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悪人達は刑事達を狭い空間へと閉じ込める

2017.09.09.Sat.21:00
「ほら、ここが今日から刑事さん達が住む部屋だよ。良いところだろ?」
「さ、入って入って」

捕らえた二人の青年刑事を黒い首輪に繋いだ鎖で連行し、廊下の突き当たりまで移動させた悪人達は、首輪の鎖を外しながら開いた扉の中に入るよう手で示した。とても部屋とは呼べない狭い空間へと続く、床に作られた扉の中に、だ。
一人でも窮屈そうな場所に二人で入ったら、常に身体の軋みと息苦しさを覚える状況となるだろう。そんな場所に、好き好んで入りたがる者はまずいない。青年刑事達だってそうだ。
しかし、どんなに入りたくないと思っても、刑事達に拒否の選択肢は無い。背中に回した手ときっちり揃えた足に包帯を幾重にも巻き付けられ、更にその上から強力なテープを過剰に施された刑事達は、意地悪く微笑む悪人達から走って逃げる事は叶わず。口に硬く丸めた布を押し込まれ、手足の物と同じテープで栓をされていては嫌だという言葉を発する事も出来ず。拘束と首輪のみを身に着けた裸体で移動させられ、息切れと羞恥による疲労に襲われている刑事達は無理矢理に裸体を押して床の狭い空間へと入るよう促してくる悪人達の手の力に抗えず。刑事達は心の底から嫌がりつつもどうする事も出来ぬまま、狭い場所へと二人一緒に押し込められてしまった。

「ん…ぐふぅっ…」
「むぅ、んぐっ、ぐぅっ…!」

想像よりもはるかに狭い空間に入れられた二人の塞がれた口から、苦悶の唸りが思わず漏れる。
仰向けで寝転がる事すら不可能なくらいの狭さの空間に向かい合わせで押し込められた刑事達は常に肌がぴったりと密着し、もう一人の鼻から漏れる吐息の熱を顔で、性器の熱を自身の性器で感じざるを得ない状況だ。
一刻も早く、この状況を脱したい。刑事達はそう思っている。けれど、悪人達はそれを許さない。刑事達を床に空間に詰め込んだ悪人達は、刑事の肉体がはみ出ていない事を確認すると愉しそうにニヤニヤと笑いながら扉を閉め始めた。

「んじゃ、扉閉めるから、身体挟まないように気を付けてね」
「閉めた後鍵もかけるけど、ちゃんと呼吸が出来るようにするから安心してね」
「んぐぅぅっ…! ふぅ、むぐぅぅ」
「うー! うーっ……!」

窒息の恐怖が無い事は分かったものの、閉じ込められる恐怖が消える訳ではない。刑事達は徐々に失われていく光の先にいる悪人達に向かって、情けなく許しを請う唸りを上げるが悪人達はそれを無視して扉を閉め、刑事達が自力では脱出出来ないよう四つの南京錠を四角い扉の四隅に掛けてしまった。

「刑事さん達ー、聞こえてるー?」
「んむっ…ぐぅっ」
「ふぅ、むぐぅぅ…」
「ちゃんと聞こえてるみたいだねー、良かった」

弱々しい唸りを耳にした悪人達は、刑事達を支配している事実を改めて実感し、抑え切れぬ笑いを顔に滲ませながら閉じ込めた刑事達に続けて声を掛けた。

「それじゃあ、鍵も掛け終わったし俺達は行くね」
「刑事さん達が退屈しないような仕掛けも用意しておいたから、たっぷりそこで愉しむと良いよ」
「うぐっ…!? んー! んうぅ!?」
「ふもぉっ…? おぅっ、ふぐぅぅ!」

退屈しないような仕掛け。どう考えても、自分達にとって苦悶でしかない仕掛け。その存在を知らされた刑事達は驚きと怯えが混じった声で唸り、狭い空間でじたばたともがき出すが、悪人達はその唸りともがきの音を耳で味わいながら何の躊躇いも無く近くの壁にあるレバーを下ろし、狭い空間内に酸素と媚薬ガスを混ぜた気体を送り込み、呼吸の度に発情を強制する淫らで残酷な仕掛けを起動してしまった。

「また後でね、刑事さん」
「仕掛けをたっぷり愉しんだ刑事さん達の姿、期待しているよ」
「むぐぅぅーっ!! うっ、うぅっ、うふぅぅぅ!!」
「んぅ、ぶふぅっ! うぐぅ、むぐっ、むぉぉぉっ!!」

行かないでくれの意思を込めて離れていく足音に唸り声を飛ばす刑事達は、ひそかに流し込まれ始めた媚薬が漂う空間の中で、まだ萎えている男根と理性を保っている顔を寄せ合いながら、必死になって危機的な状況を打破しようと考え無意味に身悶えていた。






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