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街の広場で少年達は悶え鳴かされる

2017.05.13.Sat.21:00
陽の光が注ぐ街の広場で、無慈悲な処刑が行われている。拘束の為に作られた魔法具を両手首と足首に嵌められた四人の少年は、まるで十字架に磔にされているような体勢のまま裸体を宙で固定され、別の魔法具によって終わりの無い苦悶を施されている。
その終わり無い苦悶を生み出している魔法具は、左右の乳首をすっぽりと覆う形で貼り付いている二つと、男根の裏筋に貼り付いている一つの、計三つ。このたった三つの魔法具で四人の少年は容赦無く追い詰められ、広場を満たす悲鳴を上げさせられている。
残酷な快楽責めを注ぎ込む淫らな魔法具に性の弱点を責め立てられ、少年達は甘く乱れた悲鳴のような喘ぎをとめど無く上げさせられている。

「んぉぉぉぉぉぉーっ! ほっ、おぉっ! やら、やら! ゆりゅじで、きもひいいの、もぉやらぁぁぁぁ!!」
「おがじぐなりゅぅぅぅぅっ!! 乳首、ちんこ…こわれりゅ、こわれひゃうぅぅぅ!!」

宙で拘束された幼い裸体を折れそうなくらいに仰け反らせ、どんなに悶えても離れない魔法具に襲われている弱点を突き出しながら、少年達は激し過ぎる快楽に悶絶させられている。
幼い少年達が自由を奪われ、衆目に晒されている状況で快楽を叩き込まれよがり鳴かされている。それは鬼畜極まりない仕打ちだ。
しかし、少年達に与えられている真の責めは、魔法具の非情さは別にある。快楽を叩き込んでいる魔法具は少年達の状態に合わせてその動きを変える性質を持っており、絶頂が遠い場合は強い刺激を、近い場合は緩い刺激を与えるよう自動で責めに強弱を付けるのだ。
つまり、少年達は四人共、絶頂を禁じられているのだ。気が狂いそうなくらいの気持ち良さを感じても、待ち望んだ絶頂が目の前に見えても、魔法具はそれを察知して絶頂を少年達から取り上げ、もどかしさと苦しさを代わりに与えてくる。ただの一回も絶頂を許さず、男根に萎える余裕も与えず、断続的に甘い悦びを味わわせる生殺しの地獄。そんな地獄に少年達が置かれ、裸体を痙攣させながら涙を零して救いを求めているというのに誰一人として助けない状態は、普通に考えれば異常だ。

だが、この街においては異常でも何でもない当然の事だ。何故なら、この街は魔王城の城下町である為魔王の手下にあたる魔族達しか住んでいないからだ。
そんな街の広場で魔王を討とうとしていた勇者一行が嬲られていても、救う者などいる訳は無い。いるのは、少年勇者とその仲間三人の惨めな姿で興奮と魔王への敬愛を抱き、嘲笑と優越の感情を込めた表情で悶え鳴く少年勇者達の様子を目と耳で愉しむ魔族達だけだ。

「ひぬ…ひんじゃう! もぉ、イがぜでぇぇ!! しぇ-えき、だひたい、出したいぃぃぃぃ!!」
「あひっ、は、へっ……た、ひゅけへ、くるひぃ…たしゅけへ…!」

無駄だと理解しつつも発せられる少年達の虚しい哀願の声は魔族だらけの街に弱々しく溶け、魔族達の笑みをより濃くさせる効果のみを発揮していた。






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