FC2ブログ

箱詰め少年は淫らに慰め合う

2013.11.01.Fri.21:00
夜道を走るワゴン車の荷台。そこに置かれた、白い箱。
その箱は、車の揺れにまぎれて、小刻みに動いていた。中の存在が、身体の火照りを静めようと身悶える度に。

「あぅ…んむっ」
「んふぅぅ、うんっ」

暗く狭い箱の中で、二人の少年が裸体を擦り寄せあい、封じられた口から喘ぎを漏らしていた。
口に取り付けられているのは、細い金属を使って口を開けた状態で固定させる開口具。少年達はその小さな口をだらしなく開けたまま、溢れ出る唾液を留めさえ出来ない。
流れ落ちる唾液は箱の底に溜まり、腕を背中で革ベルトに拘束された少年達の肌にまとわりつく。

「んふっ、んぅ」

だが、少年達は自身の出した唾液で身体が汚れる事も構わず、不自由な肢体を箱の中で動かしもう一人の身体に絡み付いた。
一生懸命に腰を振って勃起したペニスを相手の肌で刺激し、舌を伸ばして乳首やアナルにしゃぶり付く少年達。二人がこんなにも発情しているのは、薬のせい。

二人を箱に閉じ込めた男は、箱に鍵をかける前に液状の薬品を少年の身体に振りかけた。
それは、付着した個所を容赦無く疼かせる媚薬。小さな箱の中で逃げ場所も無く薬品を浴びた少年は、自分の意思とは真逆に快感を求めていき。
今では、理性を破壊し、少年達を快楽のみを欲しがる淫らな獣へと作り変えていた。

「んちゅ…もっと、なめへぇ…」
「いいよぉ、きみも、もっとしへ…っ!」

汗と媚薬に塗れ、少年達は箱の中で乱れに乱れている。
密閉性の高い箱の中は、少年の甘い香りと熱気、ペニスから吐き出された精液の匂いで満たされている。それらに思考能力を奪われ、脳までもを犯されている堕ちた少年達は、車が停車した事さえ気付かずにお互いの性感帯に舌を這わせている。

「うぁ…?」

その舌が、突然にとまった。二人を閉じ込めていた箱の鍵が開けられたからだ。

「どうでしょう? お気に召されましたか?」

少年を眺めているのは、閉じ込めた男。そして…その顧客。

「うぅ…」
「はぁ、あ…」

震えながら、自身を買おうとしている男を見つめる少年。蓋が開けられた事で熱気が逃げ、だんだんと理性を取り戻し始めた少年の怯えの表情を見て笑い、男は言った。

「素晴らしいね、買わせてもらうよ」
「ありがとうございます。では」

言って、蓋を持っていた男は再び二人を閉じ込める為に蓋を閉じようとする。

「あぁ、ひやぁっ!」
「たひゅっ、たひゅけ…!」

騒ぐ少年の声は蓋が閉じられた事で遮られ、わずかに聞こえるだけとなる。

「お運びします」
「頼むよ」

買い手の車へと運搬される間、少年達は必死で逃れようともがいたが。
脱出は叶わず、これからペットとして生きる未来を変える事も、出来はしなかった。





↓よろしければ、応援クリックお願いします↓

小説(BL) ブログランキングへ

にほんブログ村 BL・GL・TLブログ BL短編小説へ
にほんブログ村
blogramで人気ブログを分析


↓こちらもよろしければ応援クリックお願いします↓

























関連記事
スポンサーサイト
[PR]

コメント

管理者のみに表示