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男は中庭で淫らな渇望に苦悶する

2017.05.22.Mon.21:00
強い陽光が降り注ぐ暑い日に、山奥に建つ一軒の屋敷の中庭で男はくぐもった呻きを上げながら拘束された身体を苦しげに悶えさせていた。

「んむっ…ふっ、ふぅ、ふぐぅぅっ…!」

口内に詰め込まれた布とその布を吐き出せないようにと噛まされた白布で言葉を奪われた男は、衣服を剥ぎ取られた裸体を中庭に置かれた木製のロッキングチェアに縄を使って縛り付けられている。低い背もたれの上を通る形で顔の後ろに回された手首と首を背もたれの柵の間に縄を通して遊び無く繋がれ、肘掛けの上に乗せた膝を肘掛けから下ろせないよう縄できつく括られ、足首とチェアの前側の脚を縄で結合されてしまった男は、言葉を奪っている布を剥ぎ取る事はもちろんチェアの上から下りる事も足を閉じる事も出来ず、手首と首を繋ぐ縄のせいで大きく暴れる事も叶わない。
情けなく恥部をさらけ出した姿のまま、手も足も口も使えない状況に追いやられた哀れな男。そんな男に、縄拘束を与えた男は更なる苦悶を与えた上で男を中庭に置き去りにし、一人きりで苦悶に喘ぐ無慈悲な状態を作り出してしまった。
日陰に置かれていても嫌という程に感じる暑さで汗が噴き出し絶え間無い憔悴を強いる苦悶と、連日施された淫らな調教で熟れ切った裸体に何の刺激も与えずに放置し内側から湧き出す淫欲に思考を蝕まれる苦悶に嬲られる、暑さと生殺しの地獄を作り出してしまった。

「ふぅっ、んぐ、むぅ、むふうぅぅ…!」

とめど無く流れ出る汗は猿轡の味を変え、チェアの下にある地面のタイルの色を変えている。そしてそれだけでなく、肌を伝う汗は、快楽が欲しいと叫んでいる肌を伝う汗は男にもどかしいだけの快楽を与え、激しい快楽へと渇望を更に高めていく。
乳首を上下に弾かれ、指で摘まんで思い切り引っ張られたい。男根を容赦無く扱かれ、幸福感に満ちた射精を迎えたい。尻穴を勢い良く掘削され、腸内に精液を流し込まれながら絶頂を味わいたい。
乳首と男根をほぼ常に指や淫具で刺激され、尻穴を張型や男根で埋め尽くされる生活を何日も何十日も送らされてきた男は、本人が全く気付かぬ内に快楽無しではいられない淫乱な肉体へと堕とされており、快楽が無い今の状態を耐えがたい苦痛と感じるようになってしまっていた。
その状態で放置された直後、男は自分をこの屋敷に監禁して弄ぶ憎い男への怒りを胸に抱いて欲望を否定していたが際限無く高まる欲望に一人きりで苛まれ続けた男はやがて怒りを抱く余裕も失い、縛られた汗まみれの裸体を揺らして快楽をねだるだけの存在に変えられた。
もはや、男は反抗的な態度を思い出す事も出来ないだろう。快楽を得る為なら、気が狂いそうなくらいに激しい全身のもどかしさを鎮められるなら、憎いはずの男の命令を従順に聞くだろう。

中庭が見える冷房の効いた部屋で様子を観察し、男の屈服が近い事を確信した男は口元を残忍に歪めて立ち上がり、幾つかの道具を持って中庭へと移動し始める。
慈悲を与える為ではなく、更なる苦悶による陥落を与える為に。水分補給と称して飲ませる為の媚薬入りの水が入ったペットボトルを左手に持ち、媚薬によって強まった発情に追い詰められながら猿轡を外された口で無我夢中で快楽をおねだりする男を正面でゆったり眺める為のロッキングチェアを右手に持ち、淫らなとどめで身も心も自分の手に堕ちる男の痴態を愉しみにしながら中庭へと移動していく。

十数分後に響き出した淫らな哀願の悲鳴は屋敷の周辺の山に虚しく溶け、悲鳴の主を眺める残酷な男の興奮と支配感をこれ以上無く煽っていた。





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