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わずかな反抗心は快楽で壊される

2017.11.22.Wed.21:00
背中側に回した自身の手で足首を掴んだまま離したくても離せないよう赤いガムテープを厳重に巻き付けられ、大きく暴れる禁じる目的で肘と腰回りを、太ももとすねの部分を同じテープできつく括られた青年は、もはや思い通りの行動なんて何一つとして取れない。
言葉を塞いでいる口のテープを剥がす事はおろか、隷属の身分を青年に絶えず教え込んでいる赤色の首輪を外す事も出来ず、腹側を下にしたうつ伏せの体勢を強いられた裸体は立ち上がる事はもちろん寝返りさえもままならない。

過剰なまでに施された赤色の装飾によって、青年の裸体は完全に自由を奪われ、完全に抵抗を封じられている。そんな無防備な青年を作り出した男は、抗えない青年の丸出しの尻穴が余すところなく見える位置に座り込み、その尻穴に容赦の無い辱めを加えていた。青年に自身の立場を再認識させる、非情な言葉を浴びせかけながら。

「んー! むっ、ぐうぅぅぅ!! ふぐぅ、むぐぅっ! んー! んぅぅぅぅーっ!!」
「また、お尻だけで、射精せずにイっちゃったねぇ。こんな玩具にお尻の穴を掻き回されて、ベルトで絞め付けられたおチンチンを何度もイかせて、君は常識じゃ考えられないくらいの淫乱だね。まぁ…僕に飼われているペットの君に常識を当て嵌めても意味は無いけどね」
「もっ…ごぉぉぉっ!! ふーぅっ! うぐ、むぎゅぅぅぅぅぅーっ!!」

自分を拉致し、自身の邸宅で監禁している男の勝手な言葉を否定したいと心の底から思っても、言葉は発せない。視線と態度で反抗を示したいと考えても、激しさともどかしさが入り交じる快楽に苦悶させられている青年は自分の尻穴を一方的に弄んでいる男を睨み付けるどころか、背後を見る余裕さえ無い。
男根に似せた極太の本体で青年の腸内をみちみちに埋め尽くし、表面に生えた無数の醜悪なイボで柔らかな肉をめちゃくちゃに掻き毟るバイブの責めにいたぶられた青年の裸体は汗に濡れて床の上で無様な痙攣を繰り返し、根元と亀頭のすぐ下をベルトに戒められた男根は絶頂の度に青年の腹と床の間で虚しく先端の穴を開閉させている。快楽で良いようにされたくないのに、拉致されてから毎日加えられた調教によって躾けられてしまった肉体は、叩き込まれる快楽を悦んでしまっている。悔しいけれど、肉体はすでに男の手に堕ち、淫らな欲望に溺れている。
しかし、心はまだ屈していない。青年は、心までも思い通りにされてなるものかという思いを込めて、テープで塞がれた口から背後にいる男に向かって不明瞭な言葉で叫んだ。テープの拘束と、淫具を用いた苛烈な責め苦を生むきっかけになった反抗の言葉を。

「むぐぅっ…ふ! ふぐは、ふぁひ……ぶぇっ、ふぁひ……ふぐは、ふぁひぃっ!!」

喘ぎ混じりに、息を切らしながら発せられた、くぐもった声での怒りの言葉。だが、怒りを込めて許さないの感情をぶつけられた男は、悠然とたしなめる口調で返事をした。

「誰が、人間の言葉を発して良いって言ったんだい? これだけ苛めても反省が出来ない悪いペットには、もっときついお仕置きが必要だね」

そう言って、男は何の躊躇いも無く右手に握ったバイブを親指で操作した。ツマミを、最強と記された位置にまでスライドさせたのだ。
腸内で暴れるバイブの動きが、更に激しくなる。当然、快楽の量も一気に跳ね上がり、青年はテープに拘束された裸体を惨めにのたうたせながらよがり狂わされる。

「そろそろ許してあげようかと思ったけど、気が変わったよ。今日はこのまま一日中お尻だけで、射精させずにイき狂わせて反省を促してあげるよ。気絶してもちゃんと起こしてあげるから、安心して気持ち良くなるんだよ?」
「もごぉぉぉぉぉーっ!! ほっ、ごぉぉっ! うー! むー! んむぅぅぅぅぅぅぅーっ!!」

目を剥き、背を反らして十数秒ごとに絶頂を迎える青年にはもう、男の無慈悲な言葉は聞こえておらず、先程見せた反抗心は引き上げられた快楽で早くも壊されてしまっていた。






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