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狂気の瞳は悶え苦しむ青年を観察する

2016.10.10.Mon.21:00
静かな山奥に停車している、一台のキャンピングカー。周りに民家や店舗は無く、木々だけが立ち並ぶ場所に置かれたそのキャンピングカーは、普通に見ればただ山中でのキャンプを楽しみに来たようにしか見えない。
到底、攫った青年を防音が施された車内で弄び、誰も助けには来ない絶望を与えながら苦悶させる為の物には見えないだろう。キャンピングカーの中では衣服を奪われた裸体に拘束を装着された青年が言葉にならない悲鳴を上げながら身をよじり、望まぬ刺激に追い詰められて苦しみ悶えているというのに、だ。

「あぁっ! あー、あぉぉぉぉぉーっ!! おっ、あぉっ、あぉぉぉっ…!」

口を開いたまま固定させるリング状の器具が取り付けられた黒い全頭マスクを被せられた青年は、黒の光沢に覆われた頭部を力無く振り乱しながらじたばたと暴れている。しかし、青年がどんなに暴れようとも、裸体に与えられた拘束具達は外れる気配が無い。
青年の腕を斜め上に持ち上げさせたまま下ろせないようにしている手枷の鎖は青年の無駄な足掻きを嘲笑うかのように枷と天井の金具の間でピンと張った状態で冷たく甲高い金属音を立て、左右の足首を一括りにしている革の枷から伸びた二本の短い鎖はつま先立ちを強制されている青年の足をキャンピングカーの床へと繋ぎ、移動だけでなく大きく暴れる事すらも禁じている。
アルファベットのYの字に似た体勢で裸体の自由を奪われ、マスクに視界と言葉を封じられ、恥ずかしい場所を隠す事も、守る事も出来なくされた無様な青年。そんな青年を作り出した男達は、無防備な青年に容赦の無い責め苦を加えた。それは痛みではなく、快楽の責め苦。意思も疲れの概念も持たない淫らな機械達を使った、わずかな休憩も許さない連続絶頂の甘い地獄だ。

「おぉぉぉぉーっ!! あ、おぉっ! ほ、おぁぁぁ…っ!」

十数回目の絶頂を迎え、吐き出す白濁が尽きた青年の男根が何も放出しない絶頂で哀しげに跳ねる。けれど、機械達は青年の男根が限界を超えている事など当然お構い無しに動き続け、更なる絶頂を要求してくる。
床に固定された器具から伸びた極太のバイブでほぐれ切った腸液塗れの尻穴をほじくり回し、胸に貼り付けた二つの吸盤型の淫具で青年の乳首と乳輪を震わせ、勃起させられた男根にテープで取り付けられた何枚もの小さなパッドは男根全体を激しく振動させ、萎える暇も認めずに断続的な絶頂を青年に味わわせている。

「おごっ、ほ…おぉ、あぉ、おぉぉぉっ……!」

達し過ぎて、苦しい。気持ち良すぎて思考が霞み、裸体は汗と痙攣をとめられない。
誰が見ても、青年は明らかに快楽による崩壊の道を進んでいる。そして、意味を成さない呻きを放つ声色からは崩壊を恐れている事が分かる。
だが、分かっていながら、青年を眺める男達は悶え鳴く青年に一切の慈悲を与えない。何故なら、ヒーローである青年に自分達が所属する組織を潰され全てを失った男達は、憎い青年の心と身体を跡形も無く叩き壊し、無様な雄奴隷として飼い慣らす事だけが生きる理由となっているからだ。

「あっ、あぁっ! あー、あおぉぉ! ほっ、おほぉぉぉぉぉぉっ!!」

またの絶頂を迎えてガクガクと跳ねる青年ヒーローの姿を観察する男達の瞳は、濁り切った中に狂気的な悦びに満ちた光をきらめかせていた。





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