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復讐の責め苦は幸福で淫猥な末路を生み出す

2016.07.17.Sun.21:00
人は見た目に寄らない。この言葉を悪い意味で表した一人の青年がいた。
穏やかで柔和な印象を抱かせる整った顔立ちとは裏腹な、悪事を何の躊躇いも無く行う思考をした青年は、自身の美貌を悪用して多くの女性をその毒牙にかけ性の意味で弄んできた。
自分に惹かれた相手の心を踏みにじり、一生消えない傷を罪悪感を欠片も覚えずに与えてきた青年。そんな青年が憎まれるのは当然の事であり、青年を攫って監禁し復讐の責め苦を加える状況も、遅かれ早かれ生まれていたに違いない。
むしろ、攫った相手が本当に危険な団体ではなく傷付けられた女性の兄という個人で、なおかつ与えられる責め苦が激痛を伴う物ではなく、強烈な快感を伴う物だったという事はまだ幸せだったと言えるだろう。
もっとも、靴下以外の衣服を全て剥ぎ取られた裸体に自由を奪い淫らな責め具を固定する麻縄の服を着せられ、布の猿轡ごしに喘ぎ鳴きながら赤い絨毯が敷かれた地下室の床の上で魚のようにのた打ち回っている青年は、この責め苦はまだ幸せな方であるだなんて事に気付く余裕も無いだろうが。

「う、ふぅぅぅ! んもっ、むぐっ! んむぅぅぅぅんっ!!」

口に詰め込まれた布を噛み締め、鼻と口を覆う白布の下から一際甘い悲鳴を発しつつ青年は縄に捕らわれた裸体を痙攣させ、もう何十回目かも分からない絶頂を迎えた。
青年の身悶えに合わせて、手首を背中で縛り二の腕を胸部に押し付ける縄がぎちぎちと軋む。左右の膝と足首を緩み無く括る縄が絨毯と擦れてざりざりと音を立てる。しかし、青年が幾ら苦悶の音を立てても無感情な責め具は駆動をやめない。縄で尻穴から抜け落ちないように固定された極太のバイブはヴィンヴィンと鳴りながら、休み無い絶頂で過敏になってしまっている青年の腸内を容赦無く抉り、再度の絶頂を強要してくる。

「んっ…んうぅぅーっ!! おぐっ、うふっ…ふも、おごぉっ…!」

尻穴への刺激のみで吐き出す精液が尽きる程に絶頂へと導かれた男根はじくじくと疼き、萎える事も許されないまま壊れた蛇口のように透明な先走りをとろとろと溢れさせている。絶頂へと追いやられ過ぎた肉体は感度計が振り切れ、縄の絞め付けや絨毯のチクチクとした感触を素肌で感じるだけでも快楽を覚える状態となってしまっている。

「うぐぅぅ! ん、もっ! むぅー、むぐぅぅぅーっ!!」

快楽が生む悦びに浸食された肉体が少しずつ快楽に抗えない物へと変わっていく事を恐れ、青年は大粒の涙で濡れた目を自分を見下ろしている男に向け、自分を快楽地獄で悶え狂わせている張本人の男に責めの終わりを求めて懇願の唸りを上げた。
だが、それは逆効果だった。自分の妹が受けた恥辱を倍以上に増幅して青年に叩き込みたいと考えている男にとって懇願を行う程に苦しんでいる青年の姿は目に見える成果でしか無く、許しを請う余裕があるという事実は、更に責めを強くしても問題無いという確信を与えてしまったからだ。
無様によがり鳴く青年を眺めながら、男はポケットの中で左の親指を動かす。正確には、青年の尻穴に固定したバイブのリモコンのスイッチを、MAXと書かれた位置にまでスライドさせる。
それをしたらどんな変化が起こるか。答えは簡単だ。青年は一層激しくなった尻穴への責めに目を剥き、懇願を行う余裕も失って床の上で縛り上げられた裸体をガクガクと震わせ、くぐもった甘い悲鳴で地下室を埋め尽くしつつ今までよりも間隔の短い連続絶頂にただただ苦しむ事しか出来なくなる。

「うぎゅぅぅぅぅぅんっ! んも! もごぉぉ! ふぅっ、ふぐっ! んっんっ、んむぉぉぉーっ!!」

助けの来ない場所に監禁され、快感で揉みくちゃにされ、反抗心を削り落とされる青年を、男は許すつもりなど無い。それ故に、青年はいずれ崩壊を迎え、快楽を追い求める事以外何も考えられない淫乱としてこの地下室で飼い慣らされる日々が訪れるだろう。
それは、残酷で、悲惨で。けれど、それまで青年が行ってきた非道の数々を考えれば幸福な物だと言い切れる、淫猥な末路だった。





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