FC2ブログ

淫欲は闇の中で理性を蝕む

2017.03.29.Wed.21:00
窓が無く、出入り口も一つしか無い部屋。明かりを落とされ、一つだけの扉も外側から鍵を掛けられ、部屋全体を防音性の高い材質に囲まれた部屋。その部屋の暗闇の中で二つの影がもぞもぞと、苦しげな唸り声を上げながら床の上で身悶えていた。

「あがっ…あーっ…! おぅ、あぐ、ほぐぅぅぅ…っ!」
「おぐぅぅぅ…あぉ、はぉ、おぉーっ……」

言葉にならない声を上げて必死にもがいている二つの影の正体は、敵の組織に正体を暴かれた事が原因でクラスメートを人質に取られ、抗う事も叶わずに捕らわれの身に落とされた二人の少年ヒーローだ。
致し方無く降伏を選んだ二人はヒーローとしての道具と衣服を奪われながらも闘志を失わず、お互いの目線でいつか来る反撃の機会を待とうと意思疎通を行っていたが、今はもうそれすら行えない。部屋が暗闇だから以前に、二人はすぐ近くにいながらお互いを見る事はおろか直接触れる事も不可能な状況へと追いやられてしまっているからだ。

ヒーローとはいえ幼い少年達から戦う力と共に衣服を取り上げた悪の男達は、代わりに二人の身体に合わせた特別製の衣服を無理矢理着せた。それは少年の全身をすっぽりと包み、内側からは開けられないファスナーを使って閉じ込める、普通の衣服からは程遠い袋に近い形状をした拘束の為だけに作られた黒い革製の衣服だ。
背中側で閉じられたファスナーは頭の後ろで閉じ切った後に小さな南京錠を掛けられており、後頭部を床に擦り付けたくらいじゃ全く移動せず、例え少年ヒーローの手首が背中で縛られてなかったとしても自力で下ろす事は不可能だろう。ヒーローの力があればファスナーが移動出来なくともそれ以外の部分を破って脱出出来るが、当然その力を没収されただの少年にされた二人にそんな事は出来ず、二人は頑丈かつ伸縮性の無い革によって立つ事も、大きく悶える事も許されないまま、無様に床の上でのた打ち回るしか無い。

自由と力を奪われ、拘束服と監禁部屋の暗闇に閉じ込められた少年ヒーロー達。捕らわれ、抵抗を禁じられただけでもヒーローの誇りはボロボロだ。
しかし、二人の少年ヒーローを捕獲した悪の組織の者達はそれだけでは欠片も満足せず、無抵抗となった二人の口に、拘束服にもともと取り付けられていた筒状の開口具を噛まされ開きっぱなしにされた口に、無慈悲極まりない器具を追加した。二人の言葉を封じる開口具に特殊なフィルターを装着し、呼吸をする度に発情を促す淫薬を嫌でも吸入する状態を作り出したのだ。

「あぁ…あがっ、は…あぉ、ほぉぉぉっ…!」
「んぉ、はぁぁっ…はっ、はっ、はぁっ…!」

呼吸を抑えなければ淫らな感情がどんどん増幅される。それを理解していても荒い呼吸が抑えられないくらい、二人は淫薬がもたらす発情に狂わされてしまっている。
通気性の無い革製の拘束服の中は、汗でぐちゃぐちゃに濡れている。幼い男根も硬く膨張し切り、常に拘束服の内側に皮を被った亀頭が擦れている。
腹を下にして身体を揺すり、勃起させられた男根を強く擦り付けたらどれだけ気持ち良い事だろう。甘美で淫猥な欲望が心の内に溢れるが、二人はまだその欲望に屈してはいない。屈してはいないが逃げ場が無い以上その欲望は二人の内側に溜まっていく一方で、欲望を抑え込む理性が崩れた瞬間、二人の少年ヒーローは無我夢中で男根を自ら擦り付けて絶頂を悦ぶ淫乱へと堕ちるだろう。それこそが、二人を淫獄に放置していった悪の組織の男達の狙いなのだ。

「あー! あーぁっ、あがっ、あぁぁ…!」
「はぉっ、ほぉっ! うー! うふぅぅぅぅ……!!」

自分達しかいない闇の中でお互いが上げる甘く歪んだ悲鳴を聞きながら、哀れな少年ヒーロー達は理性を淫欲に蝕まれながら誰にも届かない助けてを心の中で虚しく叫んでいた。






↓よろしければ、応援クリックお願いします↓

小説(BL) ブログランキングへ

にほんブログ村 BL・GL・TLブログ BL短編小説へ
にほんブログ村
blogramで人気ブログを分析


B L ♂ U N I O N
↓よろしければ、こちらも応援クリックお願いします↓




















ゲイ向け野郎系コミック、電子書籍のダウンロードショップ - DLsite G


好色少年 vol.8
関連記事
スポンサーサイト
[PR]

コメント

管理者のみに表示