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嬲られた男は陥落色の唸りを発する

2017.12.30.Sat.21:00
しつこいくらいに巻き付けられた銀色のガムテープは、身体の真横に伸ばした男の腕と足をテーブルの天板に緩み無く括り付け、身動きを完全に封じてしまっている。
男は、自分が監禁されている部屋からの脱出を試みる以前に、テーブルから降りる事も出来ない。衣服を剥ぎ取られ丸出しにさせられている恥部を、覆い隠す事も出来ない。加えて、視界を塞ぎ、言葉を奪っている目と口のガムテープを毟り取る事も出来ない。
そして何より、男は自分を拘束して置き去りにしていった男達が残した淫具を、振り払いたくても振り払えない。
ありとあらゆる自由を取り上げられた無様な男は、無感情な淫具達に性の弱点を好き勝手に弄ばれながら、自分を放置していった男達が想定した通りの淫らな苦悶で心と身体を甘く追い詰められるしか無い状況を、もう何時間も強いられていた。

「んー…んふっ…ふぐぅ、むぐぅぅぅんっ……!」

ガムテープを使って離れないよう、抜け落ちないように固定された淫具達に長時間嬲られた男はなりふり構わずに喚いて暴れる気力ももはや残されておらず、テーブルに括り付けられた裸体をビクビクと痙攣させながら絶頂を断続的に迎えている。
左右の乳首と男根の裏筋に貼り付けられたローターの振動が生み出す快楽によがらされ、尻穴を奥深くまでみちみちに埋め尽くしてほじくり回している極太のバイブに雌の悦びを容赦無く叩き込まれた男は、もう絶頂を堪える事も叶わない。苛烈な快楽で高められた肉体は、絶頂寸前と絶頂の短い場所から降りられない。
だが、そんなイきっぱなしの状態に置かれているというのに、男は気が狂いそうな程のもどかしさに絶えず襲われている。当然だろう。男はまだ、一回も射精をさせてもらえていないのだから。
数え切れないくらいの回数淫らな絶頂へと追いやられているというのに、男は射精へと至れない。男根の根元をきつく戒める革のベルトが、精液を塞き止めてしまっているからだ。

「うー…! ふぐ、むぐぅぅぅ……んー…んぅぅーっ……!!」

快楽で生まれた淫猥な熱が男の体内で出口を求めて暴れ回り、壊れた蛇口のように透明な先走りを垂れ流している男根の疼きと、裸体の感度を際限無く高めていく。
その溜まった熱をどうにかして散らせないかと男は唸り声を強く発してみたり、裸体をはしたなくくねらせてみたりしたがそれらは全て無駄で、射精したいという欲望を余計に加速させるだけの効果しか生まなかった。

「うぐぅぅぅ……むぐ、ふぅ…うふっ、ふぐぅぅ……!」

助けてくれ、射精をさせてくれ。哀願と、淫らなおねだりの感情を繰り返し胸に抱きながら不完全な絶頂をとめど無く迎えさせられる男。そんな男に、いつの間にか部屋に戻っていた男達は愉しげな声で尋ねた。

「スパイさん、ただいま」
「一人でイきまくるのは、愉しかったみたいだね」
「さて…そろそろ、情報を吐いてくれる気になってくれたかい?」
「っ! むぐぅぅぅぅん…っ!」

ようやく戻ってきた男達の声を聞いたスパイの男は、淫らな責め苦を施される前に自分が持っていた反抗的な感情を全て忘れ、ガクガクと首を縦に振りながらくぐもっていてもよく分かる陥落色の唸りを、ニヤニヤと笑う男達に向かって無我夢中で発していた。






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