淫らなマッサージは望まぬ眠りの後に施される
2017.12.17.Sun.21:00
深い眠りについていた青年が、意識を取り戻す。少しぼやけた思考で青年は自分が寝てしまう前の事を思い出す。街でもらったチラシを見てマッサージ店を訪れた事、そのマッサージ店で出された飲み物を口にしながら準備を待っていた事、そして、マッサージをされている最中に心地良さから眠りに落ちてしまった事。そこまで思い出した青年は自分が店内のベッドの上で寝てしまった事に気付き、店に対しての申し訳なさを胸に抱きながら身体を起こそうとした。
だが、それは出来なかった。何故なら、青年の身体は意識を失っている間に拘束を施されてしまっていたからだ。
意識を手放す前に、下着のみを身に着けた格好で寝転がっていた細長いベッド。そのベッドの下に回された青年の手首と足首には今、肉体の四カ所を繋ぐ鎖で手足の動きを大きく制限する枷が巻き付けられている。
手を動かそうとしても、反対の手と足が鎖の音と共に引っ張られるだけ。ベッドの上に手足を運ぼうとしても、それは手足に圧迫の痛みを生むだけ。これでは、ベッドから降りる事も叶わない。それどころか、身に着けていた下着を脱がされた裸体を覆い隠す事も、眠っている間に口に噛まされていた赤いギャグボールを外す事も、青年の目覚めを待っていた店員の男達の悪意に満ちた笑みから離れる事も出来ない。
「むっ…ぐぅぅっ!? んむ、ふぐぅぅ!!」
状況に付いていけず、青年は怯えた表情を浮かべながら救いを求める唸りを唾液と一緒にギャグボールの穴から飛ばす。
もちろん、黒く微笑む男達がその唸りに答える訳は無い。男達は、怯える青年の様子を心の底から愉しみながら、わざとらしいくらいに明るい口調で言った。
「お客様、よく寝ていましたね。少しお出しした飲み物の睡眠薬が多かったかも知れません」
「お詫びとして、当店の最上のマッサージを無料で提供させて頂きますよ」
「心も身体がいやらしく蕩け落ちるまでたっぷりとマッサージさせて頂きますので…どうぞ遠慮無くご堪能下さい」
一方的に話した男達は、逃れられない青年の裸体の上で自分が持っていた透明なボトルを傾けた。ボトルに詰まっている粘度が高い薄桃色の液体が、ゆっくりと出口に向かって移動していく。
「んぅぅっ!? ふーぅっ!! うぐ! むぐぅぅっ!!」
得体の知れない液体が、自分の裸体に垂らされようとしている。その事実に青年は心の底から恐怖し、手足に嵌められた枷をガチャガチャと鳴らしながら無我夢中でもがく。
しかし、もがいても拘束は解けない。もがいても、その動きは男達を悦ばせる結果しか生まない。
「んぅぅー! ふもっ…おふぅぅぅっ!!」
必死の足掻きも虚しく、液体は青年の裸体の上へと垂らされ、男達の手で塗り広げられていく。
肌に伸ばされていくぬめった液体と、肌を無遠慮に這い回る手の感触に悲鳴を上げて身悶える青年。そんな青年に、男達は残酷な言葉を浴びせた。
「すぐ気持ち良くなるから、安心して下さいね」
「もうすぐ、塗り込んだお薬の効果が出始めますからねー」
「おや…お客様はお薬が効きやすい体質なのかも知れませんね。もう、性器が硬くなり始めてますよ」
「うぐ…ふぐ、むふぅぅ……!」
指摘通りに勃起し始めた男根を緩く握られ、液体のぬめりを使って硬く尖り始めた左右の乳首を素早く弾かれ、他人に見られた事すら無い尻穴を優しく指で揉み込まれながら、青年は自分の中に湧き上がっていく淫らな欲望に呼吸を荒く熱く変化させていた。
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意識を手放す前に、下着のみを身に着けた格好で寝転がっていた細長いベッド。そのベッドの下に回された青年の手首と足首には今、肉体の四カ所を繋ぐ鎖で手足の動きを大きく制限する枷が巻き付けられている。
手を動かそうとしても、反対の手と足が鎖の音と共に引っ張られるだけ。ベッドの上に手足を運ぼうとしても、それは手足に圧迫の痛みを生むだけ。これでは、ベッドから降りる事も叶わない。それどころか、身に着けていた下着を脱がされた裸体を覆い隠す事も、眠っている間に口に噛まされていた赤いギャグボールを外す事も、青年の目覚めを待っていた店員の男達の悪意に満ちた笑みから離れる事も出来ない。
「むっ…ぐぅぅっ!? んむ、ふぐぅぅ!!」
状況に付いていけず、青年は怯えた表情を浮かべながら救いを求める唸りを唾液と一緒にギャグボールの穴から飛ばす。
もちろん、黒く微笑む男達がその唸りに答える訳は無い。男達は、怯える青年の様子を心の底から愉しみながら、わざとらしいくらいに明るい口調で言った。
「お客様、よく寝ていましたね。少しお出しした飲み物の睡眠薬が多かったかも知れません」
「お詫びとして、当店の最上のマッサージを無料で提供させて頂きますよ」
「心も身体がいやらしく蕩け落ちるまでたっぷりとマッサージさせて頂きますので…どうぞ遠慮無くご堪能下さい」
一方的に話した男達は、逃れられない青年の裸体の上で自分が持っていた透明なボトルを傾けた。ボトルに詰まっている粘度が高い薄桃色の液体が、ゆっくりと出口に向かって移動していく。
「んぅぅっ!? ふーぅっ!! うぐ! むぐぅぅっ!!」
得体の知れない液体が、自分の裸体に垂らされようとしている。その事実に青年は心の底から恐怖し、手足に嵌められた枷をガチャガチャと鳴らしながら無我夢中でもがく。
しかし、もがいても拘束は解けない。もがいても、その動きは男達を悦ばせる結果しか生まない。
「んぅぅー! ふもっ…おふぅぅぅっ!!」
必死の足掻きも虚しく、液体は青年の裸体の上へと垂らされ、男達の手で塗り広げられていく。
肌に伸ばされていくぬめった液体と、肌を無遠慮に這い回る手の感触に悲鳴を上げて身悶える青年。そんな青年に、男達は残酷な言葉を浴びせた。
「すぐ気持ち良くなるから、安心して下さいね」
「もうすぐ、塗り込んだお薬の効果が出始めますからねー」
「おや…お客様はお薬が効きやすい体質なのかも知れませんね。もう、性器が硬くなり始めてますよ」
「うぐ…ふぐ、むふぅぅ……!」
指摘通りに勃起し始めた男根を緩く握られ、液体のぬめりを使って硬く尖り始めた左右の乳首を素早く弾かれ、他人に見られた事すら無い尻穴を優しく指で揉み込まれながら、青年は自分の中に湧き上がっていく淫らな欲望に呼吸を荒く熱く変化させていた。
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