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いがみ合う少年達は快楽で仲良くなる

2016.06.02.Thu.21:00
「くっ…ふうぅっ! お前の…せいじゃぞぉっ! お前が、人間なんぞと…手を、組むか、りゃあぁぁっ…!」
「何を、言っと、りゅぅっ! おまえりゃ…人里れ悪さを、繰り返して…なけりゃ手なぞ組みは、あ、んあぁぁぁぁ!!」

山奥の岩壁に空いた洞穴の最深部にある開けた空間で、堪え切れない喘ぎを交えながら言い争う声が反響している。
その声の主は、二人の少年。黒と薄茶色の縞模様をした耳と尻尾を生やした狸の妖怪と、金色の耳と尻尾を生やした狐の妖怪だ。
本来ならば、妖怪は恐ろしい存在であるはずだ。しかし、今の狸少年と狐少年の状態は、妖怪の恐ろしさとは遠くかけ離れた無様な物となっている。一糸まとわぬ裸体にされ、足をがに股に開き左右の手を後頭部に重ねたまま術によって自らの意志では動かせないように固定され、お互いの痴態が良く見えるよう向かい合わせにされた姿で無防備な身体に強烈な快楽を生み出す術を施されてよがり狂わされているのだから当然だ。

触れてもいない乳首が肥大して絶えずじくじくと疼き、幼い男根は小刻みに脈打ちつつ先端から精液がわずかに混ざった透明な蜜をとろとろと分泌し、尻穴は垂れ下がった尻尾に腸液を滴らせながら自覚出来てしまう程に大きな開閉を行い、全身の肌は汗が伝っただけで快楽を覚えるくらいに過敏になっている。
否定し切れない量の気持ち良いが連続して訪れる快楽責めを加えられた狸と狐は、心の内では限界を叫びたいと考えている。このままでは気が触れると確信出来る程に思考を快楽の波で炙られる状況に追いやられているのだから、何も不思議な事は無い。けれど、狸と狐は懇願を一切口にしない。それどころか、気丈な態度を必死に作り、震える唇を使って怒りの言葉を、自分達の痴態を眺めている人間の青年に向かって放つ。

「お前…覚悟、しておけ…んぅっ、くぅぅっ! 絶対、後悔させて、あぁっ…やりゅぅぅっ…」
「わしを、利用したばかりか…ふぅっ! わしにこんら辱めをあたえへ……ただで済むと、思う、にゃ、あぁぁ!」

自分に恥辱を与えた人間の青年に対して、妖怪の少年達は舌足らずな口で怒気をぶつける。
だが、一生懸命にぶつけられた怒気はその矛先である人間の青年に何のダメージも生み出していない。むしろ、人間の青年は一生懸命に強がる妖怪の少年達の様子を二人の間に立って眺め、小さく微笑みながらその胸の内により激しい加虐心を沸き立たせていた。

「おー、怖い怖い。んじゃ、そういう報復が出来ないよう、しっかりと反抗心を叩き壊しておいてやろうな」

言いながら、人間の青年が左手を狸の少年に、右手を狐の少年にかざす。
かざされた手を見た二人はさっきまでの強気さが虚勢であったと示すかの如く表情と尻尾を恐怖で強張らせ、無意識に二人揃ってやめてくれと絶叫しそうになったが、その絶叫はどちらの口からも発せられなかった。
どうにか飲み込んだ訳ではなく、人間の青年が快楽を注ぐ術を強めた事で、許しを請う絶叫が喘ぎの絶叫で塗り潰されたからだ。

「ひぎぁぁぁぁぁーっ!? あっ、あ! ぎひぃぃぃぃぃっ!」
「ほ、おぉぉ! ん、お! ほぉぉぉぉぉぉんっ!?」

想像すらしていなかった暴力的なまでの快楽に、狸と狐の少年はもはや理性を留める事以外何も出来ない。
妖怪としての誇りを守ろうとする意志も、仲の悪いもう一人に惨め過ぎる姿を見せまいとする意地も、絶頂を堪える思考も保つ余裕は無く、二人の少年妖怪は喉が張り裂けそうなくらいの声量で鳴き喘ぎながら数秒に一回のペースで軽い絶頂を味わう惨め過ぎる状態へと二人一緒に陥った。

「ほらほら狸君、俺の言葉に乗って君が捕まる理由を作った狐があんなに情けなくイき狂ってるんだから、ちゃんと見ないと損だよ? 狐君も、狸君の無様なところが見たくて俺の狸退治の協力をしてくれたんでしょ? 見たかった光景が目の前にあるんだから、もっとしっかり観察しておかないと」
「そんらの、どうれも、いぃぃぃ!」
「ゆりゅじで、たじゅげで! イぐ、イぎゅ! イぐぅぅぅぅーっ…!!」

狐と協力した人間に捕らわれた狸妖怪の少年と、裏切った人間に不意を突かれて捕らわれた狐妖怪の少年に叩き込まれる拷問のような甘い責め苦は、人間の青年の言葉通り二人の少年の反抗心が欠片も残さずに壊れるまで続けられた。
そして、責め苦が終わりを告げた時に出来上がっていたのは、いがみ合う事を忘れて仲良く快楽を貪る、二匹の従順な妖怪少年の肉奴隷だった。




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