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欲しい気持ちは焦らされて溢れ出る

2016.02.25.Thu.21:00
この作品はカナさんのリクエストを元にして書かせていただきました。リクエスト、ありがとうございました!


「あ…はあぁぁっ…! っ、ふ…ん、はぅぅぅっ……!」

悶えている内に顔からずり落ち、ベッドの上に転がっている黒縁の眼鏡をかけ直す余裕も無い男は、艶やかに濡れた喘ぎを発しながら裸体をビクつかせている。
赤く火照り、しっとりと汗ばんだ男の裸体はもはや甘い快楽のせいで小刻みな跳ねがとめられず、男の物でありながら男の言う事を聞いてはくれない状態だ。手は真っ白なシーツをしわが付いてしまう事も忘れてぎゅっと握り締めたまま離せず、ベッドに沈み込んだ胸板と顔を再び持ち上げる事さえ出来ない。足は限界まで開いたまま閉じる事も出来ず、背後にいる男に向かって無防備な恥部を、男が自覚出来る程の収縮を繰り返している尻穴と透明な先走りを細い糸を作りつつベッドに垂れ流しているふくらんだ男根を、何もかも晒してしまっている。
淫らな様子を隠す意志さえ失い、尻を高く掲げた裸体をベッドの上でよじらせている男の思考回路は、すでにぐずぐずだ。頭の中は快楽を追い求める事に夢中で、淫猥な自分を見られる事すらも快楽へと変換するくらいに蕩けている。
だが、男の背後にいる男はそれを知っていながら、意地悪な手付きを続けている。気持ち良くなりたい、を男が声と全身で無意識に示しているのをしっかりと把握しておきながら背後の男はそれを無視し、気持ち良いのに絶頂は迎えたくても迎えられないというもどかし過ぎる快楽を、男の下半身を指先でくすぐる事で生み出していた。

「あぁぁっ、そこぉっ…けひゅあなとひんこ、もっろ……」

背後の男の指の腹が、パクパクと開閉している尻穴と淫蜜を分泌している男根の先端を優しくくすぐる。しかし、男がいやらしく腰を振り、尻穴と男根の先端の穴で指に吸い付き、ようやく訪れる絶頂を期待した瞬間背後の男はそれを敏感に感じ取り、尻穴と男根から指を遠ざけてしまう。

「やぁ、っ…やめ、な…んうぅ!」

思わず男は不満げな声を漏らして、淫液で汚れた股間を背後の男に向けて突き出す。背後の男はそんな可愛いおねだりを微笑んで眺めながら腸液と先走りでてらつく指を男の太ももの裏にあて、撫でるような仕草で尻たぶまでをくすぐり、男に甘い悲鳴を上げさせた。
全身が熱く、頭が真っ白になるくらいに気持ち良いのに、一度もイかせてもらえない。背後の男の意地悪で巧みな指の動きに散々焦らされた男の下半身は感度が高まり、尻を揉まれるだけでも、足の裏をくすぐられるだけでも、男根や尻穴を弄られるのと同じくらいの快楽を覚えてしまう。
絶頂寸前の位置から下りる事も上る事も許されない状況で責められ続けた男は、この生殺しの状況が早く終わる事を心から望んでいた。そして、その時は不意に、寝室に響く目覚まし時計の電子音と共に訪れた。

「あちゃー…もう一時間ですね、先輩」
「ふぁ…いち、じかん…?」

突然鳴り響いた目覚ましの音と、突然とまった指が与えてくる快楽に困惑する男は、舌足らずな口調で聞かされた言葉を口にしながら背後にいる後輩の男を首を右後ろに回して見た。
汗と涙と唾液に濡れた先輩の赤い顔を見た後輩は、自分だけが知っている淫らな先輩のエッチな表情を見た後輩は生唾を飲み、自身の男根をそそり立たせ、今すぐに襲い掛かりたい衝動をどうにかして抑え込みながら目覚ましをとめつつ白々しく言った。

「先輩が言ったんでしょ? 今日は疲れてるんだから一時間だけだって。もっともっと先輩をエッチにしてあげたいんですけど、目覚ましが鳴っちゃったから今日はこれでお終い、ですね」
「っ、あ…」

確かに、言った。後輩と恋仲になった日から毎夜のように抱かれ、どんどん淫らになってしまっている自分に危機感を覚えて、二人きりになった瞬間後輩が欲しくなる自分を何とかしてコントロールしようと考え、その第一段階としてまずは時間制限を設けた。
けれど…それは完全に逆効果だったようだ。
一時間という時間制限を設けた事で、後輩はそれを先輩自身の意志で撤回させる為に焦らし責めを行って、より激しい快楽を求めざるを得ない発情状態に先輩を追い込んでしまった。そして何より、愛しい相手と過ごす一時間があまりにも短い事に気付いたせいで先輩はこれ以上無い物足りなさを感じ、欲しいと思う心を抑え込む事の虚しさにも気付いてしまった。

欲しい、もっと欲しい。
快楽が欲しい。幸せな時間が欲しい。代わりの利かない愛しい恋人が欲しい。
溢れ出した欲望はもはやとまらず、とめようとする発想を捨てた先輩は溢れる欲望をそのまま口に出し、心の底から欲しいを告げた。

「お、ねがっ…足りないぃっ…! もっと、してっ…いっぱい、気持ち良く…ひてぇっ……!」

焦らす必要は、無い。焦らして愉しむ余裕も、無い。
後輩は一生懸命におねだりをする先輩を見て背筋を興奮で震わせ、左右の指を先輩の尻穴と男根にあてて動かし、激しい快楽を注ぎ込み始めた。

「んぁぁぁぁーっ! しゅごっ、きもひぃっ…あぁ、イぐ! イっちゃ、あ! あぅぅぅぅ!」

一時間もの間焦らされていた先輩の裸体はあっという間に上り詰め、待ち望んでいた絶頂をあっさりと迎えた。
男根から放出された白い体液が、勢いよくシーツにぶつかる。その上に、尻穴から滲み出た腸液がぽたぽたと滴り落ちる。

「まずは…一回目、ですね。先輩」
「あ、はぁぁっ…!」

イった直後で痙攣している尻肉を優しく後輩の指でくすぐられながら遠回しにまだまだこれからと宣言された先輩は、尻穴と男根をきゅんきゅんと疼かせ、尻穴と男根以上に心を、激しい快楽で愛される事への期待で疼かせていた。




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