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捕らわれスパイには快楽機械漬けの日々を

2016.06.16.Thu.21:00
「んーんっ! んぅ、ぐふぅぅぅ!」
「あ、おぉぉ…あぉ、ふぐぉぉぉっ!」

二人の男は、ビルの最上階にある社長室で唸っている。それぞれ秘書と研究員の立場となって会社に潜り込み、正体を暴かれる日までスパイとしての活動を行っていた二人の男は、自分達以外誰もいない社長室で黒のギャグボールを噛まされた口から意味の無い唸り声を発し、どうにかして拘束を解こうと暴れている。
しかし、その動きははっきり言って無駄だ。何故なら、二人のスパイの身体は今特殊な方法で拘束され、暴れる事はおろか身じろぎさえまともに行えない状況にされてしまっているからだ。
極秘に開発されていた黒色の箱に捕らわれた肉体を自力で解放する術は無い。バスケットボールとちょうど同じくらいの大きさをした四角い箱に裸体の首から下を飲み込まれた状況では文字通り手も足も出せず、スパイ達は言葉を封じているギャグボールから飲み込めない唾液を飛ばしつつ唯一自由に動かせる顔を振り乱し、苦しげに唸るもう一人の表情を見ながら自分を詰め込んだ箱をテーブルに固定しているベルトを虚しく軋ませる事しか出来ない。

社長室の壁際に飾られた振り子時計が二人にとって絶望の幕開けとなる九時へと近付いても、二人のスパイは恐怖に怯えながら半狂乱で唸りを上げ、無駄だとその身をもって知りつつも存在しない希望を求めて箱詰めにされた裸体をじたばたともがかせるしか無い。
…もちろん、奇跡など起こりはしなかった。スパイ達のもがきはやはり何の意味も無く、時刻は九時を迎えてしまった。
途端、振り子時計がボーンボーンと鳴り始める。それと同時にスパイを拘束した箱に設定されていたタイマーが動き出し、逃れられないスパイの裸体を容赦無く嬲り始めた。
痛みからは程遠く、気が狂いそうな程に気持ち良さが駆け巡る、苛烈な快楽を叩き込む甘く無慈悲な責め苦で、だ。

「うぎゅぅぅぅっ! むがっ、あぉぉぉぉ!!」
「あがっ、うぐぅぅ! うー、うぅぅ! あごぉぉぉーっ!!」

小さな箱に詰め込まれた裸体を甘く責め立てられる刺激は思わず目を剥いてくぐもった絶叫を上げてしまうくらいに強烈で。二人のスパイは堪える事すら出来ずに首から下全てが男根に変えられてしまったかのような激し過ぎる快楽責めで悶え鳴き、今日もまた何十回何百回と絶頂へ追いやられる。

「うー! んむぅぅ、ふぐぅぅ!」
「ふ、ひゅぅぅ…は、がっ、んも、むふぉぉ!」

雇い主の情報を引き出す為の拷問を加えられるより、機密情報を握った者を生かす訳にはと命を奪われるより、ある意味残酷で非情な快楽機械の実験台として生かされる日々を与えられた哀れなスパイ達の淫らな悲鳴は、部屋の主も助ける者もいない社長室に響き渡っていた。






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