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痒みに嬲られ捜査員はおねだりを叫ぶ

2018.09.08.Sat.21:00
「捜査員さんよ、早く諦めておねだりしちまいな。どんなに我慢したって、苦しくなる一方だぜ?」
「く、あぁ……は、あぁ、うあぁ……」

ニヤニヤと笑いながら、男が右手で捜査員の顎を緩く掴んで持ち上げて陥落を促す。
数時間前の捜査員であれば、男の笑顔に対して怒りを抱き、拘束を着せられた肉体を動かして顎を掴む指に噛みつこうと試みていただろう。
だが、今の捜査員にその反抗の態度を見せる余裕は無い。拘束によって男の悪意から逃れられなくされた尻穴に施された残酷な苦悶に心と身体を疲弊させられた捜査員は、虚勢を張ることすらも出来ない状態へと追いやられてしまっている。
うるさいとも黙れとも言わずにただただ荒く乱れた呼吸を繰り返す捜査員。そんな捜査員に、男は容赦無く言葉を浴びせる。尻穴の苦悶を再認識させ、おねだりを口にするよう誘導する残酷な言葉だ。

「ほら、ケツ穴痒くて痒くてしょうがねーだろ? 気が狂いそうなんだろ? 一言『俺のケツ穴をめちゃくちゃにほじくり回して下さい』って言えば、すぐに指を突っ込んで掻き回してやるぜ? 掻き回して欲しいだろ、捜査員さん?」
「っ、ふぅ、うぅぅ……!」

男の言葉が必死で逸らしていた捜査員の意識を尻穴へと無理矢理に向けさせると、捜査員は苦しげに唇を噛みながらベッドの上で肉体をくねらせ始める。もちろん、そんなことをしても男の手で注ぎ込まれた薬品の効果で生まれた激しい痒みに襲われている尻穴の苦悶は全く軽減されない。
外気に触れている浅い部分も、奥深い腸壁の部分も、痒さに嬲られ意図せぬ収縮を繰り返している。上半身に白の拘束服を着せられ、幾本もの黒い革ベルトで自分を抱き締めるような状態で腕の自由を奪われていなければ、捜査員は自分を捕らえた男に見られていることも忘れて尻穴を指でほじくり回していただろう。足首と太ももを黒革のベルトで括られ足を伸ばしたくても伸ばせないようにされていなければ、捜査員は痒みの解消を求めて尻穴を無我夢中でベッドに擦り付け、白いシーツに腸液の染みを作っていただろう。

「簡単なことだろ? ほら、ケツ穴をほじって下さいって言えよ。このままだと、捜査員さんケツ穴の痒みで気が狂っちまうぜ? それでも良いのか? ん?」
「あ、はぁ……んぅ、くぅぅ……!」

尻穴をめちゃくちゃにほじって欲しい。今すぐに奥深くまでを掻き回して、痒みを紛らわせて欲しい。
捜査員の思考は、屈服を意味するおねだりに支配されかけている。しかし、羞恥とわずかに残ったプライドがおねだりを口にすることを踏みとどまらせていた。
いつまで経っても望む言葉を口にしない捜査員。拒んでも無駄だと直接、あるいは遠回しに何度も伝えているのに陥落のおねだりを拒み続ける捜査員。そんな捜査員を心ゆくまで存分に堪能した男は捜査員が本当に発狂する前にとどめを刺してやろうという歪んだ優しさを抱くと、右手を捜査員の顎から離すとくるりと背を向けて扉の方を向き、後ろの捜査員に対して言った。

「ま、どうしても言いたくないなら良いよ。俺はもう寝るから、捜査員さんはここで一晩中痒みで苦しんで、心も身体も壊れて狂っちゃいなよ」
「へ、は、ひぃっ……!?」

コツコツと靴音を立てて扉の方に歩いて行く男を見つめながら、捜査員は絶望と恐怖で表情を強ばらせる。
もう、ちっぽけなプライドなんて守っていられない。望む言葉を吐かなければ、自分は痒みで壊されてしまう。怯えの感情に苛まれた捜査員は気が付くと、歩き去ろうとする男に向かって舌足らずに拒み続けていたおねだりの言葉を叫んでいた。

「ほじっへ、くだひゃぃぃっ! 俺の、ケツ穴ぁっ! めちゃくちゃに、ほじって! ほじっひぇ、くらしゃぃぃぃっ!!」

誇りをかなぐり捨てた淫猥なおねだりを背中ごしに聞いた男は足をピタリととめ、捜査員を屈服させた優越感に抑えきれぬ笑みを浮かべながら、捜査員が求めた刺激を尻穴に叩き込むために扉に背を向け、無意識に安堵の表情を見せる捜査員の元へと再び、ゆっくりと距離を詰めていった。






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