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拘束青年を愉しむお店

2013.11.06.Wed.21:00
都会のビルの一つのフロア。会員制の店に、一人の男が訪れ、店員に案内されて個室へと移動する。
そして、店員が部屋のドアを開け、客の男を導く。

「うぅぅ、んおっ」

捕らわれた青年が悶えている、部屋の中へと。

「では、ごゆっくり。道具は、こちらの棚に用意してあります」

頭を下げて、店員は部屋を去った。男は唇を舐めて天井から吊るされた青年を眺め、快楽に震えているその肌に、右の指先で触れた。

「ふぅぅっ…あぉっ」

目隠しをされ、過敏になった身体をくすぐられ、青年はビクビクと跳ねる。跳ねた身体は一まとめにされた手首と足首を上と下に繋がれているせいで虚しくくねるのみだ。
逃げたくてもどこへも移動出来ず、猿轡をされて満足に悲鳴も上げられない憐れな青年の姿に男は小さく笑い、棚を開けた。

「うぅっ!?」

引き出しが開く音に青年は怯え、必死に手足を動かすがその様子はただ男の目を愉しませるだけ。
淫具を手にした男の手がとまる事は、無かった。
男の指が摘まんだクリップの淫具は、恐怖に震えている青年の乳首を狙い。

「んぅーーっ!」

パチン、と胸の飾りを挟み込んだ。二つの尖りを同時に責められ、痛みと快感に身体をもがかせる青年を無視して、男は次の淫具を手にして青年の背後に回った。
拘束された青年の後ろにしゃがみ、男は尻を鷲掴みにして開かせる。
無理矢理に開かされ、男の目に晒されたアナルはヒクヒクと収縮し、淫具を当てられると強張って強くすぼまった。

「ふぅ、ふぅっ」

侵入を許すまいと耐えていた青年だったが、いつまでも力を入れ続けられる物ではない。
やがてふっと力は抜け、その隙を狙って…男は、青年のアナルにバイブを押し込んだ。

「おぅぅぅーっ!!」

嫌なのに、捕らわれてから幾度と無く弄ばれた穴は簡単に異物を受け入れてしまう。あまつさえ内壁を抉られて、堪らない悦楽を覚えてしまう。
屈辱と悦びに身悶え、呻く青年を見て男は手を離して青年の前の椅子に座り。乳首とアナルの淫具のスイッチを、どちらも最強にした。

激しい駆動音が鳴り始め、青年の動きが切羽詰まった物へと、変わった。

「ふぉぉんっ! おぐっ、うぅっ、んふぅぅーっ!!!」

悲痛で甘い叫びが狭い個室を満たし、青年の惨めなもがきが部屋を淫猥に彩る。
男は目の前の青年の声を耳で愉しみながら、悠然と足を組んで、快楽に責め立てられる青年の苦悶を笑って眺めていた。





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