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哀願はシャッター音に向けて発せられる

2017.12.01.Fri.21:00
黒色をした細長いベッドに裸体を仰向けで寝かされ、頭上に伸ばした腕と真下に伸ばした足、そして腹部を銀のガムテープできつくベッドに括り付けられ、手足の物と同じテープで目と口を厳重に塞がれた男は完全に手足の自由を奪われ視界と言葉だけで無く身をよじる事すら封じられてしまっている状態だ。
逃げたくても逃げられない。何をされても拒めない。どんなに無慈悲な苦悶を注ぎ込まれても、助けを呼ぶ事さえ出来ない。
左右の乳首と男根に固定された淫具に激しい振動を与えられ、望まぬ快楽で絶え間無い絶頂を強いられても、男はただただくぐもった悲鳴を上げながら無防備な肉体を追い詰められ、淫具を固定して地下室を去って行った男達の思い通りに白く濁った体液を男根から噴き出させるしか無いのだ。

「んー! んぐっ、ぐふ! ふむぅ、むぐふぅぅぅ!!」

テープに塞がれた口から甘く歪んだ絶叫を発し、ベッドに縛り付けられた裸体を小刻みに痙攣させながら、男はもう何十度目かも分からない絶頂を迎えた。意識が、一瞬遠のく。しかし、失神はさせてもらえない。男の左右の乳首にテープで貼り付けられた楕円形のピンクローターと、男根の裏筋に貼り付けられた二個のローターは絶頂し過ぎて過敏になった箇所を残酷な振動で抉り、男に気を失う事も許さない程の快楽を叩き込み続ける。

「んもぉぉぉぉーっ!! ほごっ…むふぉぉぉ……っ!」

わずかな休憩さえも与えられない悦楽地獄に嬲られ続けた男は心も身体も限界だ。この苦しさから抜け出せるなら、何にでも従う。どんな無様な行動でも取る。そう本心から思うくらいに追い詰められていた男は、今まで聞こえていなかったカメラのシャッター音が聞こえた途端、その音が聞こえる方に向かって哀願の唸りを発し始めた。

「んぐぅぅぅぅーっ!! ふぅーっ!! むぎゅぅぅぅぅぅぅ!!」

助けて、許して。小さな絶頂を何度も迎えつつ、時折訪れる大きな絶頂に裸体を震わせつつ、男はなりふり構わず哀願を繰り返す。
様々な方向からシャッター音が聞こえてきているのに足音が全くしていない事に疑問も抱かず、シャッター音がした事と自分を放置した男達が地下室に戻って来た事がイコールで繋がる訳じゃ無いという事にも気付かず、哀れな男は淫具の刺激にイき狂いながら必死になって救いを求める。

「もぉぉぉーっ!! うぶ! ぶふうぅ! んー! んんんーっ!!」

男の視界を封じた後にベッドを取り囲むようにして設置されたカメラは、設定した時刻が訪れると自動で撮影を行うようにされていた十数台のカメラは、無意味な哀願を行う男の汗に濡れた肌を写真に収め、白色の薄まった体液を放出する男根を写真に収め、目と口がテープに覆われていても淫らな崩壊に向かっているとよく分かる男の顔を、至近距離で写真に収める。
一人の男が責め立てられている地下室には、誰にも届かない哀願の唸りと冷酷なシャッター音が、虚しく響き渡っていた。






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