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男は自らの意思で絶頂を繰り返す

2019.02.18.Mon.21:00
「むぎゅぅぅぅぅーっ! うぶっ、む、ぶぁっ! あぶぁぁぁーっ!!」

視界を閉ざす黒革の目隠しの下で目を見開き、口に装着された赤いギャグボールの穴からくぐもった甘い悲鳴と唾液を零し、壁と一体化している拘束台によって大の字の体勢で拘束されている裸体を痛々しく痙攣させながら、男がまた絶頂へと追いやられた。硬く勃起させられた状態から萎えることも許されない男根が、男根と睾丸をぴっちりと包み込んで振動を繰り返している黒いラバー製の淫具の中でビクビクと跳ね、先端に開けられている穴からほぼ透明に近い精液を勢いよく噴き出させる。だが、男を襲う苦悶は終わらない。男根全体をまんべんなく刺激している淫具は男の絶頂を感知して一旦停止したものの、すぐまた振動を始めて男根に快楽を流し込み出したのだ。
終わりの見えない、無慈悲な絶頂地獄。しかし、そんな絶頂地獄に苛まれながらも、男は胸に安堵の感情を抱いていた。何故なら、自分に拘束と男根の淫具を施して去って行った男達の言葉が嘘ではないと分かっているからだ。

絶頂を迎える度にその淫具は振動が少しずつ弱まっていく。男達が残したその発言が真実であることを自身の男根で確信している男は、絶頂を抗うこと無く受け入れ、淫具に責め立てられるがままに射精を迎えていた。

「んっ、んぐっ! ふぅ、ふぅっ! んま、むぉぉっ!!」

徐々に徐々に弱まっていく振動を更に弱めるために、男は快楽に肉体を委ねて断続的に絶頂へと至っている。吐き出す精液が底を尽きかけ、先走りのみと言ってもいい射精が訪れ始めても、男は望まぬ絶頂を強いられ続ける苦悶の終わりを早めるため抗わずに射精を繰り返す。
それが、別の苦悶の訪れを早める行動だと気付きもしないまま、男は淫具が求めるままに、自分を置き去りにした男達の思い通りにイき狂わされている。

「んふぅーっ!! んもっ、もぼぉぉっ! ふぐ、んま、んむぁぁ……!」

とうとう先走りすら放出出来なくなった不完全な射精に苦しみながらもまた弱まった淫具の刺激に安堵を募らせる男は、弱まりきった淫具の刺激に絶頂すらも許されずに悶え鳴かされる生殺しの地獄も、その地獄に屈して戻ってきた男達に服従の宣言を放ちながら絶頂をおねだりする無様な自分の未来も想像出来ず、目の前の苦悶を早く消すために絶頂したばかりの肉体を自らの意思でまた絶頂へと押し上げていくのだった。






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