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男は淫欲に溺れる様を愛でられる

2016.11.27.Sun.21:00
「んぅぅぅぅぅーっ!! ぐぅっ、う! ふぐ! むぐぅぅぅぅぅーんっ!!」

薄暗い部屋に響き渡るくぐもった悲鳴を上げながら、男が黒い棒状の口枷と黒布の目隠しを施された頭部を振り乱し、筋肉質な裸体を必死にもがかせて自由を奪う拘束を解こうと試みている。
しかし、男の試みは一向に結果を見せない。黒のマットを敷いたベッドに仰向けで寝かされた男の裸体を拘束する器具はどんなに力を入れてもビクともしない。膝裏に挟み込まれた太い棒に取り付けられた四つの枷は男の左右の膝と手首の動きを大きく制限し、恥部が無防備になるよう手と足を大きく開いたまま棒を天井から吊るす二本の鎖よりも遠くへ移動出来ないようにしてしまっている。
これでは、男は視界と言葉を封じる拘束を毟り取る事はもちろんベッドから下りる事も叶わず、何より自分を拘束した男によって装着された器具達が生み出す刺激を拒む事も出来ない。

乳首を強く挟んでいるクリップに乳首を容赦無く振動させられても、勃起したまま萎えられない男根に取り付けられた三つのリングに男根の根元と中腹と亀頭のすぐ下をまんべんなく震わされても、尻穴に挿入され抜け落ちないようにと黒いテープで固定された極太のバイブに柔らかな腸壁をめちゃくちゃに掻き回されても、男は手足を拘束する器具をガチャガチャと鳴らしながら身悶え、棒枷に塞がれた口から飲み込む力を失った唾液と苦しげな喘ぎを漏らしながら、目隠しの布が涙で濡れそぼっても休みさえ許されずに絶頂を強要されるしかない。

「うぅっ…む! ふがっ、あむっ…んむぁぁぁ!」

数える気力さえ忘れて迎える絶頂に、男はガクガクと痙攣する。もはや、男根は絶頂の証である精液を吐き出す事も出来ずに先走りを噴き出させ、長時間乱暴に抉られた尻穴はバイブを無意識に搾り上げながら泡立った腸液を背中を預けている黒いマットに溢れさせている。
男の身体は全身が汗と淫らな体液で汚れ、思考は快楽以外を追い掛ける余裕を失っている。男は十分に苦悶し、抗いようの無い悦楽に嬲られている。けれど、男を拘束し疲れを知らぬ淫具で弄んでいる無慈悲な男はまだ男を追い詰め足りないらしい。何故なら、男は左手に装着した腕時計を眺めて意地悪く笑うと、身悶えている男の左の耳元に唇を寄せて掠れ声で冷たい内容を口にしてきたからだ。

「残念、また十分で拘束具を外せなかったね。可哀想だけど…またお仕置きを受けてもらうよ」
「むがっ…! うー! うぅぅぅぅぅーっ!!」

嫌だ。の意思表示を込めて男は唸り、顔を左右に振る。だが、鬼畜な男はそんな心からの懇願を眺めて満足そうに笑い、愉しげな手付きでお仕置きを行う機械のダイヤルを右手で握り、何の躊躇も見せずにダイヤルを右に回した。

「うがっ…むぐぁぁぁぁぁぁーっ!?」

途端、尻穴を責め立てていたバイブの動きがより激しくなり、男の腸内は更に苛烈な悦楽を覚え始める。
十分ごとに自力で拘束を解けなかった仕置きと称して淫具の動きを強められ、少しずつ絶頂の周期を早められながら一方的に甘い悦びで男は弄ばれた。長い時間をかけて快楽の段階を引き上げられた乳首と男根と尻穴は感度を限界まで高められており、小さな絶頂と大きな絶頂が断続的に訪れる状態になっている。
このまま絶頂させられ続けたら、おかしくなる。事実、すでに思考回路は快楽で狂い始め、肉欲に溺れた方が幸福だと誤認し出している。

「むぁぁぁっ! うー、ふぐっ、うぐぅぅぅぅんっ!」

自分が自分でなくなっていく恐怖に怯え、男は自分を苦悶させている張本人の男に許しを求めて哀願の声を発した。けれど、哀願の声くらいで責めを終わらせる男なら自我の崩壊を恐れる状況になるまで快楽責めを続けたりはしない。非情な男は哀願の声で慈悲を抱くどころか興奮を抱き、背筋をゾクゾクと震わせながら再び唇を男の耳元に寄せて告げる。

「気持ち良い? そうだよね、乳首も、性器も、お尻の穴も全部一番強い動きで苛められているんだもんね」

男の言葉通り、淫具の責めの強さを操作する部分は全て最大の位置まで動かされている。もう、これ以上刺激が強くなる事は無い。十分ごとに更なる苦悶に叩き込まれる事も無い。
それに気付き、結局甘い地獄には変わりないのに思わず胸の内で男は安堵する。が、続けて吹き込まれた言葉に男の安堵は一瞬で恐怖に塗り替えられた。

「あーぁ、全部一番になっちゃったね。それじゃあ、最初に言った通り…君にはこのまま一晩中玩具でイき狂ってもらうよ」
「…っ!」

快楽に耐える事に夢中で、忘れていた。哀願を行う事で頭から抜け落ちていた。
責めを始める前に男が、全ての淫具の設定が振り切れる前に拘束具から逃れられなければ一晩淫具をそのままにして放置すると宣言していた残酷な事実を。

「また、明日の朝会おうね。せいぜい壊れないように頑張ってね」
「むぅぅぅぅーっ!? うーぅっ! うぐっ、むぐぅぅぅぅ!」

離れていく足音に待ってくれと唸った。閉じる扉の男に行かないでくれと叫んだ。
けれど足音はとまらず、扉も軋む音を立てながら閉じられ丁寧に鍵まで掛けられてしまった。

「うぎゅぅぅぅぅーっ! ふぐっ…んま! むぐぁぁぁぁーっ!!」

絶望に打ちひしがれ、半狂乱で喚く男。一晩地獄の快楽が続く事実に怯え、悲痛な声を上げる哀れな男の様子を、責める男は閉じた扉の横で笑いを抑えながら観察している。

「んんぅぅぅぅーっ! うっ…ぐふっ! むぁぁぁーっ!!」

自分一人きりにされたと勘違いし、目隠しの下で表情を歪めて絶頂に悶え狂う男を扉の近くで見つめる男は狂気的な笑みを浮かべ、じょじょに正気を失って淫欲に溺れていく様を至高の美術品を愛でるかのような瞳で幸せそうに堪能していた。




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