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青年は一人きりの地下室で休み無く絶頂へと導かれる

2018.09.06.Thu.21:00
青年は一人きりの地下室で、どうにかして拘束から抜け出せないかと、どうにかして苦悶から脱出出来ないかと考え、ひたすらに肉体をもがかせていた。だが、どんなにもがいても青年の望む変化は生まれない。
背中で黒のアームバインダーによって拘束された腕は伸ばしたままの状態で固定され、指を使うことはおろか曲げることさえ叶わない。視界を覆う黒革の目隠しと言葉を封じる黒い棒状の口枷を噛まされ、更にそれらの拘束具と腕の自由を奪うアームバインダーの金具を短めの縄で結合された頭部は見ることとしゃべることだけでなく後ろに向かって持ち上げたまま下ろすことすらも封じられてしまっている。そして、太ももと足首をベルトで括られ、膝に巻き付けられたベルトとベッドの柵を鎖と南京錠で繋がれた足は伸ばすことも閉じることも禁じられ、青年は無様に尻穴と男根を晒した窮屈なうつ伏せをベッドの上で強いられ、その無防備な尻穴と男根に無慈悲で甘い責め苦を施されていた。
疲れを知らぬ淫らな機械を用いた、終わりの見えない快楽の責め苦だ。

「うぅーっ……! むっ、ぐ、ふぐ、うぅぅぅっ……!!」

目隠しの下から涙を頬に伝わせ、口枷の隙間から飲み込めない唾液と甘い悲鳴を零しながら、青年は拘束された肉体をガクガクと痙攣させながら絶頂を迎えた。もちろん、絶頂を迎えても青年を責める機械は動きをとめない。地下室の床に置かれた機械から伸びたアームの先にある男根を模した極太の張型は耳障りな駆動音を響かせながら前後に動いて青年の尻穴を奥深くまで容赦無く掘削して雌の悦びを腸壁に刻み込み、また別の機械から伸びた幾本ものコードの先にある小さなパッドは男根に黒いベルトで固定された状態で絶え間無く小刻みに振動を繰り返し絶頂したばかりの男根を、もはや吐き出す精液が底をついているというのに次の絶頂へと無慈悲に導いていく。
断続的に迎えさせられる絶頂を拒みたくても、手足を拘束された肉体では機械をとめることは出来ない。青年はただただ機械に恥部を嬲られ、絶頂を何度も何度も味わうしか無い。

「んー……! ふっ、ふぅ! うぐ、むぐぅぅぅっ……!!」

途切れぬ快楽に怯え、十数秒ごとに訪れる小さな絶頂に身をよじらせながら、青年はアームバインダーと繋がれた頭部を力無く振って救いを求める哀願の唸りを上げた。
しかし、悲痛に哀願を行ってもそれに応える者はいない。青年に拘束と絶頂地獄を与えて地下室に放置した男にすら哀願は届かず、青年の唸りは休み無く動く機械達の駆動音に虚しく掻き消されるだけだ。

「うーっ……むふっ、んもぉっ! うー、むぅぅぅっ!!」

誰も応えてくれない助けてを心の中で叫びながらまた絶頂へと至った青年の淫らな絶叫は機械達が放つ音と共に地下室で哀しく反響し、青年の絶望と崩壊を加速させていくのだった。






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