探偵は箱の中でじわじわと堕とされる
2017.05.10.Wed.21:00
自身の仕事における調査の中で巨大な犯罪組織に意図せず接触してしまった探偵の男が拉致され、組織のトップである男の邸宅に監禁され始めてから、何日が経ったのだろう。
探偵はもう長い事服を着る事を許されずに裸体を強いられ、地下室から出る事は出来ず、それどころか探偵は入浴の時以外常に透明な箱の中に閉じ込められ、拘束を施された裸体を容赦無くいたぶられ続けている。
正方形をした透明な箱は探偵の座高より少し高いくらいであり、蓋によって遮られている以上立つ事は出来ない。その蓋を内側から壊したくても透明な箱は強化ガラスで作られており、生身で壊そうと頑張ってみても、それは蓋を叩く手の痛みと蓋を固定する南京錠が揺れる音を生む事しか出来ないだろう。
だが、今の探偵はそんな無駄な足掻きさえ行えない。箱の蓋を手で叩きたくても、側面を足で蹴りたくても、探偵の手足は棒状の器具の両端に付いた四つの枷で両手首と足首を拘束されており、蓋に手で触れる事も側面を力強く足で蹴る事も叶わない状態へと追いやられてしまっているからだ。
箱に閉じ込められただけでも逃走は不可能なのに、両手足の動きを棒状の枷で制限された探偵は暴れる事はもちろん、足を閉じる事すら出来ない。
惨めにも箱に詰められ、恥部を露出するように裸体の自由を奪われた探偵の男。その哀れな探偵の男に、犯罪組織のトップの男は無慈悲な責めを加える仕掛けを追い打ちとして与えた。それは、箱の蓋に空けた穴と探偵の口に取り付けた開口具を透明なチューブで繋ぎ、呼吸口を兼ねるその穴を通して特殊な食事を無理矢理に摂取させる仕掛け。栄養剤と強烈な媚薬を混ぜた液体を少しずつ垂らし、探偵の男にこれ以上無い発情への恐怖を味わわせながら無慈悲な液体を閉じられない口で飲み込ませ、探偵の裸体を一人きりで発情させ続ける仕掛けだ。
「うーぅっ…ふっ……んふぅぅぅ……っ!!」
箱の中で尻を着いて座らされている探偵が目を見開き、甘く乱れた呼吸を苦悶の呻きと共に漏らしている。
飲みたくないのに少量ずつ飲まされている媚薬の効果はてき面で、探偵の男は全身から汗が噴き出し火照りがとめられなくなる程の発情状態に陥らされてしまっている。全身がどこもかしこも熱くて、思考すら上手くいかない。どこもかしこも疼きに疼いて、気持ち良くなりたいという淫らな欲望はとめど無くふくらんでいく。
しかし、その欲望に応える術は無い。尖り切った乳首を弄りたいと思っても、パンパンに張り詰めて先走りを垂らしている男根を擦りたいと願っても探偵の手足は枷で思い通りにならず、身をよじって箱に乳首や男根をなりふり構わず擦り付ける動きも箱が狭過ぎて行えない。
結果として、探偵の男は逃げ場を失った自らの淫欲に内側から蝕まれるしか無く、探偵は募る一方の欲望で心と身体を、淫らな刺激を欲する淫猥な物へと作り変えられていってしまう。それが自分を地下に監禁した、犯罪組織のトップの男の狙いだと分かっていても、抗えぬまま探偵はじわじわと憎い男の手の中へと堕ちていってしまう。
「うー…! うぐ、うぐふぅぅぅ……!」
誰か、助けてくれ。
監禁され嬲られ始めた日からずっと発している誰にも届かない悲痛な叫びを心に響かせながら、探偵は憎い男が地下に戻ってくる時を、ご褒美と称して淫具で快楽を与えられ気を失うまで絶頂をさせられる時が来るのを、無意識に期待して待ち侘びていた。
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正方形をした透明な箱は探偵の座高より少し高いくらいであり、蓋によって遮られている以上立つ事は出来ない。その蓋を内側から壊したくても透明な箱は強化ガラスで作られており、生身で壊そうと頑張ってみても、それは蓋を叩く手の痛みと蓋を固定する南京錠が揺れる音を生む事しか出来ないだろう。
だが、今の探偵はそんな無駄な足掻きさえ行えない。箱の蓋を手で叩きたくても、側面を足で蹴りたくても、探偵の手足は棒状の器具の両端に付いた四つの枷で両手首と足首を拘束されており、蓋に手で触れる事も側面を力強く足で蹴る事も叶わない状態へと追いやられてしまっているからだ。
箱に閉じ込められただけでも逃走は不可能なのに、両手足の動きを棒状の枷で制限された探偵は暴れる事はもちろん、足を閉じる事すら出来ない。
惨めにも箱に詰められ、恥部を露出するように裸体の自由を奪われた探偵の男。その哀れな探偵の男に、犯罪組織のトップの男は無慈悲な責めを加える仕掛けを追い打ちとして与えた。それは、箱の蓋に空けた穴と探偵の口に取り付けた開口具を透明なチューブで繋ぎ、呼吸口を兼ねるその穴を通して特殊な食事を無理矢理に摂取させる仕掛け。栄養剤と強烈な媚薬を混ぜた液体を少しずつ垂らし、探偵の男にこれ以上無い発情への恐怖を味わわせながら無慈悲な液体を閉じられない口で飲み込ませ、探偵の裸体を一人きりで発情させ続ける仕掛けだ。
「うーぅっ…ふっ……んふぅぅぅ……っ!!」
箱の中で尻を着いて座らされている探偵が目を見開き、甘く乱れた呼吸を苦悶の呻きと共に漏らしている。
飲みたくないのに少量ずつ飲まされている媚薬の効果はてき面で、探偵の男は全身から汗が噴き出し火照りがとめられなくなる程の発情状態に陥らされてしまっている。全身がどこもかしこも熱くて、思考すら上手くいかない。どこもかしこも疼きに疼いて、気持ち良くなりたいという淫らな欲望はとめど無くふくらんでいく。
しかし、その欲望に応える術は無い。尖り切った乳首を弄りたいと思っても、パンパンに張り詰めて先走りを垂らしている男根を擦りたいと願っても探偵の手足は枷で思い通りにならず、身をよじって箱に乳首や男根をなりふり構わず擦り付ける動きも箱が狭過ぎて行えない。
結果として、探偵の男は逃げ場を失った自らの淫欲に内側から蝕まれるしか無く、探偵は募る一方の欲望で心と身体を、淫らな刺激を欲する淫猥な物へと作り変えられていってしまう。それが自分を地下に監禁した、犯罪組織のトップの男の狙いだと分かっていても、抗えぬまま探偵はじわじわと憎い男の手の中へと堕ちていってしまう。
「うー…! うぐ、うぐふぅぅぅ……!」
誰か、助けてくれ。
監禁され嬲られ始めた日からずっと発している誰にも届かない悲痛な叫びを心に響かせながら、探偵は憎い男が地下に戻ってくる時を、ご褒美と称して淫具で快楽を与えられ気を失うまで絶頂をさせられる時が来るのを、無意識に期待して待ち侘びていた。
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