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男は陥落の鳴き声を聞きながら朝食を愉しむ

2017.08.29.Tue.21:00
山奥に建てられた屋敷から少し離れた場所にある川の側に、一軒の小屋がある。それは、古びた水車小屋。かつて粉挽きの為に使われていたその水車小屋は、今は屋敷の主である男の持ち物となり、粉挽きとは全く違う目的で水車の機構を利用されていた。
男に小屋を売った元の持ち主が欠片も想像していなかった、非道な目的で、だ。

外から見ても分からない改造を施された内部は、元の持ち主が見たら驚くであろう程に様変わりしている。そして、現在どのように使われているかを見たら、元の持ち主は戦慄を抱くだろう。当然だ。
何故なら、男は。悪事を主導して手に入れた金で山の土地と、山奥の屋敷と、水車小屋を持った男は自分を嗅ぎ回っていた捜査員の男を捕らえて拘束し、身動きと抵抗を完全に奪った上で水車の機構を利用した仕掛けを使って捜査員に淫らかつ残酷な責め苦を与えているのだから。

「ふぐっ…! んー! んふっ、ふぅ…むうぅぅ」

口内を埋め尽くす布とそれを吐き出せないようにと噛まされた布に加え、鼻と口を覆う白布を施された捜査員は三重の猿轡の下で表情を苦しげに歪めながら唸り声を上げつつ衣服を剥ぎ取られた裸体に巻き付けられた麻縄の拘束を解こうと身をよじっている。けれど、麻縄は緩みもしない。
捜査員の二の腕を胸部に括り付け、左右の手首を背中できつく縛り上げている縄は捜査員が全力を込めてもビクともせず。身体の前で交差させられた足首を縛っている縄も、ぎちぎちと軋むだけで解ける気配は全く見せない。手足の自由を奪われた捜査員の仰向けの裸体を柔らかな薄桃色のクッションを上に置いた台に固定している、上半身の縄に後から結ばれた縄も同様だ。
文字通り手も足も出せず、救いの言葉を発する事も出来ない。寝かされた台の上から転がり落ちる事も叶わず、意味の無い唸りを喉が破れる程に発しても、その声は捜査員を捕らえた男が所有する山の中に虚しく溶けていくだけ。
あらゆる選択肢を没収され、救いを望む事も出来ない状況に追いやられた哀れな捜査員。そんな捜査員の無防備な尻穴を、水車を利用した機構は残酷にいたぶっている。

水車の動きに連動している木の先に取り付けられた極太の張型は逃げる事も隠す事も出来ない捜査員の尻穴を奥深くまで貫いたままゆっくりと回転し、表面に数え切れないくらいに付いた醜悪なイボで柔らかな腸壁を緩慢に掻き毟っている。
連日の調教で淫らに育てられてしまった尻穴がもどかしさを覚え、絶頂をしたいという欲求だけが際限無く高められていく刺激。その刺激を何時間も注がれた捜査員は、もはや自分を甘い苦悶の中に置き去りにした悪人の男に怒りを抱く余裕も無い。
ヒクヒクと収縮を繰り返す尻穴が叫ぶもっと激しく掻き回されたいという声と、縛られた足と腹部の間で張り詰めた男根が叫ぶ射精を迎えたいという声で内側から追い詰められた捜査員は、もう捜査員としての誇りを忘れている。捜査員の誇りの代わりに叩き込まれた肉奴隷の思考が、頭の中を埋め尽くしている。
その肉奴隷の思考に従って、捜査員は憎かったはずの男におねだりの唸りを上げる。気持ち良くしてくださいという思いを込めて、淫らにいたぶってくださいという願いを込めて、捜査員は一人きりの水車小屋の中で甘くくぐもった唸りを上げる。

「んぅぅぅんっ! ふっ、ふぶっ…うー! むぐぅぅぅぅぅんっ……!!」

窓から見える水車小屋からかすかに聞こえてくる陥落の鳴き声を聞きながら悪人の男は小さく微笑み、その鳴き声と川のせせらぎが奏でる音楽に耳を傾けつつ、遅めの朝食をゆったりと愉しんでいた。






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