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男は絶望の朝まで置き去りにされる

2018.10.02.Tue.21:00
「ぐ、うぅっ! やめろ、やめろぉぉっ!!」

鋭く叫びながら、男は迫り来る危機から逃れようとして身体を必死にもがかせる。
しかし、どんなに必死になっても、多勢に無勢では勝ち目など無い。男の肉体を押さえ付ける十数人の男達は、無駄に足掻く男の左右の手を背後に回させるとその手に黒のガムテープを何重にも巻き付けて拘束し、靴と靴下を無理矢理に脱がせると左右を揃えさせた男の足にも手と同じようにガムテープを厳重に施してしまった。
手足を拘束され、逃走はもちろん、指を伸ばすことすらも出来なくされてしまった哀れな男。そんな男に、男達は更なる拘束を与えていく。目と口にテープを重ねて貼り付け、男の視界と言葉を奪っていく。

「んむぅぅぅっ!? んー! むぐぅぅぅっ!!」

口を塞がれながら、目の前を黒に遮られながら男は顔を振り乱して暴れたが、それは男達の手をわずかに煩わせる程度の効果しか持たず、男は抵抗虚しく目と口をテープに覆われてしまった。

「うっ……ぐむぅぅっ! ふーっ、ふぅぅーっ……!」

見ることとしゃべることを禁じられ、手と足の動きを大きく制限された男は、床の上で無様にのたうち回っている。
そののたうち回る男の様子を、男達は目と耳で堪能する。そうしてしばらく情けない姿を愉しんだ男達は、お互いに目を合わせて次の行動を起こした。のたうつ男の衣服を切り裂いて、男を裸体に変え始めたのだ。

「んぅぅぅっ!? んっ、んぅぅ!!」

肌に何か冷たい物が触れた。その冷たさに驚いた次の瞬間から、男の衣服は無慈悲なナイフによってただの布きれにされていく。
それをやめさせたくても、拘束された身体ではやめさせられない。視界を塞がれていても冷たさの正体が刃物だと理解出来る状況では、身悶えたくても身悶えられない。
男に出来ることはたった一つ、聞き入れられる可能性が全く無いやめてくれの意思を込めた唸りを上げることだけで。男達はその唸りをBGMとしながら衣服を全て壊し、男を裸体にさせてしまった。

「うー……むぐ、うぐぅっ……!」

ガムテープの拘束のみを身に着けた肉体をうつ伏せにして丸出しの男根を隠しながら、縛られた手で尻を可能な限り男達の視線から守りながら、男は力無く呻きを漏らす。
嫌でも恥辱を常に感じる格好を強いられた男を作り出した男達は、ナイフをしまい、散らばった衣服の残骸を拾い集めると、床に転がっている男に向かって口々に言った。

「それじゃあ刑事さん、貴方の処遇が決まるまでここで大人しく待っていて下さいね」
「明日の朝には決まりますから、それまでしっかりと……自分の勇み足を反省するんですよ?」
「まぁ、今更反省しても遅いですがねぇ……」
「ふぶぅぅぅーっ!! うぅ、うぐぅぅ! んー……んぶぅぅぅっ……!!」

笑いを含んだ口調で屈辱を煽りながら、男達は刑事を置き去りにして部屋から出て行こうとする。
その出ていく足音に向かって刑事は強く唸ったが、男達は足をとめずに部屋の外へと出ると、床に転がる刑事に別れの挨拶をしながら扉を閉めていく。

「さよなら、刑事さん。また明日会いましょうね」
「むぐぅぅぅっ! うー! むぅぅぅぅぅーっ!!」

悲痛に歪んだ刑事の叫びを途切れさせた扉は、刑事に絶望を伝える明日の朝が訪れるまで閉ざされ、閉ざされた扉の中では焦りと恐怖を抱きながら裸体を悶えさせる惨めな刑事の唸りが一晩中、哀しく反響し続けていた。






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