FC2ブログ

男達は無意味に堪える少年を観察する

2017.09.03.Sun.21:00
頑丈な黒革の枷を左右の手首と足首に嵌められ、枷から伸びた鎖を天井に打ち付けられたフックへと遊び無く繋がれてしまった少年は、肉体の自由を完全に奪われてしまっている。
台の上で仰向けに寝かされた身体は、左右の手足を真上に伸ばしたままの状態を強制され、台から下りる事はもちろん衣服を剥いで露出させられた裸体を覆い隠す事も許されず、言葉を封じる為にと噛まされた棒状の口枷を外す事も叶わない。
手と足の動きに加えて言葉まで封じられた哀れな裸体の少年は、抵抗らしい抵抗はもはや何一つとして行えない。無抵抗の裸体に幾つもの機械を施され、休み無い責め苦を与えられても少年はただただ受け入れるしか無く、自分から衣服と自由を奪い代わりに拘束と責め苦を与えた男達から嘲笑交じりの残酷な言葉を浴びせかけられても、少年は胸の内に悔しさと屈辱をふくらませながらどうする事も出来ず、聞きたくない言葉を聞くしか無い。

「ヒーロー君、またイきそうだねぇ。身体中ビクビクさせて、また気持ち良く射精しちゃいそうだねぇ」
「ほらほら、我慢しないでイっちゃいなさい。薬で身体の感度を上げられた状態で乳首とおチンチンをローターに振動させられながらお尻の穴をバイブにほじくり回されたら誰でも気持ち良くなっちゃうんだから、恥ずかしい事じゃないんだよ?」
「我慢しても、苦しいだけだろう? もっと欲望に素直になって、快楽に身を任せてしまえばきっと幸せになれるよ、ヒーロー君」
「んっ…むぅっ! お、ほぉ、ほ、ごぉぉっ!」

ヒーローという立場を自らの意志で捨て、男達の言葉通りに快楽を受け入れたらどれだけ気持ち良いのだろう。甘ったるい幸福に満ちた快楽を心から味わい、絶頂を何度も何度も迎えたらどれ程幸せになれるのだろう。少年ヒーローの思考に屈服の選択肢が絶えず浮かび、幸せな陥落を迎えようと誘惑をしてくる。
だが、少年はその誘惑を強い精神力で拒み続ける。自由を奪われた裸体に発情を促し感度を高める薬品をたっぷりとし込まれ淫乱な肉体へと堕とされても、淫乱に変えられた肉体を淫具達に休み無く嬲られ快楽の悦びを教え込まれても、少年は口枷に歯を立てながら耐えている。

けれど、少年ヒーローのその忍耐は何の意味も無い。
幾ら堪え続けても、救いの手を差し伸べる側である少年ヒーローを救ってくれる存在のあてが無い以上、忍耐は甘い地獄を長引かせるだけの行為でしか無い。

「むぅぅーっ!! ふぐっ、ぐぅ、むごぉぉぉっ…!!」
「はい、またイったね」
「その調子で、さっさと諦めてイきまくろうね。ヒーロー君」

苦悶から解放され早く楽になるには、快楽を受け入れるのが一番早い。その認めたくない事実から目を背け、快楽と絶頂を無意味に堪える無様な少年ヒーローが晒す痴態を、男達は小さく微笑みながらじっと観察し続けていた。






↓よろしければ、応援クリックお願いします↓

小説(BL) ブログランキングへ

にほんブログ村 BL・GL・TLブログ BL短編小説へ
にほんブログ村
blogramで人気ブログを分析


B L ♂ U N I O N
↓よろしければ、こちらも応援クリックお願いします↓




















ゲイ向け野郎系コミック、電子書籍のダウンロードショップ - DLsite G


YKS
関連記事
スポンサーサイト
[PR]

コメント

管理者のみに表示