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正義は性拷問で崩れ去る

2013.11.09.Sat.08:00
山奥にひっそりと建てられた、一つの屋敷。
存在すらしていないかのように存在しているその屋敷の一室で、男は嬲られていた。

「くぅ、う…あぁ! うぅぅっ!」

荒い息を吐いて濡れた叫びを上げる男。何とか責め苦から逃れようともがく男だったが、無様に天井から吊るされた身体は縄を軋ませるくらいの動きしか出来ず、椅子に深々と座って自分を観察している男の視線からも逃げられはしなかった。

「あっ、くっ、ふぁぁっ!」

一際高く喘ぎ、男が腰を突き出すと、ズボンを引き裂かれてさらけ出されたペニスから白い体液が零れる。幾度と無く絶頂をさせられたせいで力無く垂れ落ちる精液は、男の下に出来た汗や唾液の水溜まりに混ざり、男に惨めさを与えた。
しかし、どんなに屈辱に襲われても、惨めさに苛まれても、今の男は身悶える事しか許されない。切り裂かれた衣服の上から縄を着せられ、残酷な性拷問を施されているからだ。

捕らえられた男の上半身に巻かれた縄は腕を絞め付け、手首を捻り上げて固定している。その上で足首と太股を短く繋がれ、膝に巻かれた縄を上半身の拘束と結合されていた。つまり、手足を窮屈に折り畳んだまま、伸ばす事も出来ない姿勢。
そして男は何の抵抗も出来ないようにした縄に別の縄を結ばれ、天井のフックに吊り下げられた。それも、部屋の壁に設置されたバイブを全て、露出させられたアナルにくわえ込む形で。

「んーんっ、あぁぁっ!!」

見た目にはただ尻を壁に着けているだけに見えるが、体内は意思を持たない淫具で休み無く掻き混ぜられ、アナルからは分泌した体液が壁を伝っている。淫らな体液で濃くなった壁、その下の方には、男のペニスと乳首を嬲る仕掛けがあった。

「ひっ、はっ、うぁっ」

男が苦しげに身を捩る度、乳首とペニスが左右に引かれて揺れる。原因は、黒いゴムの紐。左右の乳首を強く挟み込むクリップに結ばれた物と、ペニスを睾丸から絞り出す物の二つで。
男は些細な身じろぎすらゴム紐に弱点を責められるというのにもがかずにはいられない快楽を注がれ続け、その様子を自分を捕らえた男に観察されて、気が狂いそうな恥辱に震えていた。

だが、助けはまだ求めておらず、惨めな懇願だけはしていない。それは意地だけではなく、男の誇りを表していた。

「どうだい? ウチに潜り込んでた捜査員さん。そろそろ泣いて謝りたくなったか?」

椅子から立ち上がった男にあごを掴まれ、捜査員の男は凛とした目付きをして、返事をする。

「誰、が…早く、抜け…っ!」

どんなに辱められようと、悪には屈しない。捜査員としての誇りは失わない。
口を開けば唾液と喘ぎが溢れ、全身が熱くて堪らない状態なのに言葉は強くて。
捕らえた男は愉しそうに舌舐めずりをして、吊るされた捜査員を見下ろした。

「そうか。んじゃ、抜いてやるよ」
「え…?」

意外な返しに捜査員が呆けている間に、男は捜査員の首に鎖の付いた首輪を嵌めた。

「よっ、と」
「うぁぁぁぁぁっ!?」

気の抜けた掛け声と、絶叫が部屋に響いた。男は鎖を引く事で捜査員の身体を動かし、アナルに埋まったバイブを抜き取り始める。
壁と尻の狭間に生まれた空間にバイブが現れ、同時に乳首とペニスがゴム紐で引っ張られた。

「やめっ、いやぁっ、んあぁぁっ!!」

苛烈な責めに捜査員は肢体をバタつかせるが、責めを行っている男は涼しい顔だ。

「抜いて欲しかったんだろ? ちょっとくらい我慢しとけ」
「ひっ、いぃぃっ」

首を絞め付けられ、ありとあらゆる性感帯を弄ばれ、バイブが体内から消えていく。
苦しかったが、ようやく体内が解放される。そう思って耐えていた捜査官の安堵は、男は鎖から手を離した事で裏切られた。

「あぁぁぁぁあぁぁっ!!!」
「おっと、手が滑った」

支えを失った身体は、再びバイブに貫かれてペニスから精液を噴き出した。
何故こんな事が出来るのか、本当に同じ人間なのか、声も出せずに震えている捜査員の耳に、残酷な発言が入り込む。

「悪い悪い、慣れてないからまた手が滑るかも知んねーけど、捜査員さんだったら平気だろ?」
「いやぁぁぁぁぁっ!」

今まで堪えていた涙を流して拒んでも、男は鎖を掴んでまた引き始める。

「もっ、やめてぇっ! おねがっ、ゆるひっ」

誇りさえも奪われ、必死に男を見上げて懇願を繰り返していた捜査官は、目に入った男の表情に愕然とした。

泣き叫ぶ自分を見て、心から笑っていた。その表情を目の当たりにした時、捜査員は理解した。

…壊される。

「誰かっ…たひゅけてぇぇぇっ!!!」

恐怖に絶叫しても、誰にも声は届かず。
ただ、自身を遊び道具にしている男の耳を、心地良くさせるのみだった。






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