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少年ヒーローは残酷な機械の中に閉じ込められる

2016.05.26.Thu.21:00
街の人への流れ弾を身を挺して防ぎその時の衝撃で気を失ってしまった少年ヒーローは抵抗すらも叶わずに敵である悪の組織に連れ去らわれ、圧迫感と暗闇の中で目を覚ました。
眠っている間にヒーロースーツを脱がされ裸体にされた身体は、両手両足を仰向けで大の字に伸ばしたまま硬めのスポンジのような物に強く包み込まれていて全く身動きが取れない。そして、肉体を包んでいる物は少年ヒーローの顔周りにも配置されており、それに上と左右から押さえられた頭部は顔を横に倒す事すら出来ず、またそれは顔の正面をしっかりと覆って少年の視界を闇一色に染め上げてしまっていた。
見えないように、光が差し込まないように加工して空気穴を作られているらしく、少年の呼吸は何の問題も無い。だが、力の源であるヒーロースーツを奪われて無力な裸体にされ、その裸体を大の字のまま一切の抵抗が不可能な状態にされ、周りの様子を見る事はおろか、音さえも聞こえない状況に追いやられた少年は息苦しさを感じるよりもはるかに強い不安と、焦りを抱いていた。

「ぐっ…うぅ、んくぅっ…!」

ヒーローの力の無い今の状態で、過剰な拘束をどうにか出来るとは少年自身も思っていない。
けれど、どうにかして脱出しなければ何をされるか分からない。より窮地に陥る前に逃走をと考え、少年ヒーローはわずかな可能性に賭けて全身に力を込め、自分に圧迫と暗闇と不自由を与えている拘束から逃れようとした。
しかし、悪達は少年ヒーローのその行動を見越していた。少年ヒーローは決して諦めを抱かず、身動き一つ取れない状態でも淡い希望を持ち、全力で脱出を試みるだろうと見越していた。
見越した上で悪達は、少年ヒーローを閉じ込めた箱に仕掛けを施していた。それは一定以上の振動を感知すると作動し、近くに自分達がいなくても自動で少年ヒーローを容赦無くいたぶる無慈悲な仕掛け。そんな仕掛けがあるなどと気付く由も無い少年ヒーローは、仕掛けが作動するのに十分な振動を必死の足掻きで生み出してしまった。そして、作動した仕掛けは、意思を持たぬ機械達は、逃げ場の無い少年ヒーローの裸体を容赦無くいたぶり始めた。

「んひぃぁぁっ!? ひゃ、ひ!? にゃにっ、こりぇ…あひゃ、くしゅぐ…ひひゃぁぁぁーっ!!」

少年ヒーローの首から下を包む物が細かく振動し、身体中を刺激する。それも、脇の下や足の裏といったくすぐったさに弱い場所、男根や尻の谷間、左右の乳首やうなじといった快楽に弱い場所を他に比べて強い振動で刺激してくるのだから堪った物ではない。
全身への振動が始まった途端、少年ヒーローの口からは甘く濡れた笑い声が抑え切れずに溢れ出し、脱出を試みる動きに意識を集中させる事は出来なくなった。

「あぁ! ひ、ぎ、あぁぁ!! とめ、ひぇ! ん、ひゃぁぁ! こんりゃ、の、無理、むりむりぃぃぃっ!!」

くすぐったさと快楽が混ざり合った感覚に嬲られた少年ヒーローは、始まって一分程しか経っていないのに乱れ切った呼吸交じりに懇願を叫び、責め苦の終了を望んだ。
けれど、少年ヒーローの悲痛な望みが聞き入れられる事は無い。少年ヒーローを無慈悲な機械仕掛けの箱に入れた悪達は同じ部屋にはおらず、何より振動を感知して作動する仕掛けは苦悶する少年ヒーローの痙攣に反応して作動時間を伸ばしてしまうので、勝手に停止する事は故障以外あり得ないのだ。

「あぁぁぁーっ!! ゆ、りゅじ、ひぇ! あ、ははっ、ひぃっ! くりゅ、ひ…たしゅけ、へ…ひひぃっ……出してぇぇっ…!」

悪に捕らわれ、残酷な機械の中に閉じ込められた少年ヒーローの笑い声と悲鳴は、機械の駆動音と共に部屋の中に虚しく響いていた。





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