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少年怪盗は甘い香りを抗えずに吸入させられる

2018.07.23.Mon.21:00
「む……うぅっ? んむ、うむぅぅっ!? むぐ、むぐぅぅ!!」

目を覚ました少年は、自分の置かれている状況に気付いて焦りと怯えを抱き、危機から逃れようとして裸体をじたばたと暴れさせ始めた。
しかし、少年がどんなに暴れても状況は何も変わらない。青年の手足を金属で作られたベッドの柵に遊び無く繋ぎ、裸体をXの字に引き延ばした状態で拘束している黒革の枷と鎖は少年がもがく度にそれを嘲笑うような甲高い金属音を立てるのみでビクともせず、少年の目と口を塞いでいる黒色の強力なテープも、必死で顔を左右に振る少年の顔面からは決して剥がれずに視界と言葉を封じている。

見ることとしゃべることを禁じられ、衣服を奪い取られた裸体の自由を完全に奪われた少年。情けなく恥部を晒す仰向けの体勢から抜け出すどころか、助けを呼ぶ言葉すら満足に発せない哀れな少年。そんな少年を作り出した男は、困惑の唸りを上げながら無意味な足掻きを繰り返す少年を眺めて目を細めるとベッドの傍らに置いていた椅子から立ち上がり、暴れる少年の左耳に唇を寄せて言葉を掛けた。

「おはよう、怪盗君。よく眠ってたね」
「むぐ!? うぐぅぅ……っ!?」

正体も、顔も分からない男の声で自身の正体を唐突に暴かれた少年怪盗は、一際強い困惑と恐怖の唸りを塞がれた口から漏らしながら、身動きを封じられた裸体を強ばらせた。

「ふふっ、怖いかい? それでこそ、お仕置きの意味がある。他人から大事にしてる物を盗む悪い子は、たくさん怖がらせて、たっぷり苦しめて、もう嫌って泣き出すくらいに反省をさせてあげるからね……」

怯えに支配された少年怪盗の反応を見た男は、残忍という表現がよく似合う黒い笑みを浮かべ、用意しておいた小箱を開けて中から白布を左手で取り出すと、その白布を何の躊躇いも無く、少年怪盗の顔へと押し当てた。

「さ、しっかり嗅ぎなさい。ちゃんと嗅がないと、気絶するまで鼻を摘まんじゃうよ?」
「うぐ、むふっ、んふぅ、ふぅーっ……!」

いきなり顔面に押し当てられた湿った布から漂う甘ったるい香りに少年怪盗は思わず眉根を寄せて息をとめようとしたが、布ごしに親指と人差し指を鼻にあてがわれながら脅されては男の命令に従うしか無く、少年はどうすることも出来ずに正体不明の甘さを吸入させられてしまう。

「そうそう、その調子で嗅ぐんだよ? 怪盗君の身体がエッチになり始めても、嗅ぐのをやめちゃ駄目だからね。もしも勝手に嗅ぐのをやめたら、鼻を摘まんで窒息させちゃうからね?」
「うぅ、うぅぅぅ……」

優しげな口調で一方的に言い放たれた言葉に絶望を抱いても、少年怪盗はただただ命令に従って、布に染み込まされた媚薬を体内に取り込み、自身の肉体を誰かも分からぬ男の前で淫らな発情状態へと追いやられるしか無かった。






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