FC2ブログ

意地悪な快楽で男は手玉に取られる

2016.03.25.Fri.21:00
「うぅっ…む、うぐうぅ。ふぅー…んぶぉぉっ…!」

歯を割って噛まされた布の猿轡と、その上から施された鼻と口をきつく覆う猿轡。二重の猿轡で言葉を奪われた男はくぐもった声で苦しげな唸りを上げながら和室に敷かれた布団の上で裸体をよじらせ、手足の拘束を解こうともがいている。
しかし、男がどれだけ必死になってもがいても、手足に与えられた拘束は解けない。男が両手両足に力を入れても、左右の手首と足首に結ばれた縄は男の試みをあざ笑うかのように天井の梁と男の手足の間でビンと張って軋むだけで緩みすらせず、男は一向に自分の置かれた状況を変えられない。
口に施された猿轡を外して文句の一つでも言いたいのに、言えない。天井の梁と縄で繋がれた手足を曲げて裸体を隠したいのに、隠せない。自分を拘束し、無抵抗な状態に追いやったうえで一方的に快楽を注いで辱めてくる男から逃げたいのに、どうやっても逃げられない。
どんなに暴れても、無意味で。どんなにもがいても、無駄で。男は必死で逃れようとする様子を目と耳で愉しまれながら、抵抗虚しく丸出しの恥部を拘束を与えた男の思い通りに責め立てられ、望まぬ快楽に悶えさせられてしまっていた。

「ふふっ、手と足に縄が食い込むのも構わずに一生懸命暴れて…そんなに、嫌なんですか?」
「うぅぅぅ!」

当たり前だ。その思いを込めて、男は唸った。それは怒気を込めた鋭く強い唸り。けれど、意地悪な男はそんな鋭い唸りを聞いて嬉しそうに微笑み、わざとらしい優しげな口調で言った。

「嘘は駄目ですよ。本当に嫌だと思っているなら、私の指がぬるぬるに濡れるくらいに性器から先走りを垂れ流すはずが無いし、柔らかい肉を擦ってる私の指を尻穴がきゅうきゅう絞め付けるはずも無いでしょう?」
「むぅ!? んぐぅぅぅぅーっ!!」

笑顔で尋ねながら、意地悪な男は左手の親指で勃起している男根の亀頭を先走りのぬめりを使って素早く擦り、尻穴に挿入した右手の人差し指と中指で男の弱点である前立腺を小刻みに押し上げた。嘘を吐いたお仕置きと言わんばかりに強められた快楽責めに男は手足をガクガクと震わせ、甘い悲鳴を発しながら布団の上で裸体を仰け反らせた。
男は哀れな程に快楽に翻弄され、淫らに身悶えている。だが、意地悪な男は手加減を一切加えず、むしろより無慈悲に快楽で翻弄して男を追い詰めていく。

「ほら、気持ち良いでしょう? 性器と尻穴を同時に苛められて、気持ち良いでしょう? 正直に気持ち良いって認められたら、焦らすのをやめておかしくなるまでイきまくらせてあげますよ? どうしますか?」
「うー…! むふうぅー…っ!」

気持ち良さを覚えている事を認めたら、射精をさせてもらえる。甘美な提案に男は一瞬揺らいだが理性は陥落を思いとどまらせ、顔を左右に振りつつの拒否を男にさせていた。

「そうですか…じゃあ、まだまだイかせてあげられないですね。ちゃんと素直になれるまで、貴方はイけそうでイけない今の状態のままです」
「う、ぐ…ふむ、うむぅぅ…!」

自由を取り上げられ、快楽で手玉に取られている男はもはや意地悪な男の良い様に弄ばれるしか無く。意地悪な男は淫らな陥落を遠ざける為に気持ち良さを否定する男に決して絶頂には至れないもどかしい快楽を注いで陥落を促し、自らの欲望と理性の板挟みになって苦悶する男の淫猥な様子を心の底から愉しんでいた。




↓よろしければ、応援クリックお願いします↓

小説(BL) ブログランキングへ

にほんブログ村 BL・GL・TLブログ BL短編小説へ
にほんブログ村
blogramで人気ブログを分析


B L ♂ U N I O N
↓よろしければ、こちらも応援クリックお願いします↓




















ゲイ向け野郎系コミック、電子書籍のダウンロードショップ - DLsite G

関連記事
スポンサーサイト
[PR]

コメント

管理者のみに表示