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男は愛した青年を手元に置く

2018.12.20.Thu.21:00
真紅の一人掛けソファーに腰掛けながら、私は地下室の床に置いた薄桃色のマットの上で眠っている青年を、抑えきれぬ笑みを浮かべつつ眺めて愉しんでいる。
その青年は、裏の世界で暗躍するスパイだ。私はそのスパイの青年を自分の元に置き、欲望のままに弄ぶ日々が訪れるのをずっと心待ちにしていた。
青年を油断させるよう長い時間を掛けて友好関係を築かせ、青年を罠に嵌めて数人がかりで拘束させ、幾ら騒いでも助けの来ない私の邸宅の地下に青年を運ばせた部下達は、私が青年スパイに重要書類を目の前で盗まれた恨みを晴らすために青年を捕らえたと思っているだろう。だが、それは違う。書類を盗まれた直後は確かに恨みの感情も大きく持っていたが、それは青年を多大な時間と部下達の労力を掛けて攫った直接の理由では無い。
私が青年スパイを捕らえ、手元に置いた一番の理由。それは、恋だ。
しなやかな肉体を漆黒のボディスーツに包み、書類の持ち主である私に姿を見られても一切動揺を見せずに逃走へと移り、襲いかかろうとする私の部下を踊るようにかわしながら風が吹き抜けるがごとく華麗に逃げ去った青年に、私は重要書類だけでなく恋心までも奪われてしまったのだ。
あの美しい青年スパイを、自分の物にしたい。鍛えられた肉体を快楽で責め立て、あの整った顔と冷静沈着に邸宅から逃げおおせた心を甘く淫らに溶かしたい。湧き上がる欲望はもはや自分ではとめられず、私はいつの間にか書類を取られたことによる損害額を大きく上回る金を青年スパイ捕獲に費やし、そして今日、それを実現させることに成功した。
早く、目を覚まして欲しい。目を覚まして、自身が仕事に使っている物に良く似せた黒のボディスーツを身に着けさせられた肉体を薄桃色のマットの上に仰向けで寝かされ、四肢をマットの端から伸びた鎖の先にある赤い革の枷で繋がれている状況を把握して、舌を噛まないようにと装着させた黒い棒状の枷の隙間から唸り声を漏らす可愛い反応を見せて欲しい。
いつまでも、拘束状態での寝姿を見ていたい。早く目を覚まして、捕らわれた事実に対する反応を見たい。相反する願望すらも愉しみながら眠る青年を眺め続けて約一時間、Xの字に引き延ばされた青年の手足がピクリと動き、閉じていたまぶたが開いた。

「っ……むぅ……っ!? ぐ、うぅ……!!」

意味のある言葉を発せない口からくぐもった声を上げながら自由を取り上げられた手足を力無く動かし、笑って観察している私の顔を見つめながら驚愕の表情を浮かべる青年スパイ。その表情に私は興奮を募らせて背筋をゾクゾクと震わせながら、目を覚ました自分を待っていた状況に困惑しつつもがく青年を目と耳で味わおうと考えていたことをあっさり忘れ、痴態を見たいという欲のままに青年に着せたスーツと連動している右手のリモコンを操作した。私の右の親指が、ダイヤルを時計回りに動かす。すると、青年は身体を小さく跳ねさせ、塞がれた口から甘く歪んだ呻きを出し始めた。

「ふっ、う、んふっ……ふぅ、むぐっ、んむ、むぉぉ……!」

スーツに仕込まれたパッドによって緩く振動させられている青年の左右の乳首と男根が、スーツの中で硬く膨らんでいき、その形を浮き彫りにさせる。当然、私はその光景に視線を寄せ、スーツを押し上げている乳首と男根が小刻みにぷるぷると震える様を堪能する。恥ずかしい場所を私に凝視されている青年スパイは思わず羞恥に顔を染めて視線と恥部を苛む振動から逃れようと身をよじるが、そんなことをしても頑丈な枷と鎖は外れず、スーツを脱ぎ去ることも叶わない。

「むぐ、んむぅっ……ふー! うふっ、むぶぅっ……!」

望まぬ快楽に翻弄される辱めを受けながら、どうにかして危機的な状況から抜け出そうと身体をじたばたと動かす青年スパイ。そんな青年スパイの無駄な足掻きを愉しみながら私は愛しさを際限なく募らせていた相手である青年を手に入れた幸福感で胸を満たし、その幸福を増幅させるためにリモコンのダイヤルをまた右に回し、乳首と男根を責めるスーツの機構を強めて青年に更なる快楽を与え、淫らな姿を引きずり出していくのだった。






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