
手首の枷の鎖を天井から吊るされたフックに引っかけられ、腕を頭上に移動させた状態で拘束された仲間の男は、連行されてきた男と連行した男を眺めながら力無く呻いて身悶える。その身悶える姿を見て醜悪な笑みを浮かべた男は、自分が連行してきた男の手枷に繋いでいる長い鎖を外すと、無駄な足掻きを行う気力も無い男の腕を掴んで高く持ち上げさせ、仲間の手枷が引っ掛けられているフックに男の手枷の鎖も引っ掛けさせた。
男は二人の男に立ったまま座ることも許されない拘束を与え、嫌でも硬く勃起した男根同士が擦れ合うほどに裸体が密着した状況を作り出してしまったのだ。
「んんっ、んっ、ふむぅっ! うぐ、むぐぅぅんっ……」
「うふっ、ふむ、んま、うむぁぁっ……!」
長時間発情したまま歩かされ、淫欲が破裂しそうなくらいに高まっていた男は男根と男根が触れ合った瞬間理性を失い、欲望のままに腰を振って疼いていた男根が欲しがっていた刺激を貪り出す。一方まだ理性と正気が残っている男は困惑と驚愕の唸りを発しながら無我夢中で腰を振る仲間にやめてくれと必死で呼びかけるが、自らも発情させられていたために男根を襲う快楽を否定しきれず、男は正気に戻ってくれと願いながらも徐々に快楽に思考を飲み込まれ自身も正気を失っていく。
もはや、これ以上何か手を施すまでも無い。この場所が多くの人々の行き交うホールだということも忘れて男根を擦り付け合い汗ばんだ裸体を密着させる男達はもう何もしなくても、勝手に陥落するだろう。そう判断した男は仲良く身悶える二人の男をホールに置き去りにして去って行ってしまった。無慈悲な男は衆人環視の状態で惨めに快楽を得続ける二人の男を生み出し、それを娯楽として愉しんでくださいと言わんばかりに放置して行ってしまったのだ。
「んむ、むぐ、んふー、んっふむぅぅんっ!!」
「うー! うぎゅ、うっ、うぶ……ぶむぅぅ……」
欲望のままに裸体を動かし自分の男根を絶頂へと導く男と、その男に制止を促しつつも自らも快楽に溺れいつしか一緒になって男根を刺激し合う男の裸体は男達が絶頂を迎えすぎて意識を失うまでホールに飾られ、二人にとっての敵である男達を存分に愉しませながら甘く淫らな陥落へと向かうのだった。
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