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裏切りの罠は少年ヒーローの肉体を淫らに操作する

2017.01.24.Tue.21:00
「追い詰めたぞ! 観念してそのカバンをこっちに渡すんだ!」

人気の無い港の倉庫で、一人の少年が男に向かって叫ぶ。ただの少年ではなく赤を基調にしたスーツを身に着けた少年ヒーローが、街中で通行人からカバンを強奪していった男に向かって叫んでいる。
少年ヒーローと男の距離は、10メートル程度。その気になれば一瞬で近付き、奪ったカバンを持つ男の左手を捻り上げてカバンを取り戻す事は可能だろう。
しかし、少年はそれをしようとはしない。自分に距離を詰められた男が中に危険物が入っているかも知れない背後の箱の山にぶつかる恐れがあり、奪われたカバンの中身が衝撃に弱い貴重品である可能性もあり、何より追い詰められているはずの男が全く焦る様子を見せずむしろ愉しそうにニヤニヤと笑って自分を見つめているからだ。

何か隠し玉を持っているから笑っているのか、それとも違法な薬品か何かで気が触れてしまっているのか。いずれにせよ、目の前の男の様子は追い詰められた犯罪者のそれではない。正常ではないと分かった以上用心をするのは当然で、少年ヒーローはいつ何が起きても全力で対処出来るよう、意識を集中してスーツ内で力を練り込もうとした。
だが、その行動はニヤニヤと笑う男の思う壺だった。

「っ!? うあぁ!?」

いつも通りに力を練ろうとした少年の意志に反応し、ヒーロースーツは少年が知らない動きを見せた。味方であるはずのスーツは少年の幼い身体を勝手に動かし、両腕を胴体にきっちり指先まで沿わせ、左右の足を親指まできっちりくっ付ける気を付けの姿勢で固定させ、肉体の自由を完全に奪ってしまったのだ。

「ぐぅぅっ!! くっ…うぅぅ!」

いきなり身体を操作された少年はバランスを崩し埃が薄く積もった倉庫の床に前のめりで倒れ込んだ。しかし、痛みに顔をしかめつつも少年ヒーローはすぐさま身体の自由を取り戻そうともがく。が、赤いスーツを身に着けた身体は芋虫のように床の上をぐねぐねとのたうつのみで、さっきまで自分が追い詰めていた男に悠然と見下ろされても少年は悔しさと困惑を抱きながら床の上でゴーグルごしに男を見上げるしか無い。

「僕に…何をしたっ!?」

せめて状況を把握しようと、少年は男に質問をぶつける。すると、男は無言で奪ったカバンに手を突っ込むと中から一つのペンダントを取り出し、少年の眼前にそれを見せ付けた。

「っ…!!」

少年が戦慄する。当然だろう、何せ見せ付けられたペンダントは。ペンダントについている飾りは、少年がヒーローとして敵対している犯罪組織のメンバーである事を示す物だったからだ。
目の前の男だけでなく、ペンダントが取り出された場所を考えるとバッグを奪われた人も組織のメンバーだった。罠にまんまとかけられてしまった事実に危機感を抱く少年ヒーロー。けれど、男が発した言葉で、少年の危機感は一気に絶望へと変わった。

「そのスーツ、すげぇだろ。うちの組織に所属する、機械に強くて眼鏡をかけた××って奴がお前の為に改造してくれたんだぜ?」
「…なっ……!?」

××という名に、聞き覚えがある。いや、むしろよく知っている。
自分だけでなく自分をヒーローだと知る者全員が信頼を寄せ、ヒーロースーツを作った張本人である博士も安心してスーツの整備を任せている仲間の名だ。
偶然の一致だと思いたい。けれど、男の口ぶりと表情は偶然を否定し、誰にも怪しまれず気付かれもせずにスーツに細工を施せる人物は限られているという事実も偶然を否定する。
ゴーグルで隠れていても分かる程に打ちひしがれ静かになった少年ヒーローの顔をしばらく眺め、男は満面の笑みで残酷に言う。

「お前の手足の動きを封じるだけじゃねーぜ? ××がお前に愉しんで欲しいって言って、こういう機能もスーツに追加してくれたんだぜ」

愉快その物の口調で、男はバッグに再び手を突っ込む。裏切られた痛みで放心している少年はそれを呆けて見ていたが、男がバッグ内のリモコンを弄った瞬間呆けていた少年の顔は歪み、口からは甘く乱れた絶叫が溢れ始めた。

「あぁぁぁぁーっ!? んひっ、ぎっ、いやぁぁぁーっ! やめ、とめ…あひっ、ひぎぁぁぁぁぁ!!」
「どうよ? スーツが触れているところ全部が気持ち良くて、エロい悲鳴がとまらないだろ? でもその悲鳴もこうすると…」

男がまたリモコンを操作する。すると、さっきまで倉庫中を埋め尽くす勢いで発せられていた少年の甘い絶叫がぴたりとやみ、閉じた状態を強制された少年の口はうーうーと唸る事さえ禁じられた。

「…っ! っ!!」
「ほら、声も出なくなっちまった。手も足も出せなくて、声も出せなくて、無理矢理に気持ち良くされて悔しいだろ? でも、そんな悔しさもこうすると…」

わざとらしく粘ついた口調を作り、再度操作をしようとする男。それに対し、少年はもう何も出来ない。暴力的と言っても良い快楽の波に身体を痙攣させ、鼻でプスプスと乱れ切った呼吸を行い、ゴーグルの下で屈辱と恐怖が混じった瞳に涙を滲ませながら次に訪れる変化に怯える以外何も出来ない。
男の操作によって訪れた次の変化で、抱いていた悔しさや屈辱や恐怖を勝手に気持ち良いに書き換えられ、淫らな刺激を心の底から悦び続ける状態を強いられても身体の支配権を改造スーツに握られた少年は、敵の望み通りに快楽でよがり狂い快楽を最高の刺激と感じて悦ぶしかないのだ。

「んじゃ、俺は行くよ、ヒーロー君。後で戻ってくるからそれまで良い子にして気持ち良くなるんだぞ」
(そんなっ!? あっ、きもぢいいっ! いかな、で…気持ち良い、おチンチンもお尻もきもぢぃっ!! だめぇ…気持ち良い、の…気持ち良い、気持ち良い! こんなの、続けられ…気持ち、い……たら…気持ち良い、もっと、気持ち良く……おかしくなる…気持ち良い! 助けて! 頭が変になるぅっ! 気持ち良いぃぃぃーっ!!)

倉庫を出ようとする男に、声を出せなくされた少年は思考を掻き乱されながら、絶頂を迎えながら心の内で救いを求めたがもちろん残酷な男は立ちどまらず、丁寧に倉庫の扉に外側から鍵を掛けてしまった。

(みんな…イっちゃう、気持ち良い…助けてぇぇ!)

苛烈な性の地獄に苦しめられている少年ヒーローは、最後の望みとばかりに仲間に対して救いを求めた。
仲間に潜り込んでいた××がスーツに仕込んでいた発信機を辿ると称して他の仲間を誘導し、ヒーロー陣営を一網打尽にする計画がすでに始まっている絶望を知る由も無い哀れな少年ヒーローは、仲間が助けに来る事を信じて、同じく捕らわれた仲間を敵が倉庫に連れて来る時まで一人きりの倉庫で悶え苦しんでいた。






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