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主は調教を施し男を愛玩奴隷に堕とす

2018.12.13.Thu.21:00
「は、あぁ……ん、くぅ……っ、ふぅ……っ」

声を口から漏らしながら、男が裸体を必死に動かして拘束から逃れられないかと試行錯誤を繰り返している。
頭上高く持ち上げさせられた手と、つま先立ちの状態を強いられている足に力を込め、拘束からの脱出を試みる男。だが、その試みはいつまで経っても望む変化を生めない。どんなに力を込めても男の手足の自由を奪う頑丈な黒革の枷と太い鎖はビクともせず、男の手足は地下室の天井と床に打ち付けられた金具に遊び無く繋がれた状況から離れたくても離れられない。
枷と鎖で上下に引き延ばされた男の裸体は、拘束と地下室からどうやっても逃れられず、無駄な足掻きに合わせて情けなくくねることしか出来ない。長時間もがき続けてもそれは無意味で、男は何一つとして状況を変えられぬまま、自分を拘束して地下室に閉じ込めた男が帰ってくる時間を迎えてしまった。

「ただいま、良い子にしてたかい?」
「あぁ……ごしゅ、じんさま……っ」

冷たい笑みを浮かべて男に声を掛けた男に対し、拘束姿で放置されていた男は今までと同じ呼び方で返す。
だが、その呼び方は男の機嫌を悪くさせた。男は笑みの冷たさを更に強めながら逃れられない男に近付き、右手で顎を緩く掴んで持ち上げさせながらわずかに責める口調で言う。

「どういう神経をしていたら、その呼び方で私を呼べるんだい? 私を警察に突き出そうとしていた裏切り者が」
「ちっ、違い、ますっ。ご主人様を裏切るつもりなんてっ」

主の怒気を感じた男が、怯えと焦りを募らせながら言葉を紡ぐ。けれど、その紡がれる言葉は途中で切れてしまった。主の左手の指が、男の右乳首を強く摘まんで捻り上げてしまったからだ。

「あぅっ!? あっ、あっあっあぁぁぁっ!!」

顎を緩く掴まれていた顔を大きく仰け反らせ、手足の枷と鎖をガチャガチャと鳴らしながら男は甘く歪んだ悲鳴を上げる。
その悲鳴は、乳首を乱暴に捻り上げられたことによる痛みと、痛みを遙かに上回る快楽からの物で。男は自由を取り上げられ地下室に監禁されている立場にありながら愛しい主に責められている事実に悦びを抱き、男根を膨張させていく。

「裏切るつもりが無い? なら、何であの資料を私の部屋から持ち出した? 納得のいく説明をして欲しい物だね」

嬲られて男根を膨らませる男に嘲りの目を浴びせながら、主が男に問いかける。その問いかけに対して、男は乱れた吐息混じりに説明を行う。主が全く想像していなかった内容の説明をだ。

「大好きなご主人、様に……犯罪なんてして欲しく無かったんです……っ! ご主人様を、本当に、愛してますからぁっ! 悪いことなんて、して……貰いたくなかったん、ですぅっ……!」

愛しい主に、悪事をして欲しくなくて。大好きな人が、汚れる事実を見過ごせなくて。男は溢れる愛情のままに主が逮捕されると理解しつつ資料を持ち出して警察に行こうとしていた。
それを告げられた主は、自分のことを愛しすぎている純粋な男を眺めて苦笑を浮かべつつ、右手を男の顔近くから移動させ……移動させた右手で左の乳首を捉え、左手と一緒に男の左右の乳首を嬲り始めた。

「おひっ!? んんっ、あぁ! ひっ、あぁぁぁんっ!」
「私は、どうやら君を甘やかしすぎたようだね」

先程の怒気を全く感じさせない、それでいて慈悲も感じさせない意地悪な表情を見せながら、主が男に宣言する。それは、男の全てを支配し、飼い慣らし、意向に沿わない行動を取ることを考えすらしない愛玩奴隷に作り変えるという調教宣言だ。

「決めたよ、私はもう君を甘やかさない。この地下室に閉じ込めて、何もかもを管理して、私の命令には逆らえないよう、余計な行動を取らずに私から与えられる快楽のことだけ考えるよう心と身体を作り変えてあげる。まずは手始めに、このまま乳首の開発だよ。指と、舌と、お薬を使って君の乳首を少し何かが擦れただけで射精しちゃうくらいに淫乱な乳首にしてあげるからね……覚悟しなさい」
「ひっ、んんっ! あぁ、らめ、りゃめれすぅぅっ! 乳首、そんなにしたら……きもぢいいっ! ぎぼぢいいれひゅぅぅぅっ!!」

裸体を痙攣させながら淫猥な絶叫を上げている男が自分の話をちゃんと聞いているのかは分からない。分からなくとも、主には関係ない。どっちにせよ、快楽で丹念に躾けてこれまで以上に自由を奪った愛玩奴隷へと堕とす予定は変わらないからだ。

「あぁぁっ!! イぐ! イぎますぅぅっ!! 乳首れ、イぎゅぅぅ!! イぐっ、イぐイぐイぎゅぅぅぅっ!!」
「存分にイきなさい。私に相応しい淫乱になれるように、たっぷりイきまくってしっかり壊れるんだよ?」

責めの苛烈さとは裏腹な優しい主の声を遠い世界のように聞きながら、男は愛玩奴隷としての生活の第一歩となる乳首のみでの射精を迎え、立ったままの裸体を主の前で折れそうな程に反らしつつ、吐き出された体液で主の衣服を白くべっとりと濡らすのだった。






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