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没落は淫らな幸福の始まり

2016.07.03.Sun.21:00
父が行っていた不正が発覚して没落した貴族の青年は、自身がまだ高い身分であった時に父の友人として知り合った貴族の男にその身を買い取られた。転落を味わい、きらびやかな世界から追い出され打ちひしがれていた青年は、自分の買い手がその男に決まった瞬間心に安堵を覚えていた。以前のような生活は送れないにしても、その男の人格ならおかしな事はされないだろうと安堵していた。
だが、青年のその認識は間違っていた。それを、青年は初日に思い知らされた。
その男の人格は黒い部分を青年の前で覆い隠していただけであり、決して良い物ではない。本当に良い人格を持つ者ならば、買い取った青年に下す最初の命令を自らの手で衣類を全て脱ぐ事にしたりはしない。青年の父が愛用していた物と同じ型の椅子を用意し、全裸の青年に普通とは違う形で椅子に身体を預けるように指示したりはしない。躊躇いながら座面に背中を、背もたれに腰を預け、恥じらいながら股間を丸出しにした青年の手足を麻縄で椅子の肘掛けに縛り付け、椅子の上で恥部をさらけ出したまま隠す事はもちろん、移動する事すらも叶わないように拘束したりはしない。
優しい態度の下に隠していた男の本性に襲われ、男根と尻穴が部屋の明かりに照らし出される体勢で裸体を固定されてしまった青年は、自分の甘さを後悔すると同時に深い恐怖を抱いていた。
抵抗をしようにも、買われた立場である青年は一切の抵抗を許されていない。粗暴という言葉から遠く離れていたと思っていた男から拘束を与えられ、身動きの出来ない状況に追いやられた青年は、これから何をされてしまうのか全く分からずにただただ得体の知れない恐怖を強く感じていた。
そんな分かりやすく怯える青年に男は愉しそうに微笑み、無防備な尻穴に右の指を這わせた。そして、身を強張らせる青年に向かってあやすような優しい言葉をかけながら緊張している尻穴をほぐすように刺激し、苦痛を欠片も含まない緩やかな悦びを、うぶな青年の肉体に注ぎ込み始めた。

「どう? 痛くないでしょう? お尻の穴を揉まれて、気持ち良いでしょう?」
「あぅ、んぁ…はぁうぅ…」

人差し指と中指の腹で恥ずかしい穴をくにくにと揉み込まれる。そんなの本来なら不快なだけのはずなのに、青年は濡れた声を上げて硬くふくらんだ男根を自らの眼前で揺らめかせてしまう。
丹念に揉まれながら男の指を染み出た腸液で汚す尻穴と、先端から透明な蜜を滲ませて震えている男根を見つめて、青年は嬉しそうに鳴いている。男の質問にも答えずに、喘ぎ鳴いている。
問いに反応が上手く出来ない程に快楽を覚えている青年の様子に男は口角を吊り上げながらも若干の不満を抱き、口調を尖らせつつ指の動きを変え、青年に淫らなお仕置きを加えた。

「こら、ご主人様の質問にはちゃんと答えなさい。ちゃんと答えない子は…こうだよっ」
「ひゃぅぅぅんっ!? ゆ、びぃっ…おひりにぃぃっ……!」

それまで穴の浅い部分を中心に責めていた男の指が突然尻穴に対して垂直になり、じっくりと時間をかけて解された尻穴にゆっくりと沈み込み出した。
恥ずかしい穴への指の侵入。けれど、青年は侵入に対して痛みも嫌悪感も無い。長い時間をかけて柔らかく、かつ感度を高められた尻穴はゆったりとした速度で入ってくる指を抵抗無くすんなりと受け入れ、もっと気持ち良くしてもらえると本能で察知した腸内の肉は侵入してきた男の指をまるで歓迎するかの如く熱烈に絞め付け、淫猥な水音を立てながら美味しそうに指をしゃぶっている。
想像をはるかに超える淫らで可愛らしい青年の尻穴の反応に、男は思わず生唾を飲み、今すぐこのいやらしい穴を指で掻き回して絶頂する姿を眺めたいと考えた。が、どうにか理性でその欲望を押し留めた。青年を一方的に嬲り、連続で絶頂に追いやるだけなら誰が買い手になっても出来る。しかし、男が本当にしたいのはそれじゃない。男がしたいのは、親子ほどに年の離れた青年を、永遠に口にしないままで終わると諦めていた強い愛情を抱いた青年を甘い快楽調教で身も心も躾け、自分無しではいられない立派な淫乱に育て上げて一生可愛がる事なのだ。
だから、男は自らの体内で渦巻く獣欲を押さえ付け、優しくかつ有無を言わせぬ口調で尋ねた。

「さぁ、次はちゃんと質問に答えなさい。私の指は、気持ち良いかい?」
「ひもっ…きもひぃ、れひゅっ…」
「じゃあ、もっともっと気持ち良くなりたいかい?」
「なりひゃい…れふっ」

思い通りの返答を行う青年に、男は背筋をゾクゾクと痺れさせる。興奮した男は無意識に自分を落ち着かせる為に唇を舐め、張り詰めた青年の男根ごしに見える蕩けた赤ら顔をじっと見据えながら、尋ねた。

「なら…私の指を動かして、君を気持ち良くして…たくさんイかせてあげてもいいよね? 君の綺麗な顔が自分の出した精液でどろどろに汚れちゃうけど…気持ち良くなれるなら、別にいいよね?」
「ひゃ、いっ…いいれふ……ごひゅじんひゃまの指れ、いっぱい、気持ち良くひてくらひゃぃっ。精液、びゅーびゅー……ださせひぇくだひゃぃぃっ…!」

ほんの数時間前まで尻穴で快楽を得る事すら知らなかったというのに、青年は今椅子に縛り付けられた裸体をはしたくくねらせて尻穴を責められる快楽をねだっている。考えていたよりもずっと淫らな心と肉体をしていた青年。けれど、男はその淫らな青年を見て更なる愛しさを覚え、興奮を抑え切れぬ掠れ声で宣言した。

「もちろんだよ…これから毎日、おかしくなるくらい気持ち良くして、イかせてあげる。私の指で、舌で、声で、性器で君をイかせて…たっぷり可愛がるからね」
「はいぃぃっ…ごしゅじん、しゃまっ。可愛がってっ、かわいがっひぇくだ、ひゃ、いぃぃぃっ…!」

その日貴族の男の屋敷では、金で買い取られたはずの青年が幸せそうに喘ぎ、絶頂の際にはこれ以上無い悦びに満ちた甘い悲鳴を屋敷中に響かせていた。





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