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首輪は青年を残酷に支配する

2017.06.18.Sun.21:00
都会のビルの地下に作られた空間。陽の光が届かず、中で騒いでも声が漏れ出ないよう設計され、たった一人の男が所有するカードキーをエレベーター内で使用しなければ辿り着く事すら出来ないその場所は、誰かを閉じ込め一方的に弄ぶにはうってつけで。その空間に入れられた青年は助けの望めない状況で無慈悲な淫具達に裸体を休み無く嬲られ、終わりの見えない快楽に容赦無くいたぶられ続けていた。

「は…あぁぁっ! ん、ひぃぃっ!! も、やら…イぐ、イぐの、やらぁぁぁぁーっ!!」

悲痛な絶叫を上げながら、青年がもう何十度目かも分からない絶頂を迎えた。しかし、青年の男根から精液は噴き出ない。はしたなく放出する事も叶わない程精液を絞り取られたのではなく、射精その物を封じられてしまっているからだ。
左右の乳首を挟み込み、震えているクリップ型のローター。男根の根元と亀頭のすぐ下に巻き付けられた黒革のベルトと一体化しているローター。尻穴を下から奥深くまで貫き、激しい出し入れでめちゃくちゃにほじくり回しているピストンバイブ。それらの刺激は、射精に至るには十分過ぎるくらいの快楽を絶えず生んでいる。けれど、青年はどうやっても射精を迎えられない。首に巻かれた黒い首輪が青年の肉体を操り、射精を不可能にしてしまっているのだ。
射精を伴わない絶頂が、次から次に訪れる。それは地獄以外の何物でもない。呼吸が上手く行えなくなる程に絶頂し続けているというのに射精の解放感はいつまで経っても味わえず、生殺しのもどかしい絶頂だけが次々やって来る甘く淫らな地獄。そこから抜け出したいと心の底から思っても、青年の裸体は地下空間の壁に拘束具で縫い付けられ、X字に手足を伸ばした姿から離れられないよう、性の弱点をいたぶる淫具達だけでなく射精を禁じている首輪も外せないよう、厳重に自由を奪われてしまっている。

手足を思い通りに動かせず、ただただもどかしい絶頂へと追い立てられるしか無い哀れな青年。そんな青年は、無意味だという事実を嫌という程に理解しつつも地獄から逃れたい一心で汗と淫液塗れに濡れた裸体をくねらせながら手足の拘束を鳴らし、地下空間の様子を別室で観察している男に、自分を捕らえ地下に閉じ込め新製品のモニターと称して残酷な首輪を嵌めた男に、舌足らずな言葉で哀願を叫ぶ。

「も、ぉ! ゆりゅじで、くらひゃいぃぃぃぃっ!! なんれも、はなしましゅから! もぉ、もぉ! イがぜで、くらひゃいぃぃぃぃっ!!」

汗と涙と唾液で汚れ切った顔を地下空間に設置されたカメラの方に向け、小さな絶頂を迎えて裸体をビクつかせつつ行われる必死の哀願。それを机の上に置いた端末で眺める男は、小さく微笑みながら冷たく呟く。

「駄目だよ、スパイ君。まだまだ、その首輪のテストは始まったばかりなんだからね」

言いながら、男は端末の横に置いていた機械を左手で操作する。それは、悶え鳴く青年の首に嵌められている首輪と連動したリモコンで。男の指に操作されたリモコンは首輪に新たな指示を出した。
射精封じの効果を残しつつ、青年の肉体の感度を大幅に引き上げ、更なるもどかしい絶頂地獄を味わわせる残酷極まりない指示を、だ。

「おほぉぉぉーっ!? りゃ、め! ゆりゅひへ、おがじぐなりゅ! ひぬ! ひんじゃうぅぅぅーっ…!!」

肉体を嬲る快楽の量が一気に跳ね上がり、絶頂の間隔が縮まり、青年スパイはガクガクと痙攣しながら裸体をよじらせて喉が裂けそうな勢いで甘い悲鳴を上げる。
その痛々しく、淫猥な青年スパイの痴態を眺めながら男は笑みの黒さを濃くし、好き勝手に弄べる青年スパイという玩具が手に入った悦びを噛み締めていた。






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